歯根端切除術をしたがまた再発
相談者:
だぶるさん (43歳:女性)
投稿日時:2016-03-10 16:20:47
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-03-11 06:52:11
おはようございます。
歯根端切除と接着治療をなさったがフィステルができてしまい数か月間経過観察をすることになっているようですね。
そもそも歯根端切除や接着治療をしてフィステルができてしまったということは手術が失敗に終わったということです、経過観察をしたところでよくなるわけはありません。
失敗の原因を特定して原因の除去をする以外解決することはできないと思います。
>、歯を一旦抜いて割れている所を修復して戻す治療をした方がいいかもと言われました。
長年接着再植治療をやっていますが、一回接着した歯を抜いてもう一度接着し直すという方法は接着剤を取り除くのが難しいためできないような気がします。
>今回の様にまた再発してしまった場合、抜歯しかないのかなと思うのですが
接着剤を歯根破折面を削らずに接着剤だけすべて落とし切ることができれば再接着は可能だと思いますが、個人的にはやったことがありません、かなり難しいというより不可能だと思います。
>同じ手術などをして完全に治る場合があるのでしょうか?
歯根端切除はしないで抜歯をしその時抜歯窩から嚢胞を摘出して、破折した根は接着修復をして再植すれば個人的にはほとんど成功しています。
歯根破折歯の外部接着修復 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%CB%C0%DE&x=0&y=0
歯根端切除と接着治療をなさったがフィステルができてしまい数か月間経過観察をすることになっているようですね。
そもそも歯根端切除や接着治療をしてフィステルができてしまったということは手術が失敗に終わったということです、経過観察をしたところでよくなるわけはありません。
失敗の原因を特定して原因の除去をする以外解決することはできないと思います。
>、歯を一旦抜いて割れている所を修復して戻す治療をした方がいいかもと言われました。
長年接着再植治療をやっていますが、一回接着した歯を抜いてもう一度接着し直すという方法は接着剤を取り除くのが難しいためできないような気がします。
>今回の様にまた再発してしまった場合、抜歯しかないのかなと思うのですが
接着剤を歯根破折面を削らずに接着剤だけすべて落とし切ることができれば再接着は可能だと思いますが、個人的にはやったことがありません、かなり難しいというより不可能だと思います。
>同じ手術などをして完全に治る場合があるのでしょうか?
歯根端切除はしないで抜歯をしその時抜歯窩から嚢胞を摘出して、破折した根は接着修復をして再植すれば個人的にはほとんど成功しています。
歯根破折歯の外部接着修復 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%CB%C0%DE&x=0&y=0
相談者からの返信
相談者:
だぶるさん
返信日時:2016-03-11 11:29:01
山田先生
こんにちは。
手術は失敗ですか…ショックです。
失敗と言うのは、病巣が取り切れていなかったという事でしょうか?
初めはフィステルとは言われてなく、疑わしき場所に何か液をつけて泡が出ているので中で完全にくっついていないと言われた場所でした。
失敗の原因を特定して除去するとありますが、つきとめるにはどういった方法がありますでしょうか?
主治医の先生は切除術をする前の説明ではこれをやってみてダメなら
抜歯と仰っていましたが、急に治療内容を変える事があるのかも気になります。
私の状態だと(治療場所はブリッジや差し歯、10年は経っています)歯を抜くしかない状態だとは思うのですが、それでも前向きに治療して頂いて感謝はしているのですが、治る見込みがないのにまた切除術や歯を抜いて元に戻す方法が相応しいのか疑問に思いました。
こんにちは。
手術は失敗ですか…ショックです。
失敗と言うのは、病巣が取り切れていなかったという事でしょうか?
初めはフィステルとは言われてなく、疑わしき場所に何か液をつけて泡が出ているので中で完全にくっついていないと言われた場所でした。
失敗の原因を特定して除去するとありますが、つきとめるにはどういった方法がありますでしょうか?
