保険の銀歯と同じ素材で、自費で行うといくらですか?

相談者: リバースさん (25歳:男性)
投稿日時:2015-06-17 02:51:48
先生方は自費でやっていらっしゃるところが多いということですが。

保険の銀歯と全く同じ素材(パラジウム?)のものを自費で行った場合、いくらぐらいでやっていらっしゃいますか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-06-17 03:59:20
ゴールドのクラウンと同じですね。
違いは金属代です。

クラウンなので五万?プラス金属代です。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-06-17 09:25:33
保険の銀歯と全く同じ素材(パラジウム?)のものを自費で行った場合、いくらぐらいでやっていらっしゃいますか?

当院もゴールドクラウンと同じで金属代だけ別です。
保険点数の10割と言う計算はしません)

おそらく数千円の差なので、わざわざ自費でパラを入れる意味は無いと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバースさん
返信日時:2015-06-17 17:15:46
柴田先生、櫻井先生

お答えいただきありがとうございます。

先生方の回答の意味が少し分かりませんでした・・・。


自分が言われたのは、

保険の銀歯と全く同じ素材だが精密に作るので5.5万

マイクロなどの諸費用

あわせて12万ぐらい。

ということでした。


保険の銀歯と同じ素材で、それだけ精密に作ればそこまで値段は上がるものなのかなあと疑問だったもので質問させていただきました。


これはどのように考えれば宜しいでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-06-17 18:17:45
保険の銀歯と全く同じ素材だが精密に作るので5.5万
>+
>マイクロなどの諸費用
>あわせて12万ぐらい。

であればゴールドクラウンで作ってもらった方がいいんじゃないでしょうか!?



>保険の銀歯と全く同じ素材だが精密に作るので5.5万

かかられた歯科医院保険医療機関であれば保険の材料でマイクロで丁寧にやっても基本的には保険治療扱いで保険治療の料金での治療が原則なのですが・・・

ただ、保険の治療費では顕微鏡治療は赤字になるのも事実なのでリバースさんが納得できれば自費治療で精度の良い物をいれるのも1つです。


私の感覚ですが。
被せ物の料金の中にマイクロで削るチェックするは含める歯科医院が殆どだと思います。

目が悪い先生が、「私が眼鏡をかけると治療費が6万円上がります」的なものですからね。


>精密に作るので5.5万

この金額であれば顕微鏡を使用して銀歯作ってくれる歯科医院は多いと思いますよ。


おだいじに

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバースさん
返信日時:2015-06-17 19:18:59
井野先生

詳しくお答えいただき、ありがとうございます。

なるほど・・・やはりゴールドクラウンの方がいいですよね・・・

ゴールドクラウンになるとこれにさらに
+4万ぐらいで、
16万ぐらいになる
と言われました。
(5.5万+4万が素材分になるとのこと)


普段は保険医療機関ですが、自費でマイクロ+精密印象とかをすると
この値段になるとのことで・・・。


精密に作るので5.5万ということは、顕微鏡を使っているとは思うのですが・・・。


顕微鏡を使えば、保険の銀歯と同じ素材でも5.5万円まで値段が上がるぐらい性能が上がるものなのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-06-18 00:21:44
リバース さんこんばんは

>顕微鏡を使えば、保険の銀歯と同じ素材でも5.5万円まで値段が上がるぐらい性能が上がるものなのでしょうか

顕微鏡を使ったからというだけではなんとも言えません。

私の医院での話にはなりますが、自由診療であれば、時間をかけてマイクロスコープを使用して形成するのはもちろんのこと、型取りの材料や手間、噛み合わせを記録す材料もかわり、詰物を作る技工士さんも変わります。

そういったトータルの質の違いで値段が違ってくるので顕微鏡使用+精密印象だけなのかどうなのかよく確認いただいた方が良いかと思います。


>5.5万+4万が素材分になるとのこと

私の医院の話になってしまいますが、材料代は、治療費の他にそれぞれのかたにかかったグラム数によって実費をいただいています。


>保険の銀歯と全く同じ素材(パラジウム?)のものを自費で行った場合

ということ自体がナンセンスかと思います。なぜ保険の材料をわざわざ自費で薦めるのかがわかりませんね。


ご参考になれば

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバースさん
返信日時:2015-06-18 00:49:42
水川先生

ご回答ありがとうございます。

>時間をかけてマイクロスコープを使用して形成するのはもちろんのこと、型取りの材料や手間、噛み合わせを記録す材料もかわり、詰物を作る技工士さんも変わります。

まさに、このようなこと全体をしていただけるようです。

その全体を自費で高いレベルでやるんだけれども、最後のかぶせ物の金属が保険の銀歯と同じものを使用する。

ということみたいです。


ただ、素材だけを節約しているような気がするのですが、どうお感じになられますか?


