歯根膜に先天性異常がある場合はあるか?

相談者: ミズエさん (42歳:女性)
投稿日時:2015-10-08 06:56:29
いつも、ありがとうございます。


歯根または、歯根膜か歯周膜の先天的異常というのはあるのでしょうか?

歯周病でなく、歯の根か、歯根膜、歯周膜に異常があって少しの刺激で、知覚過敏炎症がおきることってありますか?

そもそも歯の周りの膜の先天性異常というのは何でしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-10-08 08:38:59
ご相談ありがとうございます。

歯根または、歯根膜か歯周膜の先天的異常というのはあるのでしょうか?

生命は複雑ですから、歯根については、いろいろと標準とは違うことはよくあります。
それが先天的異常と呼ぶかどうか、どの程度違うとそう呼ぶかどうかは分かりません。

申し訳ありません、歯根膜の先天的異常については寡聞にして知りません。
また歯周膜という専門的な言葉はありませんので何を指していらっしゃるのかが分かりません。



歯周病でなく、歯の根か、歯根膜、歯周膜に異常があって少しの刺激で、知覚過敏炎症がおきることってありますか?

ありえます。

歯周病ではなくても、またむし歯ではなくても、歯根の形や大きさ、そればかりではなく生えかた、あるいは人工的に手を加えたことなどによって、歯根膜の生理的機能が影響を受けることがあります。
その場合、標準的なごくありふれた日常生活で異常を起こすことは証明されています。

つまりふつうの人がふつうに歯を噛み合わせたり、食事をするだけでも、ふつうではない歯の場合には病気ではなくても能力を超えた異常な刺激となり、いわば病気というよりも軽い怪我をしてしまい、痛みを感じたり、その継続で炎症を起こしたりすることは数十年前からの定説です。

つまり手に化膿したりするわけではなくても、ねん挫したりすれば症状が出ることに少し似ています。

仮に少しでも歯周病があれば、たちまち異常は大きく増幅されます。



>そもそも歯の周りの膜の先天性異常というのは何でしょうか?

歯根膜は人間の身体の中でも、まれに見る複雑な構造と、過酷な歯の使用に対しても瞬時に対応できる仕組みがある、非常に生命力が高い組織です。
その生命の設計図は驚異的です。

したがって、もし仮になにかしら先天性異常と呼ぶ物があると仮定したら、そのとても高度で緻密で繊細の仕組みや働きのほんの一部が足りなくなっても、ちょっとしたことで困る状況になる可能性はありえると思います。

すみません、あまり回答になっていないかもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-10-08 09:42:41
どう言った状態、状況を相談されているのかが解らないので何とも言えませんが…

痛みや違和感があり、歯医者さん虫歯歯周病などが無く「歯根膜の異常」と言われたとすれば、TCHブラキシズムなどの力による影響があるのではないかと考えます。

通常、歯根膜は150-400ミクロン程度の厚みがあり、血管や神経が通っている弾力のある組織です。

そこに持続的に力が加わる事によって血管や神経が圧迫を受け、血行障害や知覚異常を引き起こす事が考えられます。(長時間正座をしていて脚が痺れているのと同じようなイメージです)



参考:TCH、歯列接触癖

TCHと言う概念自体、まだまだ広く浸透しているわけではないので、多くの先生方からは「原因不明」として扱われてしまう事が多いように感じます。




タイトル 歯根膜に先天性異常がある場合はあるか?
質問者 ミズエさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根の病気(根尖病変・根尖病巣)
根の病気・異常その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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