主治医の先生は切除術をする前の説明ではこれをやってみてダメなら
抜歯と仰っていましたが、急に治療内容を変える事があるのかも気になります。
私の状態だと(治療場所はブリッジや差し歯、10年は経っています)歯を抜くしかない状態だとは思うのですが、それでも前向きに治療して頂いて感謝はしているのですが、治る見込みがないのにまた切除術や歯を抜いて元に戻す方法が相応しいのか疑問に思いました。
回答2
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2016-03-11 12:25:17
だぶる さんこんにちは
>左右1番に破折があり接着剤でつけて頂きました。
破折が見つかった時点で抜歯というのが一般的な診断かと思います。接着などをされている先生もいらっしゃいますが、かなりその処置方法に精通されている先生でないとかなり難しい治療方法かと思います。
担当の先生は、かなりチャレンジングな治療で何とか残そうとされたのかもしれませんね。
>今回の様にまた再発してしまった場合、抜歯しかないのかなと思うのですが
恐らくそうなるかと思います。
お大事にどうぞ。
>左右1番に破折があり接着剤でつけて頂きました。
破折が見つかった時点で抜歯というのが一般的な診断かと思います。接着などをされている先生もいらっしゃいますが、かなりその処置方法に精通されている先生でないとかなり難しい治療方法かと思います。
担当の先生は、かなりチャレンジングな治療で何とか残そうとされたのかもしれませんね。
>今回の様にまた再発してしまった場合、抜歯しかないのかなと思うのですが
恐らくそうなるかと思います。
お大事にどうぞ。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-03-11 12:31:12
本当に困りましたね。
>失敗と言うのは、病巣が取り切れていなかったという事でしょうか?
というより感染を排除できなかったのだと思います。
接着不良なら抜歯すればわかります、歯根端の処理が不十分でも抜歯してマイクロスコープで観察すればわかると思います。
他にも原因があるかもしれませんが、これも抜歯すれば判ると思います、ただわかっただけで原因を取り除き再植出来なければ患者さんにとっては意味のないことだと思います
>主治医の先生は切除術をする前の説明ではこれをやってみてダメなら抜歯と仰っていましたが、
個人的には技量不足か経験不足かのどちらかのような気がいたします。
>治る見込みがないのにまた切除術や歯を抜いて元に戻す方法が相応しいのか疑問に思いました。
治る見込みがなければ前向きにはなれませんよね、その辺りの見極めは経験が物を言うのではないでしょうか。
>失敗と言うのは、病巣が取り切れていなかったという事でしょうか?
というより感染を排除できなかったのだと思います。
接着不良なら抜歯すればわかります、歯根端の処理が不十分でも抜歯してマイクロスコープで観察すればわかると思います。
他にも原因があるかもしれませんが、これも抜歯すれば判ると思います、ただわかっただけで原因を取り除き再植出来なければ患者さんにとっては意味のないことだと思います
>主治医の先生は切除術をする前の説明ではこれをやってみてダメなら抜歯と仰っていましたが、
個人的には技量不足か経験不足かのどちらかのような気がいたします。
>治る見込みがないのにまた切除術や歯を抜いて元に戻す方法が相応しいのか疑問に思いました。
治る見込みがなければ前向きにはなれませんよね、その辺りの見極めは経験が物を言うのではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
だぶるさん
返信日時:2016-03-11 22:58:20
相談者からの返信
相談者:
だぶるさん
返信日時:2016-03-11 23:08:44
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-03-12 06:55:39
>私の感染場所が酷いから取り切れなかったのでしょうか。
個人的には手技の問題のような気がいたします。
>接着不良からフィステルができると考えてよいですか?
いいと思います。
>今回は抜歯をして下さい」とお願いすることはできますでしょうか?
できると思います。
>正直、今回の様に手術して1か月で再発してしまう状態であれば 抜歯した方がいいのかなと思ってしまいます。
そうですね、つらいと思いますよ。
個人的には手技の問題のような気がいたします。
>接着不良からフィステルができると考えてよいですか?
いいと思います。
>今回は抜歯をして下さい」とお願いすることはできますでしょうか?
できると思います。
>正直、今回の様に手術して1か月で再発してしまう状態であれば 抜歯した方がいいのかなと思ってしまいます。
そうですね、つらいと思いますよ。
タイトル | 歯根端切除術をしたがまた再発 |
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質問者 | だぶるさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 歯根端切除術 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。