治癒しない根管治療。X線で影が映ったことが一度もないのは何故か
相談者:
エリンさん (43歳:女性)
投稿日時:2015-12-04 21:20:58
何度か、こちらで相談させてもらっています。
質問に少し重複した部分があるかもしれませんが、よろしくお願いします。
根管治療を8か月やり自費診療でも治りませんでした。
現在もうずく痛みや歯に触れると痛みがあります。
そもそも、なぜこんなにも治療をこじらせてしまったのか原点に戻って考えてみました。
質問1
歯が痛くなって治療を始めた時から、一度もレントゲンに膿胞のような黒い影がうつったことがありません。
いわゆる根管治療をする方は、みなさん根っこに黒い影がうつるんですよね?
治療をしてその黒い影がなくなったら治ったと証明されると聞いたのですが、私の場合、もともとその黒いものがなかったので。
いったい私は何のために治療をしていたのでしょうか?
黒いものがうつらなくても根っこが感染していることもあるのですか?
だとしたらウミがたまらない程度の軽度の感染だった可能性もあるのでしょうか?
それなのに長引いたせいで悪化してしまったんでしょうか?
悪化してしまったら専門医でも無理だったのでしょうか?
質問2
神経を取っているのに、歯に触れるだけで痛いのはなぜですか?
歯の周囲の歯茎が痛いのでなく、その歯が痛いんです。
ものを食べてかむ時は固いものじゃなければ食べれる程度ですが、側面を指でなでるだけでも痛みます。
フロスで触れるだけでも歯の周囲が痛みます。
よろしくお願いします。
質問に少し重複した部分があるかもしれませんが、よろしくお願いします。
根管治療を8か月やり自費診療でも治りませんでした。
現在もうずく痛みや歯に触れると痛みがあります。
そもそも、なぜこんなにも治療をこじらせてしまったのか原点に戻って考えてみました。
質問1
歯が痛くなって治療を始めた時から、一度もレントゲンに膿胞のような黒い影がうつったことがありません。
いわゆる根管治療をする方は、みなさん根っこに黒い影がうつるんですよね?
治療をしてその黒い影がなくなったら治ったと証明されると聞いたのですが、私の場合、もともとその黒いものがなかったので。
いったい私は何のために治療をしていたのでしょうか?
黒いものがうつらなくても根っこが感染していることもあるのですか?
だとしたらウミがたまらない程度の軽度の感染だった可能性もあるのでしょうか?
それなのに長引いたせいで悪化してしまったんでしょうか?
悪化してしまったら専門医でも無理だったのでしょうか?
質問2
神経を取っているのに、歯に触れるだけで痛いのはなぜですか?
歯の周囲の歯茎が痛いのでなく、その歯が痛いんです。
ものを食べてかむ時は固いものじゃなければ食べれる程度ですが、側面を指でなでるだけでも痛みます。
フロスで触れるだけでも歯の周囲が痛みます。
よろしくお願いします。
回答1
回答日時:2015-12-04 23:25:13
こんばんは。
大変そうですね。
>根管治療をする方は、みなさん根っこに黒い影がうつるんですよね?
そうとは限らないと思います。
色々な考え方で色々な診断をされる先生がいらっしゃいますし、レントゲンの検査も絶対に正確とも限りません。
>黒いものがうつらなくても根っこが感染していることもあるのですか?
ありますが、感染をしているかどうかは診断の話ですし、それを治療するかどうかは治療計画の話で、別物になります。
あと感染についても細かく言えば色々な状況が考えられますが・・本題とは関係なくなるので省略します。
>いったい私は何のために治療をしていたのでしょうか?
それは当事者同士でないと分からない情報ですが・・この投稿の文面からは、「うずく痛みや歯に触れると痛み」があったため?で、それを治すのに有効だという考えから治療計画がたったのではないかと想像します。
>神経を取っているのに、歯に触れるだけで痛いのはなぜですか?歯の周囲の歯茎が痛いのでなく、その歯が痛いんです。
>ものを食べてかむ時は固いものじゃなければ食べれる程度ですが、側面を指でなでるだけでも痛みます。
>フロスで触れるだけでも歯の周囲が痛みます。
多分かなりややこしい状況のように思います。
結果的にですが、診断も間違っていた可能性も含めて今後の治療方針を再検討した方がいいかも知れませんね。
順序としては、感染根管からの痛みではないことをまず慎重に証明して、それからそれ以外の可能性も一つずつ潰していきます。
やり方については主治医の先生に任せて下さい。
個人的には、最終的には「古傷が痛む状態」とか「神経痛」のような状況(非歯原性歯痛)も可能性として考えます。
そうではないかも知れませんが、とにかく一般的な分かりやすい状況でなさそうですし、ネットでは解決しないと思いますよ。
患者さんの心情としては一刻も早く痛みから解放されたいでしょうし、何かズバリ有効な歯科の治療法があるはずで早くそれを見つけたい、という期待もあるかと思います。
ですが例えきっかけが歯科治療で発症したような痛みでも、歯科治療で元どおりに治るとは限りませんから色々な可能性を含めて時間をかけて対処していくことが必要な場合があります。
今診て頂ける特定の歯科がもしないようでしたら、「非歯原性歯痛」などをキーワードに、痛みの対処に詳しそうな先生を探して対応を相談してみるといいのではないかと思います。
とはいえ早く治るといいですね、お大事にどうぞ。
大変そうですね。
>根管治療をする方は、みなさん根っこに黒い影がうつるんですよね?