保険の材料も、顕微鏡などを使って特別な技工士にお願いするので素材代は5.5万ということみたいなのですが・・・。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-06-18 09:59:45
>ただ、素材だけを節約しているような気がするのですが、どうお感じになられますか?

担当の先生に

「なぜ自由診療なのに材料は保険と同じなのか?」
保険の銀歯のメリットは何か?」

を聞かれてみてはいかがでしょうか?


個人的には(水川先生が書かれているように)「ナンセンス」なんですけどね…。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバースさん
返信日時:2015-06-18 10:48:39
櫻井先生

ご回答ありがとうございます。

聞いてみたのですが、

「なぜ自由診療なのに材料は保険と同じなのか?」

材料はあまり関係なく、大事なのは全工程を精密にやること

保険の銀歯のメリットは何か?」

普通の技工士と違うので、通常の銀歯よりも質が高く作れる。
そもそも、材料はさほど考えなくてもよい

といった感じで答えられました。


保険の銀歯でも、技工士が顕微鏡などで特別に丁寧に作ったものとそうでなくて作ったものでは予後に大きく影響するものなのでしょうか?
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-06-18 11:14:11
なるほど…

>大事なのは全工程を精密にやること。
>普通の技工士と違うので、通常の銀歯よりも質が高く作れる

確かにその通りなのですが、


>材料はあまり関係なく

と言う所は(個人的には)腑に落ちません。


一流の料理人であれば「大間のマグロ」と「冷凍マグロ」の差は解ると思いますし、それを食材として提供するのであれば材料の差は出ると思うのですが…。

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回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2015-06-18 11:45:17
私も、やろうとすればどんな金属でも精密に作れると思いますよ。

ただ、保険医療機関でこれを言いはじめ、やり始めてしまうと保険治療制度そのものが崩壊してしまいます。

私的に言えば、その先生が保険医療機関を辞退するか、金属を保険のものから自費材料のゴールドにするなど保険適応外の材料を使用して患者さんに納得してもらい治療を行うべきだと思います。


今の先生の説明でリバースさんが納得できなければ転院して保険治療で治療を受けられればいいと思いますよ。

自費治療にしたからと言って必ず良い結果になる訳ではありませんし、その保障もどこにもありません。

平均の寿命は6年程度ですが、上手な先生の銀歯であれば20年もっているいるものもありますからね。


おだいじに

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回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2015-06-18 13:34:27
保険医の柴田です。
最初の回答の訂正と追加です。


まず自費クラウンは6万円+金属代 +消費税でした。

金属代はゴールドだとgあたり5000円前後で4g使って2万円ぐらいですね。
保険の金パラだとgあたり800〜1000円前後なので4000円ぐらいかと思います。


ただ聞かれたから答えたのであって普段このような金パラを使った自費のクラウンなんてまず作らないと思います、保険医ですから。患者さんが保険証を持っていないとかいう特段の事情でないとやりませんね。

ゴールドのクラウンで16万円は個人的には結構強気の価格設定だなと思います。

そんなに差はないかもしれなけれど、ゴールドと保険の金パラの差は硬さにあると思います。
だからこそゴールドをお勧めしています。

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回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2015-06-18 18:39:45
リバースさん、こんにちは

金銀パラジウム合金についてですが、これは1960年代に国民皆保険体制になったころに、健康保険適応の金属を決定するときに日本は貧しく、金合金が採用できずその代替合金として開発されたもだそうで、金12%以上、パラジウム20%以上、銀40%以上という規格の合金です。
金銀パラジウム合金が日本以外で使われているかはわかりません。


残念ながら、しっかりした文献が見つかりませんでしたが、その組成が銀40%以上、金12%以上という時点で銀合金と捉えてもいいのではないでしょうか。

また、パラジウムはドイツなどでは人体への使用を制限しているようです。

ですので、通常保険証を持っている患者さんの自費治療で使用することはまずありません。

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回答 回答10
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-06-19 15:48:35
自費の銀クラウン、うちではやってますよ。
一旦自費の治療が入ると再び保険に戻れませんから。

決してお勧めはしませんが、保険中心の仕事を扱っている技工所に依頼すれば、金属材料費+技術料は格安です。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2015-06-20 10:57:40
自費の銀クラウン、うちではやってますよ。

藤森先生、金銀パラジウム合金でしょうか?

