左上5番、砕けて損傷を受けていると言われた歯槽骨の再生
相談者:
まちっこさん (59歳:女性)
投稿日時:2016-09-17 12:35:04
お世話になります。
左上5番の歯がここ3ヶ月の間に、凍みたりぐらつきがあり噛むと食い込むような痛みもありまして、以前より度々かかっている根管治療の専門医に診てもらいました。
すると左上5番の歯の4番側の歯槽骨が砕けて、損傷を受けていると言われました。
6年前にのう胞の治療を、その歯科医で治療してもらいました。
それからはいままでは調子は良かったと思います。
その先生の診断によると、汚れや歯石というよりは、食いしばりが原因であると思われるということです。
左上の奥歯は25年前に抜いておりますので、その噛み合わせの良くないことがのう胞の治療した時はよかったけど、6年間に知らず知らずのうちにかかっていたのではないかとも言われました。
ただ同じ医師に、1年前にレントゲンを撮った時は影もありませんでした。
下との歯に当たって痛いということで、問題の歯を少し削ってもらいました。
痛みは軽減されましたが、舌で押すとぐらつきが気になり不快感は否めません。
先生は食いしばりを直し、歯の汚れに気を付ければ骨は再生するとおっしゃって、先に述べたように、歯を削り汚れを取る以外は特になにもしませんでした。
そして食いしばりを治すための体操などを指導してもらいました。
夜は以前つくったマウスピースをしています。
このまま放置していてよいのか、何度聞いても同じ回答なので不安がぬぐえません。
歯槽骨は再生するのがむずかしく、エムドゲインという薬剤を切開して塗るという方法もあるとネットで調べました。
私はこの年齢でお恥ずかしいのですが、矯正治療も始めたいと考えております。
よろしければ先生方のお考えをお聞かせください。
左上5番の歯がここ3ヶ月の間に、凍みたりぐらつきがあり噛むと食い込むような痛みもありまして、以前より度々かかっている根管治療の専門医に診てもらいました。
すると左上5番の歯の4番側の歯槽骨が砕けて、損傷を受けていると言われました。
6年前にのう胞の治療を、その歯科医で治療してもらいました。
それからはいままでは調子は良かったと思います。
その先生の診断によると、汚れや歯石というよりは、食いしばりが原因であると思われるということです。
左上の奥歯は25年前に抜いておりますので、その噛み合わせの良くないことがのう胞の治療した時はよかったけど、6年間に知らず知らずのうちにかかっていたのではないかとも言われました。
ただ同じ医師に、1年前にレントゲンを撮った時は影もありませんでした。
下との歯に当たって痛いということで、問題の歯を少し削ってもらいました。
痛みは軽減されましたが、舌で押すとぐらつきが気になり不快感は否めません。
先生は食いしばりを直し、歯の汚れに気を付ければ骨は再生するとおっしゃって、先に述べたように、歯を削り汚れを取る以外は特になにもしませんでした。
そして食いしばりを治すための体操などを指導してもらいました。
夜は以前つくったマウスピースをしています。
このまま放置していてよいのか、何度聞いても同じ回答なので不安がぬぐえません。
歯槽骨は再生するのがむずかしく、エムドゲインという薬剤を切開して塗るという方法もあるとネットで調べました。
私はこの年齢でお恥ずかしいのですが、矯正治療も始めたいと考えております。
よろしければ先生方のお考えをお聞かせください。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-09-17 14:01:36
こんにちは。
右上の5番が良くなくて診てもらったところ、近心側の歯槽骨の吸収があり食いしばりが原因とのことだったようですね。
動揺があるとのことなので歯を支える歯周組織に何らかの問題があるものと思います、それが食いしばりによる負担過重なら削合すれば負担過重はなくなります、もし歯周病が絡んでいるなら歯周病を治す必要があります。
歯周病 http://www.yamadashika.jp/perio.html
>このまま放置していてよいのか、何度聞いても同じ回答なので
納得できる説明がないのはいただけませんね。
個人的には放置するのはよくないと思います、歯の動揺をもたらした疾患を特定して経過観察でいいのか、積極的に介入するか決めたほうがいいように思います。
>私はこの年齢でお恥ずかしいのですが、矯正治療も始めたいと考えております。
どのような不正咬合なのか文面からではわかりませんが、少なくとも右上5番を治してから考えたほうがいいでしょう。
ただお口の中の健康を維持増進するためには、もっとしなければならないことがあるように思います。
もしむし歯がゼロなら矯正治療を検討してもいいかもしれませんが、他に治療した歯があるなら、その歯を長持ちさせる手立てを講じたほうがいいと思います。
右上の5番が良くなくて診てもらったところ、近心側の歯槽骨の吸収があり食いしばりが原因とのことだったようですね。
動揺があるとのことなので歯を支える歯周組織に何らかの問題があるものと思います、それが食いしばりによる負担過重なら削合すれば負担過重はなくなります、もし歯周病が絡んでいるなら歯周病を治す必要があります。
歯周病 http://www.yamadashika.jp/perio.html
>このまま放置していてよいのか、何度聞いても同じ回答なので
納得できる説明がないのはいただけませんね。
