ルートプレーニングの頻度について

相談者: みゅーくさん (39歳:男性)
投稿日時:2016-01-27 03:38:05
宜しくお願いします

数年前から歯周病で通っておりポケットも改善してきてますが、まだ深い場所が残っています(3mm〜5mm、以前は7mmとかでした)

定期検診スケーリング等をしてもらっていますが、深い場所のルートプレーニングもたまにしてもらった方が良いのでしょうか?


何年かした記憶は無いですし、スケーリングによって防げたりするのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-01-27 08:13:26
おはようございます。

歯周病スケーリングで治療しているわけですね、個人的にはスケーリングでは治らないと考えています。

なぜなら歯周病の原因は歯石ではなくプラークだからです、したがって歯石を取っただけでは治りません、治そうとするなら歯磨き練習をすることです、歯磨き技術が向上すれば歯についたプラークを落とせるようになります。

プラークを落とせば原因がなくなるので自然治癒力で歯周病歯は治ってきます、スケーリングより歯磨き練習です。

歯周病 http://www.yamadashika.jp/perio.html
歯周病を歯磨きで治す]U http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
ブラッシングの威力V http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-01-27 10:10:40
ルートプレーニングは有効な処置の一つだと思います。

その時期については一律に決められるものではなく、主治医が判断すべきことだと思いますよ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-01-27 12:39:56
そもそも論なのですが…

スケーリングとは歯石を取る事を言います。
ルートプレーニングとは感染したセメント質を取り除き根面を滑択にする事をいいいます。

つまり、保険で言うSRP(スケーリング・ルートプレーニング)とは「ポケット内の歯石を除去し、感染したセメント質を取り除き、根面を滑択にする」事を指します。

しかし、「SRPが歯周病治療において有効である」と言う考え方は1970年代のものであり、2000年代に入り「根面を滑択にする事は歯周病治療において有効ではなく、根面に付着したプラークを量的、質的に減少させる事(デブライドメント)が有効」と言う事が言われるようになってきました。

つまりは「盲目的に歯周ポケット内をSRPするのではなく、歯石、プラークのみをしっかり除去する事」になります。

となると、ルートプレーニングの有用性と言うものは「あまりないかな?」と個人的には考えるのですが…。


ただ、この「盲目的に歯周ポケット内をSRPするのではなく、歯石、プラークのみをしっかり除去する」をどれだけの衛生士さんができているか?と言う所から疑問に思うのですがね…。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みゅーくさん
返信日時:2016-01-27 20:09:36
返信ありがとうございます

山田先生
母の件では有難うございました。

歯磨きの有効性は先生のブログで勉強させてもらい、かなり練習しました。
通院始めよりかは歯磨きも良くなってるとは言われましたが、どうしても残ってしまう部分があるみたいです。
そこに関してはもう一度指導してもらいつつ改善できればと思います。



藤森先生・櫻井先生

デブライドメント・・はじめて聞きました。
SRPとは違うそんな言葉があるんですね。
今度通ったときに、聞いてみたいと思います。



タイトル ルートプレーニングの頻度について
質問者 みゅーくさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ スケーリング(歯石取り)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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