7歳、バイオブロック矯正のデメリットはありますか?
相談者:
わせぐりさん (7歳:女性)
投稿日時:2015-12-18 09:17:26
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-12-19 18:36:26
こんにちは。
>指示通りに使用すれば、受け口、開咬、叢生がすべて解決すると思いますか?
これは術者の技量や考え方にもよりますからなんともいえませんね。
>成長期に長く装置を付けることで顎への負担は心配ありませんか?
成長期でしたら普通は問題ないはずです。
混合歯列期にできることをしっかりしてもらってください。
>指示通りに使用すれば、受け口、開咬、叢生がすべて解決すると思いますか?
これは術者の技量や考え方にもよりますからなんともいえませんね。
>成長期に長く装置を付けることで顎への負担は心配ありませんか?
成長期でしたら普通は問題ないはずです。
混合歯列期にできることをしっかりしてもらってください。
相談者からの返信
相談者:
わせぐりさん
返信日時:2015-12-19 19:12:57
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-12-20 12:38:00
複雑な装置になりますから、その製作に技術が必要なこと。
また、それの調整も簡単ではない事などがデメリットになりますね。
わせぐりさんのお住まいの県には、経験豊かな先生もいらっしゃいます。
また、それの調整も簡単ではない事などがデメリットになりますね。
わせぐりさんのお住まいの県には、経験豊かな先生もいらっしゃいます。
相談者からの返信
相談者:
わせぐりさん
返信日時:2015-12-20 13:02:02
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-12-20 13:24:54
>機能矯正をされている先生は専門医ではない先生が多いようにも思いますが
矯正専門医制度と言うのは、筋機能矯正専門医制度ではないからですね。
それぞれの所属するスタディーグループや臨床研鑽を行ってきた土台によって、残念ながら得手不得手が存在します。
矯正専門医は子どもの成長期に関する専門医制度ではないはずですからしょうがないですね。
>上下顎一体型の装置を装着中、正中線が2,3ミリずれた例を聞きました。
そもそも、矯正治療を行う必要があると言うことは顔である骨格がずれていたり気道が上手く作られていないために、鼻炎になっていたり横向き寝や寝返りが常態化している人が多いわけです。
またどちらが原因で結果かはわかりませんが身体がゆがんでいる子どもは多いですよ。
永久歯が交換するときにしっかり歯だけでもちゃんと整えてあげて今後の長い人生を送る上で状態が悪化しない土台を作ってあげようとするのが育成矯正です。
上下一体型の装置をはめて横向きにしか寝られないならば、正中はずれてしまうことがあるので(そもそも土台である骨格のズレが歯や寝方に現れているわけです)、それは後でいくらでも修正できるように顎の発育を誘導して睡眠時の気道を作っておくのがよいのでしょう。
土台つくりが成長期の矯正治療の主眼です。
細かいズレの修正くらいはいくらでも後で可能ですね。
矯正専門医制度と言うのは、筋機能矯正専門医制度ではないからですね。
それぞれの所属するスタディーグループや臨床研鑽を行ってきた土台によって、残念ながら得手不得手が存在します。
矯正専門医は子どもの成長期に関する専門医制度ではないはずですからしょうがないですね。
>上下顎一体型の装置を装着中、正中線が2,3ミリずれた例を聞きました。
そもそも、矯正治療を行う必要があると言うことは顔である骨格がずれていたり気道が上手く作られていないために、鼻炎になっていたり横向き寝や寝返りが常態化している人が多いわけです。
またどちらが原因で結果かはわかりませんが身体がゆがんでいる子どもは多いですよ。
永久歯が交換するときにしっかり歯だけでもちゃんと整えてあげて今後の長い人生を送る上で状態が悪化しない土台を作ってあげようとするのが育成矯正です。
上下一体型の装置をはめて横向きにしか寝られないならば、正中はずれてしまうことがあるので(そもそも土台である骨格のズレが歯や寝方に現れているわけです)、それは後でいくらでも修正できるように顎の発育を誘導して睡眠時の気道を作っておくのがよいのでしょう。
土台つくりが成長期の矯正治療の主眼です。
細かいズレの修正くらいはいくらでも後で可能ですね。
相談者からの返信
相談者:
わせぐりさん
