矯正治療を進めるうちに過蓋咬合になってしまい心配

相談者: ぷりさん (29歳:女性)
投稿日時:2015-05-07 05:50:13
矯正治療を進めるうち過蓋咬合になってしまいました

ガミースマイルの治療のため、上顎前歯をあげて下顎前歯を引っ張り出すようにしたのですが上がりすぎたのか、上の歯と下の歯がガチガチとあたるようになり、1/2くらい被さっている状態です
(歯同士や、前歯がブラケットにあたり欠けてしまってきています)

1/3以上の被覆はディープバイトだと思うのですが、この先この歯並びで悪影響はないのでしょうか?


なんだか歯がすごく当たっていて気持ち悪いですし咬耗症などになるのではないかと心配です。。

ドクターは削って少し咬合調整をすると言っているのですが将来的に咬耗が心配なのに、健康なエナメル質を削るのも嫌ですし、削って修正できる範囲を超えているような気がします

治す方法はないのでしょうか?


害はないのか?(このくらいの噛み合わせなら許容範囲なのか)
治す方法はあるのか?

2点について教えてください


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-05-07 08:16:30
ご相談ありがとうございます。

治療のゴールをどのように設定しているかが分かりませんから、一般的に回答します。

>害はないのか?(このくらいの噛み合わせなら許容範囲なのか)
>上の歯と下の歯がガチガチとあたるようになり

奥歯よりも前歯がその状態ならば許容範囲とは言えないと思います。
将来何か問題が起きる可能性があるからです。


>治す方法はあるのか?
>健康なエナメル質を削るのも嫌ですし

一生歯を残す原則は削らないこと,神経を抜かないことです。


>削って修正できる範囲を超えているような気がします

それは原則を二つとも破る可能性が出てきます。

矯正治療のメリットは歯を大きく削らないことです。
もう一度計画について確認して,必要があれば矯正治療の修正で乗り越えられないか相談すると良いかもしれません。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2015-05-07 20:38:13
削るのはしない方が良いと思います。

ワイヤーを外して最終段階に入った時には、矯正には、後戻りが付きものですから、放置するだけである程度ぶつからなくなってしまいます。
よほどしっかりしたリテイナーでない限り戻ると思います。


前歯の咬みあわせに執られていると、臼歯欠損による臼歯部咬合高径が低下していることに(前歯の咬みあわせが深くなる)気が付いていない場合が多く、本質的には解決しにくいかもしれません。

下顎前歯を上げようとすると、必要以上にスピー湾曲(調べてください)が強くなっている可能性もあります。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぷりさん
返信日時:2015-05-14 11:37:56
さがら先生、松山先生
ご回答ありがとうございました。

とても参考になりました!

ご回答をもとにドクターにも相談してみました。
良い方向に行くとよいのですが…


ありがとうございました



タイトル 矯正治療を進めるうちに過蓋咬合になってしまい心配
質問者 ぷりさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
過蓋咬合(かみ合わせが深い)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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