6歳、虫歯治療について二つの歯科で方針が違い中々決められない

相談者: だだのつまさん (30歳:女性)
投稿日時:2015-11-04 12:52:41
度々お世話になっております。
(少し前に質問を書き込んだのですが長文な上にわかりづらいので書き直しました)

6歳の娘のことなのですが、A歯科では上顎の左右同じところに虫歯があると言われ、B歯科では左は治療した方がいいが、右は様子を見るべきと言われました。

A歯科では乳歯含め12本シーラントをするべきと言われましたが
B歯科ではシーラントにはデメリットもあるということで、これもすぐに決めるべきではないと言われました。
(ただしシーラントは6歳臼歯4本をAでもBでもない歯科医院で処置済みでA・B歯科とも4本外れている&外れかかっていると言われています)

こういった診断や治療方法の違いはよくあることだと過去の質問を読んで理解しています。




<質問1>
たとえばA歯科にB歯科では指摘されなかった右上の虫歯の大きさやどのような治療をするのかもう一度聞いてみる、同じくシーラントについてもう一度説明を求めても良いものでしょうか?
(その際B歯科に行ってみたことは言わない方がいいのか)

それともまた別な歯科に行ってみて第三者?の意見を求めるべきですか?
(A歯科では虫歯がありますので治療します、シーラントもしますと言われただけで、詳しい説明というのは受けていません)

場合によっては説明を聞くだけで治療までいけない可能性もありますが、そうなった場合は自費治療の範囲となるのでしょうか?



<質問2>
とれかけのシーラントというのはかえって虫歯になりやすいそうですが外す時に元の歯は傷ついてしまうんですよね?
やり直してもらうのとどちらがリスクが大きいのでしょうか?



<質問3>
A歯科は小児歯科専門で母子分離が絶対のようです。
B歯科はどちらでも希望によるという話ですが、患者が希望していても母子同室というのは良くないものなのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-11-04 15:28:49
疑問点はしっかりと説明を求められたら良いと思いますよ。

若干の違いはあれど、A歯科、B歯科ともに立派に診療されているように思えます。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-11-05 10:27:12
><質問1>

納得されたうえで処置を受けるべきなので、説明を求めるのは自由です。
実際にむし歯があるようなので処置に至らなかったとしても自費になることはありません。

ただ、A歯科
「他の歯科(B歯科)でこういう説明を受けたのですがどうなんでしょう?」
と質問した場合
「じゃあB歯科で診てもらえば?」
と思われるかもしれません(私がA歯科の立場なら実際に口に出すかどうかは別としてそう考えると思います)。


また、さらに他の歯科を受診したとしてもただのつまさんの場合、選択肢が増えることはあっても最終的な決定に役立つことはなさそうに思えます。



><質問2>

その歯の状態によるので何とも言えません。



><質問3>

母子分離の可否はそれ自体の良し悪しというより、どちらかというと医療機関側の都合による部分が大きいと個人的には思っています。

ですので母子分離を絶対条件にしている医院に同室を無理にお願いしても双方にとってのメリットは少ないと考えられます。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-11-05 10:58:51
だだのつまさん、こんにちは。

順番に答えていきます。


<質問1>
質問がある場合は遠慮せず質問しましょう。
ただ、先生によって意見が違うことは頭に入れておいてください。
A,B医院の意見を聞いて、納得できるところで治療を受けるのがいいのではないかと思います。


<質問2>
今の状態にもよるのでわかりません。


<質問3>
母子分離は、お子さんの自立を促すためと積極的に取り入れている医院さんもありますね。
これも、院長の考え方にもよりますので、一概にどちらかが良いとは言えません。

参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: だだのつまさん
返信日時:2015-11-06 06:27:33
>藤森先生

初めまして。お返事ありがとうございます。
そうなんです、A歯科もB歯科も先生は素晴らしい人だと思います。
きっと考え方の違いなどなのでしょうけれども、素人の患者側からするとどっちがいいのか迷ってしまうんですよね。。



>堀先生

いつも色々教えていただきありがとうございます。
そうですよね。私がA歯科で勤めていたとしたら、B歯科の話をしたら良い気持ちがしないだろうなと思います。

堀先生は「乳歯永久歯を健康に生やすためにある」という考えはどう思われますか?


