17歳、現在は保険治療だが抜髄する際は自費治療を受けたい
相談者:
ウッチー2525さん (17歳:男性)
投稿日時:2015-08-28 22:31:26
現在、神経ギリギリのところまで削って処置した虫歯が何本かあります。
今は大丈夫ですが、この歳にして近いうちに抜髄をしなくてはならないかもしれないというリスクを負ってしまいました。
このサイトでの先生方と患者さんとのやり取りを見ているうちに、今の日本の保険治療の現状が少しではありますがだんだんと分かってきました。
制度を決めた時の歴史的背景から、料金と治療の中身が決められたため、一人あたりの質を考えたら、保険治療はとても「歯を残すための治療」とは程遠い。
というのが自分なりに理解した点です。
また、同じくこのサイトで「歯医者は治療が必要になる前、歯が健康なうちからお世話になるべきところである」と学んだので、予防歯科に力を入れている歯医者にお世話になっています。
歯磨きの指導もしていただきましたし、また機会があれば食事についてもお話を伺いたいと思っています。
今までの歯への意識の低さを反省し、今虫歯ではない歯に関しては、これからの取り組みで何とか守っていきたいと考えています。
ですが、すでに虫歯にやられてしまった歯に関しては、上記のようなリスクと戦っていかなくてはいけません。
そこで考えたのですが、突然歯が痛み出し、抜髄の適応となってしまった際、かかりつけ医が保険治療の歯医者だと、当然保険治療での抜髄になる。
しかし、保険治療の予後の悪さを考えたら、自費での治療を受けたいなと思ってしまいます。
そこで質問です。
@まず、費用面は抜きにして、自費での治療を受けたいと考えたら、日頃から自費治療の歯医者さんにお世話になった方がいいですか。
いきなり痛くなったからと言ってすぐ治療に入れるわけではないですよね…
A私はまだ稼ぎはありませんし、このことについて両親と相談したこともまだありません。
私は、「治療費はケタ違いではあるものの、歯をこれから残すためにも比較的成功率が高い抜髄の段階で良い治療を受けたい。今の間は何とか両親に協力してもらいたい。」と考えています。
大人になって、自分のお金が手に入るようになればまた話は違ってくると思うのですが…
やはり、自費は歯医者を適切に選べば予後は(失活歯となり歯自体の状態は決して良くないですが)期待できるのでしょうか。
期待できるということは、最終的に治療の繰り返しによる抜歯を防ぐことができる、ということです。
今この段階で学べたので、抜髄→失敗→再治療→その繰り返し→抜歯 というありがちな展開になる前に手を打っておきたいなと考えるようになりました。
今は大丈夫ですが、この歳にして近いうちに抜髄をしなくてはならないかもしれないというリスクを負ってしまいました。
このサイトでの先生方と患者さんとのやり取りを見ているうちに、今の日本の保険治療の現状が少しではありますがだんだんと分かってきました。
制度を決めた時の歴史的背景から、料金と治療の中身が決められたため、一人あたりの質を考えたら、保険治療はとても「歯を残すための治療」とは程遠い。
というのが自分なりに理解した点です。
また、同じくこのサイトで「歯医者は治療が必要になる前、歯が健康なうちからお世話になるべきところである」と学んだので、予防歯科に力を入れている歯医者にお世話になっています。
歯磨きの指導もしていただきましたし、また機会があれば食事についてもお話を伺いたいと思っています。
今までの歯への意識の低さを反省し、今虫歯ではない歯に関しては、これからの取り組みで何とか守っていきたいと考えています。
ですが、すでに虫歯にやられてしまった歯に関しては、上記のようなリスクと戦っていかなくてはいけません。
そこで考えたのですが、突然歯が痛み出し、抜髄の適応となってしまった際、かかりつけ医が保険治療の歯医者だと、当然保険治療での抜髄になる。
しかし、保険治療の予後の悪さを考えたら、自費での治療を受けたいなと思ってしまいます。
そこで質問です。
@まず、費用面は抜きにして、自費での治療を受けたいと考えたら、日頃から自費治療の歯医者さんにお世話になった方がいいですか。
いきなり痛くなったからと言ってすぐ治療に入れるわけではないですよね…
A私はまだ稼ぎはありませんし、このことについて両親と相談したこともまだありません。
私は、「治療費はケタ違いではあるものの、歯をこれから残すためにも比較的成功率が高い抜髄の段階で良い治療を受けたい。今の間は何とか両親に協力してもらいたい。」と考えています。
大人になって、自分のお金が手に入るようになればまた話は違ってくると思うのですが…
やはり、自費は歯医者を適切に選べば予後は(失活歯となり歯自体の状態は決して良くないですが)期待できるのでしょうか。
期待できるということは、最終的に治療の繰り返しによる抜歯を防ぐことができる、ということです。
今この段階で学べたので、抜髄→失敗→再治療→その繰り返し→抜歯 というありがちな展開になる前に手を打っておきたいなと考えるようになりました。
