先生方は、ここ1年で何件ぐらいゴールドインレー・クラウン治療をした?

相談者: ホワイトコートさん (28歳:男性)
投稿日時:2015-05-17 23:21:40
ゴールドのインレークラウンって歯科のメニューの中にはあれど実際に受ける患者さんって少ない気がする(知り合いの中でもやった人は聞いたことない)のですが、先生方は、ここ1年ぐらいで何件ぐらいゴールドのインレー・クラウンを使われましたか?

ここ5年ぐらいを見た時の「1年あたりの平均使用件数」と言った形でお答えいただければ大変参考になります。

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-05-18 08:15:55
ご相談ありがとうございます。

>先生方は、ここ1年ぐらいで何件ぐらいゴールドのインレークラウンを使われましたか?

私は数えきれないくらいです。


>「1年あたりの平均使用件数」

私は30年以上にわたり、インレーはクラウンよりも少ないくらい、ゴールドはセラミックより少ないけれど、たくさん治療しています。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-05-18 13:53:32
ゴールドは多いと思いますけどね。

僕も自分自身の奥歯の治療はゴールドです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-18 14:21:26
>さがら先生

かなり多く治療されていらっしゃるんですね。
使う先生はとにかく使うという感じなんですね。


>田尾先生

田尾先生はご自身の歯にもゴールドを使われているのですね。
やはりプロの方はゴールドが多いんですね。


さがら先生、田尾先生、
ご回答ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-05-18 15:08:12
年平均1〜2本ぐらいです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-05-19 12:38:58
ホワイトコート さんこんにちは

審美的な要望が強くなければ全ての患者さんに第一選択として紹介していますよ。

田尾先生もそうですが、私が父に治療してもらった歯は全てゴールドです。

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-05-19 12:49:34
うちの例だと、年にもよりますが、銀合金(パラジュウムと12%の金を含む)の方が、金合金(国際的には、こちらが普通)よりも少し多いですね。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-05-19 15:43:03
今もひとつセットしてきました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-19 19:24:57
渡辺先生、水川先生、藤森先生、田中先生
お答えいただきありがとうございます。


程度の差はあれ、みなさんされていらっしゃるのですね。


私の近くの歯科に何件か問い合わせてみたのですが、どこも1年に数件出るか出ないかといったとこみたいでした。


それで、1年に数件出るか出ないかでも、ちゃんと精密にできるんだろうか・・・と心配になって今回の質問をさせていただきました。


セメントや削り方まで全て保険の銀歯と全く同じ方法なら安心なのですが、もしそうでないのなら数件しか出ないのに精密にできるのかなあと思いまして・・・。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2015-05-20 08:19:31
ご返信ありがとうございます。

ご指摘の通り、歯科医師ごとに得手不得手があります。
それぞれの治療方法に特性があるからです。

またインレークラウンなどは歯科医師だけではできず、技工士さんとの連携が必要です。
その技工士さんにも得手不得手があります。
、また習熟といって手慣れているかどうかも重要す。
急に作れと歯科医師が指示をしてもうまくいきません。

また歯科医師も技工士さんも、習熟といって手慣れているかどうかも重要です。
他の複雑な治療が上手だから、当然ゴールドなんか上手なんだ、ということは無いと言えます。
そんな簡単な話ではありません。

ご自身が望む結果に近づけられるようよく調べましょう。

回答 回答8
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-05-20 14:13:55
私も臼歯ゴールドのインレーが入っています。歯科医ならばゴールドで!という時代に治療してもらいました。
あまりされていない先生にお願いしてもただ材料が違うだけで素材の良さが引き出せないかもしれませんから、お得意な方法で修復してもらわれた方が賢明だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-20 22:01:38
さがら先生、Dr.ふなちゃん先生、ご回答いただきありがとうございます。

実は、先日、近くの歯科でゴールドを注文してしまいました・・・。


ここ1〜2年は自分も技工士さんも全く作っていないとの事だったのですが、昔から通っていて信頼関係もできていた歯科だったのでお願いしてしまいました・・・。


ゴールドも銀歯もそんなに変わらんよとおっしゃっていたのでちょっと不安になってきたのですが、銀歯と同じやり方でもし治療された場合ゴールドの良さは全く生かされないと思ったほうがいいのでしょうか?
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2015-05-21 13:53:31
最低限金属の構成は変わるはずですから、金属アレルギーのリスクは低くなると思いますよ。

その他の部分に関しては、「ゴールドも銀歯もそんなに変わらんよ」というお考えの先生であればあまり変わりはないかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-21 16:18:01
田尾先生

ご回答ありがとうございます。

金属アレルギーのリスクは低くなるのですね。


2次カリエスを防ぐというのが最大の目的だったのですが、あまり変わりはないかもというのは具体的にはなぜ変わらないのでしょうか?