返信日時:2015-12-20 15:39:48
相談者からの返信
相談者:
わせぐりさん
返信日時:2015-12-24 07:23:13
回答4
相談者からの返信
相談者:
わせぐりさん
返信日時:2015-12-24 20:25:06
藤森先生、ご回答ありがとうございます。
やはりまずは受診して、転院して治療してもらえるか、
その上で症例を見せてもらうのがよいのですね。
やはりまずは受診して、転院して治療してもらえるか、
その上で症例を見せてもらうのがよいのですね。
回答5
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2015-12-25 18:21:45
以前の2つの相談と今回の相談を全て拝読しましたが、完全に迷走している印象を受けました。
まずは、大前提として、患者さんごとに状態は異なりますから、どんな治療方針と治療装置が適しているかは患者さんによって異なります。
それらは、ネット相談では判断できませんし、さらにネット相談では診断をおこなってはいけないという法律があります。
そのようなことを前提として、一般論として回答させていただきますので、ご参考にしていただければ幸いです。
相談者さんは、過去の相談にて、繰り返し、抜歯や手術を避けたいという希望を述べられています。
しかし、抜歯や手術は本人や保護者が拒否すれば避けることが可能です。
歯科医師が抜歯や手術が妥当であるという説明や提案をしたとしても、実際その治療方針を受け入れるかは、患者さんと保護者の決断が最優先となりますので、その点はご安心ください。
一般的に、受け口や開咬などの状態は、遺伝的な顎骨形態が強く影響をおよぼします。
たとえば、アントニオ猪木さんは、土台である下顎骨が大きく、前方に突出している形態のため、上下の歯並びは受け口となっています。
また、女児で7歳の段階で、受け口・開咬という状態であれば、成長が継続する15歳〜18歳までは、さらにそのような骨格的な特徴が強くなるような形の成長が継続することは、100%確実です。
もちろん、顎骨の成長には、遺伝的な因子以外にも習癖などの環境的な因子が全く影響をおよばさないとは断言できません。
しかし、現在まで世界中で、多数の顎骨成長の研究がされていますが、早期治療、小児矯正をおこなったとしても、下顎が大きく前方に突出しているようなお子さんの下顎骨成長を、早期治療で抑制できるというような研究結果は報告されていません。
つまり、どのような矯正装置を使用したとしても、歯や歯を支える部分の歯槽骨に対しては、一定の効果がありますが、歯槽骨下部の下顎骨成長に影響を与えることは不可能に近いということです。
アントニオ猪木さんが、幼少時代に、小児矯正や早期矯正をうけたと仮定して、大人になった時点で、受け口や開咬が改善するような下顎骨成長のコントロールは困難だっただろうということは、なんとなく想像できると思います。
現在7歳という年齢で受け口、開咬であるということであれば、女性であれば、顎骨成長が収束する高校生以後の段階で仕上げの治療(2期治療)が必要となります。そのため、成長終了後に、精密検査で再評価をおこなうことになります。
精密診断説明では、審美面の改善と同時に、生涯にわたって歯が長持ちする可能性が高い歯並び、かみ合わせを獲得するために、どのような治療方針が望ましいかを矯正歯科医は説明します。
もし、抜歯や外科矯正治療が妥当と思われた場合には、矯正歯科専医はそのような治療選択肢を提示すると思います。
過去の相談文から、矯正歯科専門医が将来的には、抜歯や外科矯正が必要な状態であるとすでに判断して意見を述べているという記述がありましたので、バイオブロックを含むどのような1期治療行ったとしても、将来的にはそのような治療選択でなければ、生涯にわたる良好な治療結果を得ることは難しい可能性があります。
まずは、ネット相談で、バイオブロックの情報を集める前に、実際の状態を把握している矯正歯科担当医と納得できるまでご相談されることを強くおすすめします。
また、バイオブロックなどに力を入れている矯正歯科医(小児歯科医?)にセカンドオピニオンを求める場合には、そのようなテクニックを使用することで、なんらかのメリットを得ることができる可能性が存在するのか、充分にご質問をされることをお勧めします。
繰り返しになりますが、抜歯や外科矯正については、矯正歯科医が提案したとしても、本人が受け入れなければ確実に回避可能です。
しかし、2期治療の時点で抜歯や外科矯正を回避したとしても、審美面に大きな問題が残ったり、将来的な歯の長期保存が絶望的な歯並びで終了するという結果になるのは望ましくないと思います。