回答1
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-08-29 09:28:44
>制度を決めた時の歴史的背景から、料金と治療の中身が決められたため、一人あたりの質を考えたら、保険治療はとても「歯を残すための治療」とは程遠い。
>というのが自分なりに理解した点です。
そうですね。
僕もそう思います。
>@まず、費用面は抜きにして、自費での治療を受けたいと考えたら、日頃から自費治療の歯医者さんにお世話になった方がいいですか。
>いきなり痛くなったからと言ってすぐ治療に入れるわけではないですよね…
そうですね。
紹介状が無いと診てもらえない場合もありますので、担当の先生から紹介してもらうのが一番早いかと思います。
>A自費は歯医者を適切に選べば予後は(失活歯となり歯自体の状態は決して良くないですが)期待できるのでしょうか。
「自費だから必ず良い」とは限りませんが、こと、根管治療に関しては「自費の歯内療法専門医」にかかられれば可能性は高くなると思います。
>というのが自分なりに理解した点です。
そうですね。
僕もそう思います。
>@まず、費用面は抜きにして、自費での治療を受けたいと考えたら、日頃から自費治療の歯医者さんにお世話になった方がいいですか。
>いきなり痛くなったからと言ってすぐ治療に入れるわけではないですよね…
そうですね。
紹介状が無いと診てもらえない場合もありますので、担当の先生から紹介してもらうのが一番早いかと思います。
>A自費は歯医者を適切に選べば予後は(失活歯となり歯自体の状態は決して良くないですが)期待できるのでしょうか。
「自費だから必ず良い」とは限りませんが、こと、根管治療に関しては「自費の歯内療法専門医」にかかられれば可能性は高くなると思います。
回答3
回答日時:2015-08-29 16:18:30
17歳にしてすごい意見ですね。。
細かいことを言うと、神経が駄目になってから抜くのは抜髄ではなくて感染根管治療になるのですが、どちらにしても、最初に根管を触る治療がその歯の寿命に非常に大きく影響します。
当然ながら、初めて根管を触る(初回治療)は上手い先生に診てもらうのが理想ですね。
文献的な数値で言えば、初回治療を専門医が行えば90%〜の成功率に対して日本の一般的な保険治療だと50〜60%程度と考えられていて、再治療に陥ってしまうと成功率が更にぐんと下がってしまいます。
で、理想を実現するためにはいつでも問題がありますので、こうして事前に解決方法を考えておくのは悪いことではないと思いますよ。
経済的に自立してない以上、保護者の同意を得るのが最も重要でしょうね。
その後は柴田先生が仰る様に主治医の先生から紹介して頂ける様な自費の(というか治療の上手い)先生のアテを作っておくというのが現実的かも知れません。
保護者→主治医 の順で相談してみて下さい。
お大事にどうぞ。
細かいことを言うと、神経が駄目になってから抜くのは抜髄ではなくて感染根管治療になるのですが、どちらにしても、最初に根管を触る治療がその歯の寿命に非常に大きく影響します。
当然ながら、初めて根管を触る(初回治療)は上手い先生に診てもらうのが理想ですね。
文献的な数値で言えば、初回治療を専門医が行えば90%〜の成功率に対して日本の一般的な保険治療だと50〜60%程度と考えられていて、再治療に陥ってしまうと成功率が更にぐんと下がってしまいます。
で、理想を実現するためにはいつでも問題がありますので、こうして事前に解決方法を考えておくのは悪いことではないと思いますよ。
経済的に自立してない以上、保護者の同意を得るのが最も重要でしょうね。
その後は柴田先生が仰る様に主治医の先生から紹介して頂ける様な自費の(というか治療の上手い)先生のアテを作っておくというのが現実的かも知れません。
保護者→主治医 の順で相談してみて下さい。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
ウッチー2525さん
返信日時:2015-09-02 23:05:25
先生方、ご回答ありがとうございました。
では、頂いたアドバイスを元にまずは両親に相談してみたいと思います。
では、頂いたアドバイスを元にまずは両親に相談してみたいと思います。
タイトル | 17歳、現在は保険治療だが抜髄する際は自費治療を受けたい |
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質問者 | ウッチー2525さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 17歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療の専門医 その他(保険と保険外) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。