根尖病変で上顎洞に穴ができた
相談者:
ユウジュさん (50歳:女性)
投稿日時:2016-05-15 23:42:13
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2016-05-16 00:57:10
こんにちは。
>上顎洞に穴という状態ですが、よく聞く上顎洞炎ということになるのでしょうか。
歯の根と上顎洞の間には歯槽骨があり、直接接しているわけではありません。
根尖病変によって骨が溶けてなくなったことにより歯根と上顎洞が直接接するようになったのでと思います。
このような事態はそれほど珍しいことではありません。
上顎洞に穴が開いているということと上顎洞炎とは一緒ではありません。
ただし、根尖病変による影響で上顎洞炎が生じている可能性はあります。
>上顎洞に穴という状態ですが、よく聞く上顎洞炎ということになるのでしょうか。
歯の根と上顎洞の間には歯槽骨があり、直接接しているわけではありません。
根尖病変によって骨が溶けてなくなったことにより歯根と上顎洞が直接接するようになったのでと思います。
このような事態はそれほど珍しいことではありません。
上顎洞に穴が開いているということと上顎洞炎とは一緒ではありません。
ただし、根尖病変による影響で上顎洞炎が生じている可能性はあります。
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2016-05-16 09:28:46
ユウジュさん、こんにちは
>上顎洞に穴という状態ですが、よく聞く上顎洞炎ということになるのでしょうか。それほど珍しいことではないのでしょうか。
上顎洞は鼻のわきにある空洞で左右に一つずつあります。
通常は鼻とは交通していますが、口の中とはつながっていません。
ただ、臼歯(奥歯)の根が上顎洞と近接していることが多く根尖に病巣ができると口腔と上顎洞を堺している骨が吸収してしまうことがあります。
そうすると、それが原因で上顎洞まで感染が拡大して歯性上顎洞炎という状態になることがあります。
現段階では上顎洞炎までは起きていないと思いますが根尖に病巣があり上顎洞との境がなくなってしまったのではないでしょうか。
>抜歯をすれば貫通し大変なことになるのではと想像してしまいますが、通常の虫歯の抜歯と変わらないと思っていて大丈夫でしょうか。
> 本来は口腔外科などが専門になるのでしょうか。
抜歯をすることで一時的に穴は開く可能性はありますが、ほとんどの場合は自然にふさがってきます。(穴の大きさにもよります。)
ただ、なかなか塞がらない場合は穴を2次的にふさぐ手術を行わざるを得ない場合もあります。
またその際に上顎洞に感染が起こると上顎洞炎になる可能性もあります。
本来の専門家は口腔外科になります。
参考になれば幸いです。
>上顎洞に穴という状態ですが、よく聞く上顎洞炎ということになるのでしょうか。それほど珍しいことではないのでしょうか。
上顎洞は鼻のわきにある空洞で左右に一つずつあります。
通常は鼻とは交通していますが、口の中とはつながっていません。
ただ、臼歯(奥歯)の根が上顎洞と近接していることが多く根尖に病巣ができると口腔と上顎洞を堺している骨が吸収してしまうことがあります。
そうすると、それが原因で上顎洞まで感染が拡大して歯性上顎洞炎という状態になることがあります。
現段階では上顎洞炎までは起きていないと思いますが根尖に病巣があり上顎洞との境がなくなってしまったのではないでしょうか。
>抜歯をすれば貫通し大変なことになるのではと想像してしまいますが、通常の虫歯の抜歯と変わらないと思っていて大丈夫でしょうか。
> 本来は口腔外科などが専門になるのでしょうか。
抜歯をすることで一時的に穴は開く可能性はありますが、ほとんどの場合は自然にふさがってきます。(穴の大きさにもよります。)
ただ、なかなか塞がらない場合は穴を2次的にふさぐ手術を行わざるを得ない場合もあります。
またその際に上顎洞に感染が起こると上顎洞炎になる可能性もあります。
本来の専門家は口腔外科になります。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
ユウジュさん
返信日時:2016-05-16 19:31:46
タイトル | 根尖病変で上顎洞に穴ができた |
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質問者 | ユウジュさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根の病気(根尖病変・根尖病巣) 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。