銀インレーの下に詰めたセメントはレントゲンで分かりますか?

相談者: 街並さん (20歳:男性)
投稿日時:2016-08-09 04:34:13
こんにちは。

銀の詰め物の下にはセメントなどの詰め物がされている場合があると聞きました。
これはレントゲンでは確認出来ないのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-08-09 08:23:55
ご相談ありがとうございます。

一般的に、はっきり確認できる場合と、銀に隠れてよくわからない場合と、二通りです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 街並さん
返信日時:2016-08-09 08:37:15
さがら先生ご回答ありがとうございます

銀に隠れることはあっても、象牙質なのかセメントなのか区別がつかないことはあり得ないと思ってよいのでしょうか?

担当の先生は薬が詰めてあってもレントゲンでは分からないというような事をおっしゃっていたので。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-08-09 08:49:12
造影剤を成分に加えたセメントであればうっすらと白くなりますのでインレーの直下に白い部分が写ってカリエス象牙質と区別できると思います。

昔からあるセメントの場合で造影剤が入っていないとレントゲンでは透過像となってしまいカリエスとの判別が不可能になる場合があると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-08-09 10:08:27
そうですね…

X線と金属の角度、セメントの種類によっては判断できない場合もあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 街並さん
返信日時:2016-08-09 13:18:47
柴田先生、櫻井先生ご回答ありがとうございます。

カリエスとの判別が不可能になる

健康(にレントゲンに映る)象牙質であればセメントとははっきり区別が付くということでしょうか?


私が知りたい事は、銀の下に健康な可能性のある象牙質がどれだけ残っているかという事です。

今の銀インレーフロスが切れるので不満があり、いつかやり替えたいと思っています。
ただし神経までの距離が分からないのであれば慎重になるべきかと考えています。


最初の質問が短文すぎて意図が伝わりにくかったと思います。
申し訳ありませんでした。

よろしくお願いします
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-08-09 13:26:39
街並 さんこんにちは

>銀の下に健康な可能性のある象牙質がどれだけ残っているかという事です。

金属の部分が歯質と重なれば判別がつきませんね。

しかし、ごく一部分のインレーであれば神経までの距離は判別がつくと思います。

どちらにしても実際にレントゲンを撮影して確認してみないことにはなんとも言えないですね。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-08-09 13:36:26
>今の銀インレーフロスが切れるので不満があり

と言う問題があるのであれば、インレーを除去してやり直す必要があるのですから、レントゲンの画像は必要ありません。

実際、インレーを除去し、検知液で染め出しをしながら削てみるとレントゲン写真と比較しても「思ったより深かった」「思ったより浅かった」と言う事は多々ありますので、レントゲンは参考にこそなれ、「絶対」ではありません。

つまり「インレー除去が必須である」と言う事であれば「レントゲンでの診断」よりも「いかに丁寧にインレーを除去できるか?」が勝負になると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 街並さん
返信日時:2016-08-09 14:05:17
水川先生、櫻井先生ありがとうございます。

>ごく一部分のインレーであれば神経までの距離は判別がつくと思います。

銀で白く写るところが分からないのは当然として、「象牙質に見えてたのに銀を開けてみたら歯髄ギリギリまでセメントだった。」というのは無いということでしょうか?

精神衛生上これが分からないと不安で…



>インレーを除去してやり直す必要がある

過去の質問を読むと緊急性は無いという回答もあったので、信頼できる先生をゆっくり探してからのつもりだったのですが…追加の質問になってしまうので別スレッドを立てて質問させて頂きたいと思います。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-08-09 15:15:57
担当医が「(レントゲンが無いと)精神衛生上不安」と言うのであれば、わかりますが、患者さんがこのセリフを言うのは意味が分かりませんが…。


>信頼できる先生をゆっくり探してからのつもりだったのですが

それがよろしいかと思います。


井野先生が別のスレッドで

「患者さんができることは歯科医院選びまで」

と書かれておりますが、まさにその通りだと思います。

レントゲンで診断するかどうかは歯科医師の領域であり、患者さんが気にすることとは違うように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 街並さん
返信日時:2016-08-09 17:59:42
なるほど…リスクの大小を考えるのも歯科医の仕事だから患者の関与する余地はないというように理解しました。

私としては、レントゲンは初診の時に必ず撮ってるだろうから、ぱっと見て分かるリスクなら説明してほしいという考えでした。
診断方法に口を出すつもりは毛頭ありません。

神経に近い治療になるのか、患者としては気になるところだと思います。
リスクと治療の必要性を説明する過程で担当医の考えを聞き、この過程で信頼関係が築かれていくのだと思っています

ご回答いただいた先生方、お忙しい中ありがとうございました。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2016-08-10 09:12:49
レントゲンは初診の時に必ず撮ってるだろうから、ぱっと見て分かるリスクなら説明してほしいという考えでした。
>神経に近い治療になるのか
>リスクと治療の必要性を説明


普通、説明はあると思います。

ただし「レントゲンでは分からない事もある」と言う事を患者さん自身が理解していただきたいものです。

「レントゲンでわからないという事はこの歯医者は診断能力が低いんじゃないか?」と疑う患者さんが多いことも事実です。

象牙質セメントがはっきり区別が付くかどうか」と言うそんな小さなことより、担当の歯科医を信じて、その先生の治療方針に従った方が、結果として患者さんのメリットは大きいとお考えいただきたいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 街並さん
返信日時:2016-08-11 06:11:10
櫻井先生、たびたびご回答いただきありがとうございます。

>そんな小さなことより、担当の歯科医を信じて

確かに、必要な治療が必要なだけ行われるのであれば気にする必要はないのかもしれませんね。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2016-08-12 10:50:05
>必要な治療が必要なだけ行われるのであれば

基本的にすべての歯科医は「必要な治療を必要なだけを行い」ます。
「故意に大きく削ってやろう」などと言う歯科医は存在しません。

少なくとも僕の周りの歯科医は全員そうです。


ただ、裸眼では良く見えないので「必要以上に大きく削ってしまった」とか「虫歯を取り残してしまった」と言うことはあるかもしれません。

そうであれば、裸眼ではなく、マイクロスコープや4倍以上の強拡大ルーペを使って治療すればよいだけの話です。


また、患者さん自身が「本当に必要な治療をされたかどうか?」がわからないので「不安」「不審」に思ってしまうだけの話です。

それであれば、治療途中で口腔内写真を撮影してもらったり、マイクロ動画を見せてもらえば安心できることでしょう。


ただ、強拡大ルーペやマイクロスコープなど高額な医療機器であっても「保険診療では評価されない」のが事実です。
(マイクロスコープの使用は根の治療の一部がこの4月から認められましたが)

また、口腔内写真を撮って説明したり、マイクロ動画を見せたりして説明しても、その説明時間に診療報酬は発生しません。


医院経営として「コスト」と「時間」は大切なので、低すぎる保険診療報酬では賄えないというのも事実かもしれませんがね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 街並さん
返信日時:2016-08-12 22:20:01
さらに回答をいただいてしまいました。


健康はお金に代えられないものだと再認識させられます。
大変参考になりました。


このスレッドを解決済みにさせていただきます。
ありがとうございました。



タイトル 銀インレーの下に詰めたセメントはレントゲンで分かりますか?
質問者 街並さん
地域 非公開
年齢 20歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
その他(歯科治療関連)
レントゲン写真
デンタルフロスが引っかかる
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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