だとしたらメリットをお知らせ頂けると幸いです。
(僕は大学の授業で金銀パラジウム合金について習った事がないので…)

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2015-06-20 13:02:10
うちもたまに行うことがあります。
3万円で作っています。

セラミックとかだと、17、8万くらいかかるので、安く抑えたいって言われたらそうなりますね。


金銀パラジウム合金でも、ちゃんと作れば長持ちはします。
でも、そんなちゃんとした仕事を健康保険治療でわざわざやる歯科医院はないでしょうね。

大赤字になりますから。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバースさん
返信日時:2015-06-20 17:46:12
先生方、

ご回答ありがとうございます。


>櫻井先生

やはり材料の質でも全然変わりますよね・・・。
素人目でみても、ちょっと?でした・・・。



>井野先生

なるほど、保険制度そのものにも関わってくる問題なのですね。
今後の指針も教えていただき、ありがとうございます。



>柴田先生

かかっても、4000円ぐらいで銀歯は作れるのですか・・・。
16万は高いほうなのですね。



>秋馬先生

そのような歴史があったのですね・・・。
自費治療で使用することはまずないのですね。



>藤森先生

自費の銀クラウンの時、金属材料費+技術料の中の金属材料費はいくらぐらいでやっていらっしゃるのですか?



>タカタ先生

3万円というのは、
トータルで3万円でしょうか?

それとも、3万円+技術料でしょうか?
回答 回答13
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-06-25 18:46:00
銀歯(金銀パラジウム合金)のメリットは、安いことですね。
以前よりも値上げされたと言っても、普通の歯科用金合金と比べると断然安いです。

それに、何故か技工料金だって非常に安くなります。
低価格以外のメリットは思いつきません。
たぶん、無いように思います。

まあ、ほとんどの方がいずれやり直し予定ですから。


そう言われれば、金銀パラジウム合金って大学の授業では習わなかったかもしれませんね。

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2015-06-26 09:15:19
藤森先生ありがとうございます。

>低価格以外のメリットは思いつきません。
>たぶん、無いように思います。

そうですよね。
僕も価格以外のメリットは無く、硬すぎる事や金属アレルギーのリスクと言ったデメリットの方が大きいと考えています。


>そう言われれば、金銀パラジウム合金って大学の授業では習わなかったかもしれませんね。

僕が授業をサボっていたわけでは無かったようで、ホッとしました(笑)。
大学で習わなかったものが保険適応と言うのが腑に落ちないのですが…。

回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2015-06-26 10:49:20
>大学で習わなかったものが保険適応と言うのが腑に落ちないのですが…。

ほんとに大学で教えていないんですか?

日本でもっとも使われているものを教えないなんて、ちょっと信じられません。教育機関として

私の出身大学では学生が、保険の金属で治療を受けるのも治療を行うのも必須でした。

治療経験は初の同級生に治してもらった歯は30年くらいたってますが、無問題です。

(もちろん症例にもよりますが)きちんとした指導下できちんと行えば保険治療でもその程度の治療は行えると考えてよろしいかと思います。

回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2015-06-26 14:20:37
あと、保険医療機関であるにもかかわらず、保険で使われている金属を保険外で行った場合、療養担当規則違反である可能性大です。

規則違反はもちろん、倫理的にもどうかと思います。

回答 回答17
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-06-26 15:37:53
↑ もし、一旦自費治療エクストルージョンなど)を行った後に、再び、保険治療に戻れるなら必ず選択肢の一つとして説明します。

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回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2015-06-26 16:54:25
藤森先生のご指摘通りですね。
うっかりしてました。

一度、保険外のレールに乗ってしまうとそれ以降は、保険の範囲内の治療であってもすべて保険外になってしまいますので、その通りかと思います。
失礼いたしました。


リバースさんのようなケースの場合には、と付け加えさせていただきます。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバースさん
返信日時:2015-06-28 23:49:38
藤森先生、櫻井先生、森川先生、
ご回答ありがとうございます。


保険の銀歯と同じである以上、素材としてのメリットはないと考えていいのですね。

マイクロを使うと保険外になる歯科が多いので、その時素材だけは銀歯にするときはどういう風になるのだろうと疑問でした。



タイトル 保険の銀歯と同じ素材で、自費で行うといくらですか?
質問者 リバースさん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(奥歯:銀歯)
その他(保険と保険外)
回答者




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