そうとは限らないと思います。
色々な考え方で色々な診断をされる先生がいらっしゃいますし、レントゲンの検査も絶対に正確とも限りません。
>黒いものがうつらなくても根っこが感染していることもあるのですか?
ありますが、感染をしているかどうかは診断の話ですし、それを治療するかどうかは治療計画の話で、別物になります。
あと感染についても細かく言えば色々な状況が考えられますが・・本題とは関係なくなるので省略します。
>いったい私は何のために治療をしていたのでしょうか?
それは当事者同士でないと分からない情報ですが・・この投稿の文面からは、「うずく痛みや歯に触れると痛み」があったため?で、それを治すのに有効だという考えから治療計画がたったのではないかと想像します。
>神経を取っているのに、歯に触れるだけで痛いのはなぜですか?歯の周囲の歯茎が痛いのでなく、その歯が痛いんです。
>ものを食べてかむ時は固いものじゃなければ食べれる程度ですが、側面を指でなでるだけでも痛みます。
>フロスで触れるだけでも歯の周囲が痛みます。
多分かなりややこしい状況のように思います。
結果的にですが、診断も間違っていた可能性も含めて今後の治療方針を再検討した方がいいかも知れませんね。
順序としては、感染根管からの痛みではないことをまず慎重に証明して、それからそれ以外の可能性も一つずつ潰していきます。
やり方については主治医の先生に任せて下さい。
個人的には、最終的には「古傷が痛む状態」とか「神経痛」のような状況(非歯原性歯痛)も可能性として考えます。
そうではないかも知れませんが、とにかく一般的な分かりやすい状況でなさそうですし、ネットでは解決しないと思いますよ。
患者さんの心情としては一刻も早く痛みから解放されたいでしょうし、何かズバリ有効な歯科の治療法があるはずで早くそれを見つけたい、という期待もあるかと思います。
ですが例えきっかけが歯科治療で発症したような痛みでも、歯科治療で元どおりに治るとは限りませんから色々な可能性を含めて時間をかけて対処していくことが必要な場合があります。
今診て頂ける特定の歯科がもしないようでしたら、「非歯原性歯痛」などをキーワードに、痛みの対処に詳しそうな先生を探して対応を相談してみるといいのではないかと思います。
とはいえ早く治るといいですね、お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
エリンさん
返信日時:2015-12-07 22:24:42
助言1
助言者:
胡桃さん
助言日時:2015-12-07 23:36:04
エリンさんへ
「非歯原性疼痛」 (非定型歯痛) 経験者の一般人です。
少し気懸りなので、元患者の立場から少し書かせてください。
渡辺先生がとても大切なことを書かれていて、経験者の私にはよく解るのですが、「歯が痛い」のに「非歯原性かも」と言われても、なかなか受け入れられないお気持ちも解ります。
実際、私がそうでしたので。
エリンさんの過去の質問も読ませていただくと
先生方の回答のように「非歯原性疼痛」の可能性を感じる部分"も"あります。
(「何もしなくてもジーンと歯の上部から顔面にかけて鈍痛」の部分)
もし「非歯原性疼痛」のうちの「非定型歯痛」だった場合、
・抜歯や歯科治療で痛みが悪化する可能性がある。
・放置していると、痛む範囲が広がる傾向がある。
・早期に治療した方が完治し易い。
という説もありますので、信じられなくても可能性があれば、早期に詳しい先生へ受診するのが得策だと思います。
例えそこで「違う」と診断されたとしても、それはそれで意味があることです。
なお、私の場合、「触ると痛い」・「噛むと痛い」というのはなかった(接触で痛みは変化しなかった)ので、この点に関しては、歯に問題がある可能性も残っているかもしれません。(もしくは触り過ぎている影響?)
※これは「非歯原性疼痛ではない」と否定しているのではなく
" 痛みの原因は一つとは限らない。複数重なっている可能性も?"