削り方が銀歯と一緒なので、銀歯と2次カリエスへのなりやすさは変わらない、という意味でしょうか?
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2015-05-21 17:16:03
例えば、保険では一般的にアルジネートという印象材型取り)が使われますが、自費で精度の高いものを作ろうとする場合はシリコン印象材というより高価で精度の高くなりやすい印象材が使われることがあります。

しかし、「ゴールドも銀歯もそんなに変わらない」というお考えであれば、自費であっても保険と同じアルジネート印象材を使われているのかもしれません。

自費と保険はただ材料が違うというだけではなく、実際には製作工程においても様々な差が出てくる可能性があるのですが、「材料だけが異なる自費治療」というものもあります。

ですので、本来であれば自費治療を受ける際には、

「保険と何が違うのか?」
「どんなメリットがあるのか?」

ということを事前に確認して、納得してから自費を選択する必要があります。
(何がどう違うのかは医院によって大きく内容が異なります)

ただ、一般的に保険の金属よりも自費のゴールドは性質的には上ですので、同じ先生が同じように作った場合、少なくとも材質面でゴールドのほうが良いものになる可能性は高いかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-21 18:11:42
田尾先生

具体的に教えていただき、凄く助かります。
ありがとうございます。


なるほど、型どりの時の素材も違うのですね。


保険と何が違うか、どんなメリットがあるかは事前にいくつか歯科に連絡して聞いたのですがどこも素材の違いをおっしゃっていました。

(一般的に目にする、ゴールドはアレルギーになりにくい、2次カリエスになりにくい、やわらかいのでなじみやすい、セラミックなどに比べ薄く作ることができるので削る量が最小限 など)


型取りにはシリコン印象材を使っていますよー」

という風に具体的な技術の話をされた歯科医院は0でしたし、素人があまり技術の話に突っ込んで聞くと嫌がられる先生もいらっしゃるので・・・。



最終的にしてもらった家の近くの歯科では拡大鏡を使っていて精密だと思っていたのですが、思い返してみると型取りが温かかったのでアルジネートだと思います。


ゴールドだと、ぴったりとくっつくように変形するということですが、

アルジネートで行った場合も最終的には伸びて隙間がかなり小さくなるということはないのでしょうか?
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2015-05-21 23:40:38
他の相談でも何度も繰り返し書いてきていますが、材料よりも歯科医の腕のほうが遥かに重要です。

例えば最高級の神戸牛でも、保存法や焼き方を間違えればその良さを引き出せませんよね?逆に安いお肉でも、調理法次第でおいしく頂くことはできます。

歯科においても全く同じことが言えるのですが、本当にレベルの高い治療をされている先生は良い材料を使うだけではなく、その材料の良さを最大限引き出すための様々な工夫をされています。ただ、そうした細かな工夫は一般の方にはなかなかすぐには理解できませんから、わざわざ説明する先生はかなりの少数派だと思います。(詳しく説明をしてもらいたいという患者さんばかりではありませんし、説明をするということ自体にも時間的コストが発生するなどの理由もあります)

ちなみに、もし本当に高い治療の質を求めるのであれば、保険自費を両方行っている医院ではなく、最初から自費のみを取り扱っている医院にかかられたほうがより質の高い治療を受けられる可能性は高くなるかとは思います。(自費専門でも?というところはあるので、確実ではありませんが…)

いずれにしても、患者さんが本当に腕の良い先生を見極めようと思ったらかなりの予備知識を身に付けて頂く必要がありますし、医師とのコミュニケーションを積極的に行うことも必要になると思います。



>素人があまり技術の話に突っ込んで聞くと嫌がられる先生もいらっしゃるので・・・

勉強をしていてこだわられている先生ほど、聞かれると喜んで教えてくれると思います。

ただ、上にも書いたように説明にも時間的コストがかかりますし、他に患者さんがいると他の患者さんを待たせることになってしまいますので、そういった部分の配慮はして頂く必要があるかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-22 00:07:47
田尾先生

ご回答ありがとうございます。


確かに、先生の腕次第というご回答をこのサイトでも以前からたくさん拝見しますが、やはり、何を持って腕がいいのかを判断する基準がすごく曖昧という印象が患者側からはある感じです。


それで、その基準がはっきりとできないので、素材や道具などで判断せざるを得ないという状況に追い込まれている感じがしています・・・。


逆に、

先生の腕次第ということなら、

先生の腕さえよければ

アルジネート保険の銀歯でも

シリコン+ゴールドを超えられる

精度が出せるということなのでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-22 00:32:07
それから、おっしゃるとおり、保険診療の歯科だと説明するのにもコストがかかるので聞きにくいですね・・・。
他の患者さんの事ももちろん気にしていますし・・・。


それで、このサイトが凄く助かっています。

私もWebアプリケーションを組んだりするものですから、田尾先生が企画開発されたこのサイトは世の中にとって凄く価値のあるものだと感じています。
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2015-05-22 08:42:26
質の高いアルジネート保険の銀歯 なら、質の低いシリコン+ゴールド を超えると思います。

