歯の残存本数と歯周病に関して

相談者: 中年ママさん (56歳:女性)
投稿日時:2016-04-14 13:34:23
お世話になっています

私の歯は18本ありますが歯周病はありません。
夫の歯は27本もあり歯周病で困っています。

私の歯は元々少なく生えてきて虫歯や変形で抜歯しているため更に本数が減り現在18本です。
食事や間食には全く不自由していません。

クリーニングの頻度や食生活も夫と全く同じです。


歯の本数が多い夫は歯周病で頻繁に歯科医院でクリーニングしていますが、管理が大変なようです。

夫の担当の先生に聞くと歯の多い人は歯周病の管理が大変で、逆に高齢になり歯の本数が減ると歯周病も減るそうです。

本当でしょうか。
教えてください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-04-14 14:10:17
こんにちは。

歯周病と歯の本数についてですが、個人的には関係はないと考えています、歯周病と関連するのは主に歯に付着したプラークです、プラークが付着したままだと歯周病は進行します。

しかしご自分でプラークをある程度きれいに落とせているなら、健康的な歯周組織を維持できます。


また歯科医院でのクリーニングも本質的には関係ないと思います、要はいかに上手に磨いてプラークを減らせるかです、いくらクリーニングをしてもらってもご自分でプラークを落とすことができなければすぐその日からプラークは付着するので歯周病は治りません。

ご主人がどの程度の歯周病かはわかりませんが困っておられるということなので進行しているように思います、適切な診断と歯磨き技術の向上が必要と個人的には考えています。

我流で一生懸命歯を磨いても歯磨き技術が伴わなければきれいに磨けることはないと思います、歯磨き指導に長けた歯科医歯科衛生士による歯磨き練習が必要だと思います。

歯周病を歯磨きで治す http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-04-15 09:45:12
中年ママ さん、こんにちは。

>クリーニングの頻度や食生活も夫と全く同じです

歯周病で一番大きな影響は、家庭での歯磨きです。
この場合、磨いているかいないかではなく、磨けているかいないかが問題になります。

次に、全身疾患や喫煙習慣などによる抵抗力が影響します。

予測ですが、ご夫婦の違いは、家庭での歯磨きではないでしょうか。


もう一つ違いがあるとすれば、侵襲性歯周炎と慢性歯周炎の違いがあるかもしれません。
しかし、年齢考慮して27本も歯が残っていることから考えると、侵襲性歯周炎の可能性はほとんどないと思います。

慢性歯周炎なら、正しい治療がなされていれば、ほとんどの場合治りますので、治療自体に問題があるのかもしれません。
頻繁にクリーニングに通ったところで、歯周病が治るわけではありません。

残念ながら、正しい歯周病の治療ができる歯科医師が少ないのが日本の現状です。
歯周病は症状が出にくい病気のため、患者さん側も治ったかどうかがわかりにくいことも治療の妨げになっています。



>逆に高齢になり歯の本数が減ると歯周病も減るそうです

日本の統計を見ると、そのようにも見えますが、正しい歯周病の治療がおこなわれているスェーデンの統計を見ると、高齢になっても、歯の数は減らずに歯周病も治ってきています。

日本の場合、国民の多くが歯周病の予防や治療に関心が少なく、中等度重度になるまで放っておくので、抜歯されて歯が少なくなってしまいます。


歯周病は、同じ一人のお口の中でも、歯によって進行度が違ってきます。
重度に進んだ歯は、抜歯されてしまい、リスクが低い歯周病の問題を起こしにくい歯だけが残るため統計上はそのように現れるのだと思います。




タイトル 歯の残存本数と歯周病に関して
質問者 中年ママさん
地域 東京23区
年齢 56歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 歯の異常・トラブルその他
歯周病その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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