子供を虫歯菌から守りたい
相談者:
もずもずくさん (27歳:女性)
投稿日時:2015-09-28 13:49:57
もうすぐで11ヶ月になる乳児がいます。
私は昔から虫歯が多く、どんなに歯を磨いても毎年虫歯になり金銭的にもしんどいし精神的に苦痛です。
なので、こどもには絶対に虫歯を感染させたくない!と強く思っています。
3歳までは気を付けないといけないと聞いたのですが、虫歯の感染力はどの程度なのでしょうか?
たとえば、味見をしたスプーンでそのまま混ぜたりした場合はどうなりますか?
自分では気を付けますが、義実家や実家、身内、友人の家での食事が
とてもこわいです。
スプーンやおたまで味見をしたりして、そのまま混ぜることなんて
よくあることですよね?
加熱もしないサラダなどはどうなるのでしょうか?
時間がたてば虫歯金は死滅しますか?
また、加熱の場合は完全に死滅していますか?
キスや口移し、お皿の共有などは気を付けていますが、つばが散ったり、味見の際に大人の唾液が食事に入っていたり、(大皿で作り、小分けにしたりするとき)とても不安です。
なるべく虫歯菌がないこどもに育てたいのですが、いろいろ教えていただけたら嬉しいです。
私のことはいいので、こどもことに関してだけおしえてください!
私は昔から虫歯が多く、どんなに歯を磨いても毎年虫歯になり金銭的にもしんどいし精神的に苦痛です。
なので、こどもには絶対に虫歯を感染させたくない!と強く思っています。
3歳までは気を付けないといけないと聞いたのですが、虫歯の感染力はどの程度なのでしょうか?
たとえば、味見をしたスプーンでそのまま混ぜたりした場合はどうなりますか?
自分では気を付けますが、義実家や実家、身内、友人の家での食事が
とてもこわいです。
スプーンやおたまで味見をしたりして、そのまま混ぜることなんて
よくあることですよね?
加熱もしないサラダなどはどうなるのでしょうか?
時間がたてば虫歯金は死滅しますか?
また、加熱の場合は完全に死滅していますか?
キスや口移し、お皿の共有などは気を付けていますが、つばが散ったり、味見の際に大人の唾液が食事に入っていたり、(大皿で作り、小分けにしたりするとき)とても不安です。
なるべく虫歯菌がないこどもに育てたいのですが、いろいろ教えていただけたら嬉しいです。
私のことはいいので、こどもことに関してだけおしえてください!
回答1
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-09-28 14:26:59
もずもずく さん、こんにちは
>こどもには絶対に虫歯を感染させたくない!
感染させないためには、
1)砂糖の入ったお菓子や飲み物、砂糖が入っていなくても歯にくっつきやすい食べ物を与えない
(飲み物は水かお茶か牛乳のみ)
2)砂糖の入ったお菓子や飲み物を買い置きしない
3)大人も食べたり飲んだりしないようにする
4)フッ化物入り歯磨材、ジェルを用いて1日2〜3回歯磨きをする
歯磨きの後は、口をゆすがない
(3歳未満は、フッ化物濃度が500ppmのものを用い、お子さんの小指の爪ぐらいの量、3歳を超えたら、6歳までは950~1000ppmのものを歯ブラシの横幅の量を用いる)
5)予防に熱心な歯科医院で指導を受ける
この、5点を守られれば良いと思います。
>こどもには絶対に虫歯を感染させたくない!
感染させないためには、
1)砂糖の入ったお菓子や飲み物、砂糖が入っていなくても歯にくっつきやすい食べ物を与えない
(飲み物は水かお茶か牛乳のみ)
2)砂糖の入ったお菓子や飲み物を買い置きしない
3)大人も食べたり飲んだりしないようにする
4)フッ化物入り歯磨材、ジェルを用いて1日2〜3回歯磨きをする
歯磨きの後は、口をゆすがない
(3歳未満は、フッ化物濃度が500ppmのものを用い、お子さんの小指の爪ぐらいの量、3歳を超えたら、6歳までは950~1000ppmのものを歯ブラシの横幅の量を用いる)
5)予防に熱心な歯科医院で指導を受ける
この、5点を守られれば良いと思います。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-09-29 14:04:49
回答3
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2015-09-29 15:52:07
小牧先生が書かれている内容で十分だと思うのですが、あえて付け加えるのであれば、
・「むし歯菌の感染」と「むし歯の発症」は直結しない(感染したからといって必ず発症するわけではない)
・仮にむし歯菌に感染しなかったとしても、食生活や口腔ケアをおろそかにすることはできない
以上を心得ておくことも大切だと思います。
・「むし歯菌の感染」と「むし歯の発症」は直結しない(感染したからといって必ず発症するわけではない)
・仮にむし歯菌に感染しなかったとしても、食生活や口腔ケアをおろそかにすることはできない
以上を心得ておくことも大切だと思います。
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-09-30 11:49:49
堀先生の補足にさらに付け加えるとすれば、
巷で言われている「虫歯菌の感染」とは正しく言えば、「ミュータンス菌の定着」あるいは「ミュータンス菌の伝播」です。
問題点1:虫歯菌について
日本ではとある有名なミュータンス菌の権威の先生が、殊更にミュータンス菌と虫歯予防を関連づけてお話しされるため、一般の歯科医でも「虫歯=ミュータンス菌」と信じ込んでいることをよく見かけます。
マスコミや一般の方ではなおさらでしょう。
虫歯予防でミュータンス菌のコントロールに重点を置くことは、個人的には良くないと思います。
問題点2:感染について
定着あるいは伝播=感染では有りません。
例えば、生まれてすぐの赤ちゃんは無菌なのに、ほとんどの人は大腸には大腸菌が定着しています。
これを、大腸菌が感染したとは言いません。
抗生物質の副作用や、暴飲暴食などで腸内細菌のバランスが崩れて、下痢をすれば、内因感染ということになります。
巷で言われている「虫歯菌の感染」とは正しく言えば、「ミュータンス菌の定着」あるいは「ミュータンス菌の伝播」です。
問題点1:虫歯菌について
日本ではとある有名なミュータンス菌の権威の先生が、殊更にミュータンス菌と虫歯予防を関連づけてお話しされるため、一般の歯科医でも「虫歯=ミュータンス菌」と信じ込んでいることをよく見かけます。
マスコミや一般の方ではなおさらでしょう。
虫歯予防でミュータンス菌のコントロールに重点を置くことは、個人的には良くないと思います。
問題点2:感染について
定着あるいは伝播=感染では有りません。
例えば、生まれてすぐの赤ちゃんは無菌なのに、ほとんどの人は大腸には大腸菌が定着しています。
これを、大腸菌が感染したとは言いません。
抗生物質の副作用や、暴飲暴食などで腸内細菌のバランスが崩れて、下痢をすれば、内因感染ということになります。
タイトル | 子供を虫歯菌から守りたい |
---|---|
質問者 | もずもずくさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。