矯正歯科専門医院には、長期の小児矯正や早期矯正、1期治療などによって疲れ切った患者さんが多数来院されます。
そのような際に、1期治療を担当医した小児歯科医に質問すると、保護者が将来的に、どうしても抜歯や外科手術を避けたいと希望されたために、望ましい治療ではないと思ったけれど、しょうがなくがんばったという回答をいただくことが多いです。
また現在7歳であれば、お子さん自身の希望ではなく、保護者の希望で矯正治療を受けている可能性が高いと思います。
しかし、2期治療の時点では、患者さん(お子さん)はほぼ大人に近い精神年齢に達しています。
そのため、お子さんの希望が治療方針決定に際して最優先となります。
その時間経過による状況変化についても充分に留意されることをお勧めします。
お子さん自身は、2期治療の段階では、抜歯や外科矯正手術を回避することより、歯が将来にわたって長持ちするような治療結果や、より美しい審美性を獲得することを希望される可能性があるからです。
まずは、大前提として、患者さんごとに状態は異なりますから、どんな治療方針と治療装置が適しているかは患者さんによって異なります。
それらは、ネット相談では判断できませんし、さらにネット相談では診断をおこなってはいけないという法律があります。
そのようなことを前提として、一般論として回答させていただきますので、ご参考にしていただければ幸いです。
相談者さんは、過去の相談にて、繰り返し、抜歯や手術を避けたいという希望を述べられています。
しかし、抜歯や手術は本人や保護者が拒否すれば避けることが可能です。
歯科医師が抜歯や手術が妥当であるという説明や提案をしたとしても、実際その治療方針を受け入れるかは、患者さんと保護者の決断が最優先となりますので、その点はご安心ください。
一般的に、受け口や開咬などの状態は、遺伝的な顎骨形態が強く影響をおよぼします。
たとえば、アントニオ猪木さんは、土台である下顎骨が大きく、前方に突出している形態のため、上下の歯並びは受け口となっています。
また、女児で7歳の段階で、受け口・開咬という状態であれば、成長が継続する15歳〜18歳までは、さらにそのような骨格的な特徴が強くなるような形の成長が継続することは、100%確実です。
もちろん、顎骨の成長には、遺伝的な因子以外にも習癖などの環境的な因子が全く影響をおよばさないとは断言できません。
しかし、現在まで世界中で、多数の顎骨成長の研究がされていますが、早期治療、小児矯正をおこなったとしても、下顎が大きく前方に突出しているようなお子さんの下顎骨成長を、早期治療で抑制できるというような研究結果は報告されていません。
つまり、どのような矯正装置を使用したとしても、歯や歯を支える部分の歯槽骨に対しては、一定の効果がありますが、歯槽骨下部の下顎骨成長に影響を与えることは不可能に近いということです。
アントニオ猪木さんが、幼少時代に、小児矯正や早期矯正をうけたと仮定して、大人になった時点で、受け口や開咬が改善するような下顎骨成長のコントロールは困難だっただろうということは、なんとなく想像できると思います。
現在7歳という年齢で受け口、開咬であるということであれば、女性であれば、顎骨成長が収束する高校生以後の段階で仕上げの治療(2期治療)が必要となります。そのため、成長終了後に、精密検査で再評価をおこなうことになります。
精密診断説明では、審美面の改善と同時に、生涯にわたって歯が長持ちする可能性が高い歯並び、かみ合わせを獲得するために、どのような治療方針が望ましいかを矯正歯科医は説明します。
もし、抜歯や外科矯正治療が妥当と思われた場合には、矯正歯科専医はそのような治療選択肢を提示すると思います。
過去の相談文から、矯正歯科専門医が将来的には、抜歯や外科矯正が必要な状態であるとすでに判断して意見を述べているという記述がありましたので、バイオブロックを含むどのような1期治療行ったとしても、将来的にはそのような治療選択でなければ、生涯にわたる良好な治療結果を得ることは難しい可能性があります。
まずは、ネット相談で、バイオブロックの情報を集める前に、実際の状態を把握している矯正歯科担当医と納得できるまでご相談されることを強くおすすめします。
また、バイオブロックなどに力を入れている矯正歯科医(小児歯科医?)にセカンドオピニオンを求める場合には、そのようなテクニックを使用することで、なんらかのメリットを得ることができる可能性が存在するのか、充分にご質問をされることをお勧めします。