ただ、例えばアルジネートは時間が経つと水分が浸出して寸法がかわったり、混水比を誤ると収縮率が変わってしまったりしやすいですが、シリコンの場合はほぼ経時変化が無くひずみも出にくいので、同じ先生が同じように作るのであれば良い材料を使ったほうが良い結果になりやすくなります。

これはあくまでも印象材だけの話ですので、実際には模型だったり鋳造だったり、その前の歯の形成だったりと、最終結果に影響する要素はたくさんあります。

どこまで突き詰めるのか?は先生によって異なるため、同じ保険のクラウン自費クラウンでも、先生によって全く結果が変わってくるわけです。(ただし、保険ではどこの医院でも同じ治療が受けられるということに建前上はなっているので、「うちの保険は他所よりもこだわっています!」というようなアピールは基本的にできません)



>私もWebアプリケーションを組んだりするものですから

おお!そうなんですね!

僕は独学なのでHTML、Java、PHP以外はVBをちょこっとかじった程度なのですが、自分でやりたいことをある程度形にできるというのは非常に役立っています。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-23 22:00:48
田尾先生

ご回答いただきありがとうございます。

先生が悪ければどんな材料を使っても悪くなってしまうということなのですね・・・。

技工士さんにもよるので、なんとも言えないところなんですね・・・。

勉強になりました、ありがとうございました。


>僕は独学なのでHTML、Java、PHP以外はVBをちょこっとかじった程度なのですが、自分でやりたいことをある程度形にできるというのは非常に役立っています。

実際に動かして運営されている所は素晴らしいと思います。
私も独学で、HTML・PHP・Javaなどです。

このサイトを使っていて一番助かるのは、メールですぐに知らせてくれるところです。

もし可能なら、ログインのところに「ログインしたままにする」のチェックボックスをつけていただけるともっと便利になると思います。

Cookieを使えばすぐに実装できると思いますので^^
回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2015-05-24 02:21:09
> ゴールドも銀歯もそんなに変わらんよとおっしゃっていたので

逆も言えると思います。

> 質の高いアルジネート保険の銀歯 なら、
> 質の低いシリコン+ゴールド を超えると思います。

このくらいのテクニックでもしその先生が治療をしていると仮定したら、どちらもそんなに出来栄えには違いは無いかも知れませんが、その分貴金属を使用しているというアドバンテージは得られるかも知れませんね。


もうひとつ。
二次カリエスは素材やテクニックだけでは防げません。
自身のケア+クリニックでのメインテナンスのほうが重要です。

変な話、どうでもいいようなレベルで入れられている保険のインレーでも、ちゃんと感染歯質が除去出来ていて、その後きちんとメインテナンスされているため何十年経っても再治療の必要など微塵も感じさせない方もいくらでもいらっしゃいます。

治療法や素材選びとほぼ同等に重要な点です。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-24 21:59:41
田中先生

ご回答いただき、ありがとうございます。

自身のケアやPMTCもしっかりと受ける必要があるのですね。

自分ではフロスなども含めて今まで以上に気をつけてケアをしていきたいと考えています。


今回アルジネート+ゴールドでしてもらった家の近くの歯科では先生だけでなく衛生士拡大鏡を使っているのですが、歯科のそういう気の使い方を考えればアルジネートはあまり気にしなくても良いと考えられますでしょうか?
回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2015-05-25 03:05:57
歯科のそういう気の使い方を考えれば
アルジネートはあまり気にしなくても良いと考えられますでしょうか?

そう思います。

私も結果的に歯の削った後の形態によっては、シリコンよりも寒天+アルジネートの連合印象の方が歯型が採り易い場合もあると考えておりますので、シリコン印象材を使用しないケースも稀にあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-27 00:18:16
田中先生

お返事が遅れてしまい申し訳ありません。

稀にだけれど、寒天+アルジネートでされるときもおありなのですね。

詳しく教えていただき、本当にありがとうございました。
回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2015-05-27 08:34:32
追加です。

印象材が、シリコンであろうと、寒天+アルジネートの連合印象であろうと、精度の管理が適切でないと議論の意味は何もありません。
精度に大きく拘る材料は、それらの印象材に注入する石工の管理がとても重要です。

それぞれの材料には特質があり、その知識が充分であること、そして材料の保管管理やしよう管理が適切であること、が医院側では決定的な成功要素となります。
それに加えて、技工所で製作する時の精度が又極めて大きな影響を与えます。

つまり人的な管理が高い精度をもたらすと言えます。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワイトコートさん
返信日時:2015-05-31 12:20:34
さがら先生

お返事が遅れてしまい申し訳ありません。

ご回答ありがとうございます。

印象材以外にも、その後の工程などでもしっかりと精度を追求しようとしていないと意味がないのですね。

技工所の質はなかなか判断しづらいですが、先生と良く話し合ってみたいと思います。

ありがとうございました。



タイトル 先生方は、ここ1年で何件ぐらいゴールドインレー・クラウン治療をした?
質問者 ホワイトコートさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ゴールドインレー(金の詰め物)
ゴールドクラウン(金の被せ物)
回答者




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