母子分離に関してなのですが、「医療機関側の都合」というのは具体的にどういったことなのですか?
(なんだか質問ばかりになってしまってすみません)



>松岡先生

初めまして。お返事ありがとうございます。
「納得できるところで」というのがとても難しく思います。

今回の場合でいえばA歯科は積極的に治療?をしていく方針でB歯科は1人1人違うからと様子を見ていく方針のようなのですが、患者側からするとA歯科はもしかしてやりすぎなのかな・・・?
B歯科はひょっとしてひょっとして見落としがある可能性もあるのかな・・・?

大変失礼な話ですが、意見が割れるとこういった不安はあります。
先生との相性や通院距離など感覚的な問題で決められるものでもないのでどうしたらいいものかと思います(^^;


堀先生にも伺いましたが、母子分離というのは自立を促すと多くの歯科医院で書かれていますが、先生個人としてはどのように思われますか?
私は、もう少し子ども1人1人に併せた対応にはできないのかな?とこれまた失礼ながら考えてしまいます。
(特に小児歯科の専門の先生だったりする場合、 子どもにも色々いるということは十分わかってくださっていると思うので)
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-11-06 10:51:50
>堀先生は「乳歯永久歯を健康に生やすためにある」という考えはどう思われますか?

なぜ突然その話が出るのかがよく分かりませんが・・・

乳歯の管理をないがしろにしたために永久歯に悪影響がでることはよくあります。
なのである意味正しいとも言えるのではないでしょうか。

「なぜヒトは乳歯から永久歯への生えかわりがあるのか?」というご質問であれば、諸説あるようですが私には現時点では明確なお答えはご提供できかねます。



>「医療機関側の都合」というのは具体的にどういったことなのですか?

・診療室のスペースや導線の都合
・術者側として保護者への説明をどのように行いたいか
(処置しながら適宜行うのか最後にまとめて行うのか)
・例えば抑制下で処置を行う際、保護者に余計な不安を与えたくない
・隣に保護者がいることで患児が甘えて処置がスムーズに行えないことがある

などでしょうか。

私自身は処置中に保護者の方が側にいてくれた方がなにかとやりやすいのですが、逆にやりにくく感じる歯科医師がいるのも事実です。

回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-11-06 11:57:37
初診で6歳で乳歯虫歯がある方が来院された場合、これから生えてくる永久歯が虫歯になる確率が高い口腔状態であることをまず危惧します。

ですから積極的に予防処置を行ったほうがよさそうだと考えて現在ある虫歯治療を早期に行ったり予防的にシーラントをおススメすることはあると思います。


定期的にちゃんと来られてブラッシング指導やクリーニングを受けられていたり口腔内の細菌叢を変える治療を受けられているならば今積極的に治療しなくても経過を観察しておき最悪必要になって治療介入に最適なタイミングで治療すれば十分と経過観察しておくという選択肢もあると思います。

それは、お子さんが永年通院されている歯科医院ならば虫歯の様子やブラッシングの上達度、親の補助の様子、食生活改善指導への理解と協力度合い、生活習慣や機能に対する理解度などを知っているはずですから、そういう虫歯に関与する諸条件を勘案して治療方針を立ててくれるはずですが、初診で来られた場合はお口の中の現状がすべてになりがちです。判断の基準とすべき情報量が異なってしまいます。
(特に転医を繰り返されていると2度と来られないかもしれないとか最適な治療のタイミングを逃されるかもしれないと想像されるかもしれません)