個人的には放置するのはよくないと思います、歯の動揺をもたらした疾患を特定して経過観察でいいのか、積極的に介入するか決めたほうがいいように思います。
>私はこの年齢でお恥ずかしいのですが、矯正治療も始めたいと考えております。
どのような不正咬合なのか文面からではわかりませんが、少なくとも右上5番を治してから考えたほうがいいでしょう。
ただお口の中の健康を維持増進するためには、もっとしなければならないことがあるように思います。
もしむし歯がゼロなら矯正治療を検討してもいいかもしれませんが、他に治療した歯があるなら、その歯を長持ちさせる手立てを講じたほうがいいと思います。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2016-09-18 08:38:31
>先生は食いしばりを直し、歯の汚れに気を付ければ骨は再生すると
おっしゃって
>食いしばりを治すための体操などを指導してもらいました。
>エムドゲインという薬剤を切開して塗るという方法もあるとネットで調べました。
まずは、現状と今後の見通しについて、改めて説明していただきましょう。
それでもなお担当医の説明に納得できないようでしたら、他の歯科医院を自主的に受診して相談してみる、或いは、経過や現状についての資料を借りるなどしてセカンドオピニオンを求めてみる、等を検討してみてはいかがでしょう。
>私はこの年齢でお恥ずかしいのですが、矯正治療も始めたいと考えております。
歯周病治療と矯正治療を組み合わせることは、結構あるかと思います。
行き当たりバッタリではなく、治療の流れと、ゴールの設定について、歯科医院と理解を共有してください。
おっしゃって
>食いしばりを治すための体操などを指導してもらいました。
>エムドゲインという薬剤を切開して塗るという方法もあるとネットで調べました。
まずは、現状と今後の見通しについて、改めて説明していただきましょう。
それでもなお担当医の説明に納得できないようでしたら、他の歯科医院を自主的に受診して相談してみる、或いは、経過や現状についての資料を借りるなどしてセカンドオピニオンを求めてみる、等を検討してみてはいかがでしょう。
>私はこの年齢でお恥ずかしいのですが、矯正治療も始めたいと考えております。
歯周病治療と矯正治療を組み合わせることは、結構あるかと思います。
行き当たりバッタリではなく、治療の流れと、ゴールの設定について、歯科医院と理解を共有してください。
相談者からの返信
相談者:
まちっこさん
返信日時:2016-09-18 19:45:25
山田先生、小林先生
ご回答ありがとうございます。
セカンドオピニオンということで、信頼できる矯正歯科の先生にもお尋ねしたいと思います。
虫歯や根管の治療はすべて終わっており、その問題としては解決しているのですが。
掃除もバイオフィルムを取り除く本格的なクリーニングの他、フロスや糸ようじ、ドクター+などで毎日除菌をしております。
これに加えて、今は食いしばりを防ぐためマウスピースもしております。
この度 矯正をしたいと思ったところに歯槽骨の問題が出てきてご相談させていただきました。
〇積極的治療の場合、医師のほうからエムドゲインなどの提案があるのでしょうか?
そのような治療ができる歯科医師は少ないと思いますが・・・?
食事をしていると前歯や奥歯より4や5番のほうがよく使います。
その時のぐらつきというか痛みのような不快感がなんともいえず、つらいところです。
〇これを我慢して、食いしばり運動や掃除を続けていれば、ぐらつきも痛みも治るというのが今の私には信じられないのですが、そのようなことが本当にあるのでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます。
セカンドオピニオンということで、信頼できる矯正歯科の先生にもお尋ねしたいと思います。
虫歯や根管の治療はすべて終わっており、その問題としては解決しているのですが。
掃除もバイオフィルムを取り除く本格的なクリーニングの他、フロスや糸ようじ、ドクター+などで毎日除菌をしております。
これに加えて、今は食いしばりを防ぐためマウスピースもしております。
この度 矯正をしたいと思ったところに歯槽骨の問題が出てきてご相談させていただきました。
〇積極的治療の場合、医師のほうからエムドゲインなどの提案があるのでしょうか?
そのような治療ができる歯科医師は少ないと思いますが・・・?
食事をしていると前歯や奥歯より4や5番のほうがよく使います。
その時のぐらつきというか痛みのような不快感がなんともいえず、つらいところです。
〇これを我慢して、食いしばり運動や掃除を続けていれば、ぐらつきも痛みも治るというのが今の私には信じられないのですが、そのようなことが本当にあるのでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
タイトル | 左上5番、砕けて損傷を受けていると言われた歯槽骨の再生 |
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質問者 | まちっこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 59歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、知覚過敏の痛み 歯軋り(歯ぎしり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。