という意味です。
エリンさんは、「麻酔診断」を受けましたか?
痛みが出ている時に麻酔をしてもらって、痛みが消えるか消えないかを調べる検査です。
痛みが消えればその部分(歯)の問題、消えなければ他の可能性を考える
というように、判別の参考に使われます。
もし未済なら、気持ちの整理につながるかもしれないので、受けてみてもいいかもしれませんね。
長々とお邪魔しましたm(__)m
「非歯原性疼痛」 (非定型歯痛) 経験者の一般人です。
少し気懸りなので、元患者の立場から少し書かせてください。
渡辺先生がとても大切なことを書かれていて、経験者の私にはよく解るのですが、「歯が痛い」のに「非歯原性かも」と言われても、なかなか受け入れられないお気持ちも解ります。
実際、私がそうでしたので。
エリンさんの過去の質問も読ませていただくと
先生方の回答のように「非歯原性疼痛」の可能性を感じる部分"も"あります。
(「何もしなくてもジーンと歯の上部から顔面にかけて鈍痛」の部分)
もし「非歯原性疼痛」のうちの「非定型歯痛」だった場合、
・抜歯や歯科治療で痛みが悪化する可能性がある。
・放置していると、痛む範囲が広がる傾向がある。
・早期に治療した方が完治し易い。
という説もありますので、信じられなくても可能性があれば、早期に詳しい先生へ受診するのが得策だと思います。
例えそこで「違う」と診断されたとしても、それはそれで意味があることです。
なお、私の場合、「触ると痛い」・「噛むと痛い」というのはなかった(接触で痛みは変化しなかった)ので、この点に関しては、歯に問題がある可能性も残っているかもしれません。(もしくは触り過ぎている影響?)
※これは「非歯原性疼痛ではない」と否定しているのではなく
" 痛みの原因は一つとは限らない。複数重なっている可能性も?"
という意味です。
エリンさんは、「麻酔診断」を受けましたか?
痛みが出ている時に麻酔をしてもらって、痛みが消えるか消えないかを調べる検査です。
痛みが消えればその部分(歯)の問題、消えなければ他の可能性を考える
というように、判別の参考に使われます。
もし未済なら、気持ちの整理につながるかもしれないので、受けてみてもいいかもしれませんね。
長々とお邪魔しましたm(__)m
相談者からの返信
相談者:
エリンさん
返信日時:2015-12-11 20:53:06
胡桃さん
お返事が遅くなってすみません。
親身にアドバイスいただいて、ありがとうございました。
非歯原性疼痛の方、実際にいらっしゃるんですね。
貴重な体験を教えてもらえて大変参考になります。
私は、ついこないだ11月に自由診療にて最後の根管治療をしたんですが、その時に麻酔して治療しました。
麻酔をしている間は、歯に接触しても痛みがありませんでした。
麻酔が切れたら、また痛みが元にもどったんです。
ということは、歯自体に問題がある可能性もありますね・・・
こういうイレギュラーな歯科問題になってくると近所のふつうの歯科では、なかなか相談に乗ってもらえないので困っています。
歯チャンネルさんで、相談に乗ってもらえて感謝しております。
お返事が遅くなってすみません。
親身にアドバイスいただいて、ありがとうございました。
非歯原性疼痛の方、実際にいらっしゃるんですね。
貴重な体験を教えてもらえて大変参考になります。
私は、ついこないだ11月に自由診療にて最後の根管治療をしたんですが、その時に麻酔して治療しました。
麻酔をしている間は、歯に接触しても痛みがありませんでした。
麻酔が切れたら、また痛みが元にもどったんです。
ということは、歯自体に問題がある可能性もありますね・・・
こういうイレギュラーな歯科問題になってくると近所のふつうの歯科では、なかなか相談に乗ってもらえないので困っています。
歯チャンネルさんで、相談に乗ってもらえて感謝しております。
助言2
助言者:
胡桃さん
助言日時:2015-12-13 09:20:27
エリンさんへ
イレギュラーだからこそ、より専門知識のあるところへ相談する必要があるっていう風には、思えませんか?
エリンさんは大学病院の保存科と自費の根管治療のみ行う専門医という「根の治療に最も詳しい先生方」を受診済ですよね?
そのレベルで判らない原因を、素人の私たちがネットで得られる程度の情報から短期間で探り当てられる可能性って、どのくらいあるでしょう?
こちらの先生方の回答は一般論にならざるを得なくて、可能性の話をしたらきりがなく、また、それを理解する過程で思い込みや勘違いをしてしまうと、より迷路に嵌り込んで時間ばかりが過ぎてしまうかもしれません。。。
(回答1で渡辺先生がこの辺りを危惧されている気がします)
ネットにすがりたくなるお気持ちは私もそうだったのでよ〜く解るのです。
ずいぶん長時間ネット検索したりもしました。
でも振り返ってみると、問題を長期化・複雑化させてしまった要因になっていて、他の方に同じ失敗をして欲しくない思いでこうして書き込んでいます。
私がエリンさんの立場なら、
極力その歯を触らない(確かめたりしない)ようにした上で
あてもなく医院を転々とするよりは多少遠くても「口腔顔面痛」(非歯原性疼痛)に詳しい先生(できれば専門医)を受診して、診断を仰ぎます。
(実際そうしました)
もしそこで、「歯の問題の可能性が高い」と言われたら紹介状(診断書)にしてもらって、それを自由診療の根管治療専門医に見せ、再度診査してもらいます。
(専門家を動かすには専門家の意見があると話が早い)
非歯原性疼痛であってもなくても、今はそれが前に進むために重要なステップだと私には思えるので。
抜歯や治療で痛みが悪化する可能性が残ってると、怖くて治療もできませんしね^^;
被せ物は、噛み合わせを狂わせないために仮歯を入れてもらうと思います。
ちなみに、非歯原性疼痛って、そこまで珍しくはないみたいですよ。
少なくとも非定型歯痛は、2年前に歯科大学付属病院口腔外科へ行った時に、「今、うち多いです」と言われてました。
(エリンさんがそうだと言うのではなく、誰でもなる可能性がありそう)
それでは、私はこの辺で失礼致します。
少しでも早く穏やかな日々に戻れますように。
>先生方へ
出しゃばって、すみません^^;
この分野は情報が少なく私自身迷い悩んだので、多少なりとも、、、と経験を元に書きましたが、不適切な点がございましたら、遠慮なくご指摘ください。
よろしくお願いします。
イレギュラーだからこそ、より専門知識のあるところへ相談する必要があるっていう風には、思えませんか?
エリンさんは大学病院の保存科と自費の根管治療のみ行う専門医という「根の治療に最も詳しい先生方」を受診済ですよね?
そのレベルで判らない原因を、素人の私たちがネットで得られる程度の情報から短期間で探り当てられる可能性って、どのくらいあるでしょう?
こちらの先生方の回答は一般論にならざるを得なくて、可能性の話をしたらきりがなく、また、それを理解する過程で思い込みや勘違いをしてしまうと、より迷路に嵌り込んで時間ばかりが過ぎてしまうかもしれません。。。
(回答1で渡辺先生がこの辺りを危惧されている気がします)
ネットにすがりたくなるお気持ちは私もそうだったのでよ〜く解るのです。
ずいぶん長時間ネット検索したりもしました。
でも振り返ってみると、問題を長期化・複雑化させてしまった要因になっていて、他の方に同じ失敗をして欲しくない思いでこうして書き込んでいます。
私がエリンさんの立場なら、
極力その歯を触らない(確かめたりしない)ようにした上で
あてもなく医院を転々とするよりは多少遠くても「口腔顔面痛」(非歯原性疼痛)に詳しい先生(できれば専門医)を受診して、診断を仰ぎます。
(実際そうしました)
もしそこで、「歯の問題の可能性が高い」と言われたら紹介状(診断書)にしてもらって、それを自由診療の根管治療専門医に見せ、再度診査してもらいます。
(専門家を動かすには専門家の意見があると話が早い)
非歯原性疼痛であってもなくても、今はそれが前に進むために重要なステップだと私には思えるので。
抜歯や治療で痛みが悪化する可能性が残ってると、怖くて治療もできませんしね^^;
被せ物は、噛み合わせを狂わせないために仮歯を入れてもらうと思います。
ちなみに、非歯原性疼痛って、そこまで珍しくはないみたいですよ。
少なくとも非定型歯痛は、2年前に歯科大学付属病院口腔外科へ行った時に、「今、うち多いです」と言われてました。
(エリンさんがそうだと言うのではなく、誰でもなる可能性がありそう)
それでは、私はこの辺で失礼致します。
少しでも早く穏やかな日々に戻れますように。
>先生方へ
出しゃばって、すみません^^;
この分野は情報が少なく私自身迷い悩んだので、多少なりとも、、、と経験を元に書きましたが、不適切な点がございましたら、遠慮なくご指摘ください。
よろしくお願いします。
タイトル | 治癒しない根管治療。X線で影が映ったことが一度もないのは何故か |
---|---|
質問者 | エリンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 根管治療の失敗・再治療 根管治療の専門医 その他(診断) レントゲン写真 痛みがある状態での治療終了 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。