治療したほうがいい虫歯がある時点で問題があると思います。


<質問1>
色々考えず、治療すべき虫歯は早めにちゃんと治してあげましょう。


<質問2>
シーラントという素材は経年的に削れて外れてくるような割と弱い素材で作られています。
そういう弱い素材が削れてこないほうが食事内容に問題がありもしかしたら不正咬合にしてしまうかもしれないくらいのものです。

一部欠けてしまってそこが新たな不潔域(虫歯菌が住み着き増殖しやすい空間)を作り出してしまうこともないわけではないので定期健診が必要なのです。
転医を繰り返すとそういう機会が失われます。



<質問3>
もう6歳ですよね?
通常ならば母子分離できない年齢はとうに過ぎていますね。

お母様が近くにいてくれることでお子様が安心してくれて比較的長時間治療に協力的でいられるならばお母様がそばにいてあげるほうがレベルの高い治療を受けられる可能性が高くなるでしょう(きちんとした治療には患者の協力が必要ですから)。

反対にお母様が近くにいることで甘えが生じきちんとした治療に対する協力度が低下する場合もあります。

条件の悪い中で治療するのは歯科医なのですから歯科医がやりやすい環境にしてあげることが最も好ましい結果をもたらすと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-11-06 19:08:13
だだのつま さん、こんにちは。


>患者側からするとA歯科はもしかしてやりすぎなのかな・・・?


個人的な意見として、書かれている内容からだけで判断すると、私もそのように思います。
乳歯シーラントが有効なのか疑問です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: だだのつまさん
返信日時:2015-11-12 12:18:47
堀先生へ

お返事ありがとうございます。

>なぜ突然その話が出るのかがよく分かりませんが・・・

歯科でそのようなことを言われたので堀先生はどのように思われるのか聞いてみたくなって質問してしまいました、すみません。



船橋先生へ

初めまして、回答いただいたのに遅くなってしまい申し訳ありません。
先生のお話で色々なことがよくわかりました。
確かに初めて来た人と、ずっと来ている人だったら色々変わってきて当然ですよね。
(他の先生もそういう診断をされるという話を過去質問でも拝見しました)



質問1に関してですが、虫歯の治療は絶対するべきものだと思っていますが、他の歯科医院ではこれはうちでは削らない、フッ素で経過観察していけると言われたら、患者側としては不安に思うのですが、間違っているのでしょうか。
(転院前は全く言われていなかった箇所の場合)



質問3に関してですが、先生の仰ることは、保護者がそばにいた方が協力的なら母子同室でも良い、逆に治療に支障が出るなら母子分離の方が良いということですよね。
(そうだとしたら)私も全く同感ですが、実際は医院によってきっちり分かれていますよね。

我が家の場合ですが、ずっと通っていた歯科医院が当たり前のように母子同室でその医院が移転することになり、近所の歯科医院に通うことにしたのですがそちらは母子分離をしていて、そこで初めて親は入らない方が良いと知りました。
娘からすると今まで入ってたのに何で?という感じなのかもしれません。
(分離のメリットを活かす前に歯科医院で娘が色々あって



小牧先生

前回はとても詳しく教えていただきありがとうございました。
乳歯に限らずシーラントは外れやすい、外れた場合2次カリエスになる可能性があるというのはわかるのですが、シーラントの下でカリエスがあったというのを実際よく見てるからあまり勧めない、と仰る先生もいるようなのですが、これは本当なのでしょうか・・・。

せっかく予防の為と思ってシーラントをしていたのに、その下からカリエスが発生してしかもシーラントのせいで発見が遅れるようであればなんだか怖くなってしまうのですが。。。
最初にやってもらった歯科医院が結構適当?というかラバーダムもやっていなかったしちゃんと見てくれてたのかなと不安なので(実際外れてきているし)やり直してもらうべきかなと思ってます。



タイトル 6歳、虫歯治療について二つの歯科で方針が違い中々決められない
質問者 だだのつまさん
地域 神奈川
年齢 30歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ シーラント
小児歯科治療
乳歯の虫歯(むし歯)
子供(子ども)の虫歯
子供の虫歯予防
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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