繰り返しになりますが、抜歯や外科矯正については、矯正歯科医が提案したとしても、本人が受け入れなければ確実に回避可能です。
しかし、2期治療の時点で抜歯や外科矯正を回避したとしても、審美面に大きな問題が残ったり、将来的な歯の長期保存が絶望的な歯並びで終了するという結果になるのは望ましくないと思います。
矯正歯科専門医院には、長期の小児矯正や早期矯正、1期治療などによって疲れ切った患者さんが多数来院されます。
そのような際に、1期治療を担当医した小児歯科医に質問すると、保護者が将来的に、どうしても抜歯や外科手術を避けたいと希望されたために、望ましい治療ではないと思ったけれど、しょうがなくがんばったという回答をいただくことが多いです。
また現在7歳であれば、お子さん自身の希望ではなく、保護者の希望で矯正治療を受けている可能性が高いと思います。
しかし、2期治療の時点では、患者さん(お子さん)はほぼ大人に近い精神年齢に達しています。
そのため、お子さんの希望が治療方針決定に際して最優先となります。
その時間経過による状況変化についても充分に留意されることをお勧めします。
お子さん自身は、2期治療の段階では、抜歯や外科矯正手術を回避することより、歯が将来にわたって長持ちするような治療結果や、より美しい審美性を獲得することを希望される可能性があるからです。
相談者からの返信
相談者:
わせぐりさん
返信日時:2015-12-26 07:55:32
堀内先生、ご回答ありがとうございます。
詳しくご説明くださり感謝します。よくわかりました。
伊藤先生、ありがとうございます。
先生のおっしゃる通り、自分でも迷走しているのがわかります。
考えがまとまりませんので、まずはお礼だけさせていただきます。
詳しくご説明くださり感謝します。よくわかりました。
伊藤先生、ありがとうございます。
先生のおっしゃる通り、自分でも迷走しているのがわかります。
考えがまとまりませんので、まずはお礼だけさせていただきます。
回答6
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-12-26 20:06:01
わせぐりさんが迷走されるのは仕方ないと思います。
小児の育成矯正についてあるいは矯正治療については、統一した見解に乏しく矯正専門医の先生の多くが遺伝性とか骨格性と早期に診断を下されるイメージがあります。
アントニオ猪木さんの話は、7歳の女の子の症例には当てはまらないことが多いように思います。
色々な手法や考え方、治療実績がありますから実際に通院可能な歯科医院でそこでできる治療法について考えられなければもっと迷路に入り込まれますよ。
歯科医院にてご相談ください。
小児の育成矯正についてあるいは矯正治療については、統一した見解に乏しく矯正専門医の先生の多くが遺伝性とか骨格性と早期に診断を下されるイメージがあります。
アントニオ猪木さんの話は、7歳の女の子の症例には当てはまらないことが多いように思います。
色々な手法や考え方、治療実績がありますから実際に通院可能な歯科医院でそこでできる治療法について考えられなければもっと迷路に入り込まれますよ。
歯科医院にてご相談ください。
相談者からの返信
相談者:
わせぐりさん
返信日時:2015-12-26 20:35:35
船橋先生、ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通りです。
実際に通える歯科医に相談にしないと、いつまでも解決しないと分かりました。
勇気を出して相談に行きたいと思います。
先生方、たくさんのご意見ありがとうございました。
大変参考になりました。
心より感謝いたします。
おっしゃる通りです。
実際に通える歯科医に相談にしないと、いつまでも解決しないと分かりました。
勇気を出して相談に行きたいと思います。
先生方、たくさんのご意見ありがとうございました。
大変参考になりました。
心より感謝いたします。
タイトル | 7歳、バイオブロック矯正のデメリットはありますか? |
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質問者 | わせぐりさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 7歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) 子供の歯並び 子供の歯列矯正 叢生(ガタガタの歯並び) 下顎前突(受け口) 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。