骨格性上顎前突、外科手術しないと口元や横顔は改善されないか?

相談者: ak89さん (26歳:女性)
投稿日時:2015-09-30 00:42:24
先日、矯正精密検査の結果を聞きに行って来ました。


私の場合、骨格性上顎前突症で骨格性の問題だと言われました。
セファロ上での骨格性不正を示すANBは9.3°を示してました。
ガミースマイル、上顎が大きく、下顎がかなり小さいと言われました。

上の歯を左右2本ずつ抜いて、下顎は元々右下2本欠損していて、またこれ以上下顎は動かすとまずいと言われました。
ミニスクリュー必須のケースとも言われました。


骨格性上顎前突は、必ず保険適となるのでしょうか?
診断なされた矯正歯科の先生は、保険適応となるが長期の入院も必要となるし体力的にかなり負担ある、また実費での治療費と対して変わらないと言ってました。
実費での矯正を勧められました。

子供がまだ一歳ということもあり入院は避けたいのですが、もしも矯正単独で治療を行った場合、骨格性上顎前突だと横顔や、口元は改善されるのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2015-10-03 09:13:56
ak89さん、おはようございます。

骨格性の上顎前突が必ず保険適応になるわけではありません。
外科的手術を行うほどの骨格的不正がある場合の矯正治療で、保険が適応になります。

外科的手術を併用した場合は、骨の位置を移動することができるので、骨格的な不正の改善は行いやすいです。

矯正治療単独の場合は、骨格的不正はほとんど変化がないと思います。

治療でどこまで改善できるのかどうかは、ネット上では診断できません。


担当の先生のおっしゃる通り、全身麻酔で3〜4週間の入院期間が必要になります。
(料金については、保険の場合は多くの場合自費よりも安くなると思います。
手術代や入院費などは高額療養費制度の利用ができると思いますので)

外科的矯正治療の場合のメリット・デメリットと矯正単独の場合のメリット・デメリットをよくお聞きになって、治療を開始したほうが良いと思います。




タイトル 骨格性上顎前突、外科手術しないと口元や横顔は改善されないか?
質問者 ak89さん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
外科矯正
上顎前突(出っ歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい