虫歯になりかけの場合、早く治療したほうがいいのでは?

相談者: よのすけさん (40歳:男性)
投稿日時:2016-06-30 02:24:57
先日、定期健診に行った際に「虫歯になりかけ」の歯があるので良く磨いてくださいと言われました。

その時思ったのが、”虫歯になりかけ”ならその歯を”完全に虫歯になる前”に治療できないかということです。

つまり、なりかけの状態で治療してしまえばいいのではと考えたのですが無理なのでしょうか。


それとも現時点は、完全に虫歯にならないようにしっかり磨くしかないのでしょうか。

くだらない質問ですいません。
回答お願いいたします。 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-06-30 07:12:37
>その時思ったのが、”虫歯になりかけ”ならその歯を”完全に虫歯になる前”に治療できないかということです。
>つまり、なりかけの状態で治療してしまえばいいのではと考えたのですが無理なのでしょうか。

こういった考えは、大きな間違いかと思いますし、ご自身の歯を失っていくことに繋がりかねません。

虫歯は、歯周病のように「早期発見・早期治療」ではなく、「早期発見・早期予防」が基本です。


実際の状態が判りませんが、虫歯があったからといって、直ちに治療に移行するとは限りません。

定期的に診続けていくことで、不可逆的な治療を、何年も何十年もずっと後送りにすることが可能なことが、結構あるかと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-06-30 08:20:21
よのすけ さんこんにちは

>なりかけの状態で治療してしまえばいいのではと考えたのですが無理なのでしょうか

なりかけということであればまだ、虫歯にはなっていない状態なのかと思います。
であれば、治療の必要はないとおもいますよ。

歯は、できるだけ削らない、神経は取らない方が長持ちします。安易に削ってしまわれない方が良いかと思います。


>完全に虫歯にならないようにしっかり磨くしかないのでしょうか。

そうですね、磨き方などをしっかりと指導していただいて続けてくださいね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-06-30 08:44:18
ご相談ありがとうございます。

>つまり、なりかけの状態で治療してしまえばいいのではと考えたのですが無理なのでしょうか。

とても重要なポイントをついた、良いご質問です。

虫歯の治療は大きく分けて、2つあります。
一つは、穴が空いたら削る治療、もう一つは穴が空く原因に対する治療をして削らないですませる治療です。

したがって今回は、なりかけであり、穴になっていないのであれば、削らない治療をするチャンスとも言えます。


>それとも現時点は、完全に虫歯にならないようにしっかり磨くしかないのでしょうか。

虫歯の穴にしないためには、そのような漠然とした方法では完全な効果は全く出ません。

なにしろ、何十年も統計を取るたびに、日本の方たちは、しっかり歯磨きしています。
それにもかかわらず、虫歯の穴をくりかえし削りに通院している現状から考えれば、歯磨きって、予防効果はあるんだろうか?、とお感じになることがごくふつうだからです。

効果を上げるためには、お一人ずつで違う原因を突き止める検査を受け、原因に対する診断を受け、治療方針を計画してもらい、ご自身に合う計画を相談の上でご自身で選択して、後は継続的に実行することが一生虫歯の穴をあけないで済む治療となります。

人間皆同じという考えで、一律に予防イコール100%歯磨きという考えは、歯ブラシも少なく、歯磨き習慣もあまりなかった前世紀の考えでもあります。

歯磨きだけしていてもまた虫歯の穴が空くのが摂理であれば、穴が開くのをお互いに待っているのかもしれません。
それがお互いに好都合なのかもしれません。

よく相談しましょう。




タイトル 虫歯になりかけの場合、早く治療したほうがいいのでは?
質問者 よのすけさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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