MTAのヒ素、薬事認可に絡む文献のその後

相談者: あすわかさん (44歳:女性)
投稿日時:2016-06-01 13:10:16
度々お世話になります。

右上6番、神経ギリギリの(可能性が高い)虫歯を削って、残せるならMTA覆髄、残せそうにない、または予後が良くないなら抜髄、という予定でおります。

それでMTAのことを調べていたところ、MTAにはヒ素が含まれていると知りました。

[MTAに含まれるヒ素は、歯を何本位治療したら悪影響を及ぼすか?]

上記によると、

「ヒ素の歯科での基準値は2ppm、それ以下であれば商品として問題なし

0.2グラム中から日本に主に輸入されているデンツプライ社のホワイトMTAから3.3ppm程度検出との海外の文献で報告があり

薬事認可に絡む問題になりかねないのでいま論文作成者に抗議をかねて問い合わせをしている」

との内容でした。


この記事から6年以上が経過しており、ぜひ続きがどうなったのか知りたいです。
が、探しても見つかりませんでした・・・
(探し方が悪かったらすみません)。

もしご存知の先生がいらっしゃいましたら、最新の情報を教えていただけないでしょうか?
現在流通しているMTAもこの頃と同じものでしょうか?



それから、「MTAは生体親和性が高い」との事ですが、こういったヒ素等の成分は、体内に取り込まれていずれ無くなっていく(ヒ素は体内に蓄積?)のでしょうか?

あるいはセメントですから、その歯がある限り、その場所にあり続けるのでしょうか?
要はヒ素が微量にあったとして、それはどこへ行ってどう影響するのでしょうか?

まず問題無いとのお話ですが、知ってはおきたいです。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-06-01 14:40:18
ヒ素はひじきにも入ってますが、ひじき食べますか?

MTA0.2グラムの3.3ppmって6.6μgでしょうか 桁が2桁違います。

* http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/hijiki.html


その程度の量で心配していたら何にも食べられませんよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あすわかさん
返信日時:2016-06-01 21:36:40
森川先生、ご回答
ありがとうございます。

はい、ひじき食べます。
MTA0.2グラムの3.3ppmは、グラムに換算すると、6.6μgということですね!

基準値を超えるとあったので、相当多いのだろうと思いこんでおりました。


MTAは生体親和性が高いという事ですが、もしも予後が悪くて抜髄になった時、覆髄に使ったMTAは簡単に取り除けますか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-06-01 22:13:18
抜髄時に全部削って取られてしまうと思います

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あすわかさん
返信日時:2016-06-02 14:14:44
柴田先生、

セメントなのでガチガチに固定されて取り除けない?と思いましたがそうではないのですね。
ありがとうございました。



タイトル MTAのヒ素、薬事認可に絡む文献のその後
質問者 あすわかさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ MTA
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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