数年海外渡航予定で歯科にすぐにかかれない場合の相談

相談者: ほせさん (37歳:男性)
投稿日時:2016-09-20 10:07:05
表題の通り長期(3〜4年予定)で海外旅行に今年末に出発予定してます。


私は奥歯すべてが根管治療済みの無髄歯なのですが、過去に根管治療の不成功か?根っこに根尖病変が発生し激痛に襲われて歯科にて再治療を受けた経験が何度もあります。

そこで心配なのが、旅中に歯根嚢胞が発生し、激痛に見舞われた場合ですが迷わず帰国して歯科に掛かろうと思ってますが、帰国〜診察までの期間に応急処置として出来る処置がありますでしょうか?

情報を集める為にネットサーフしていたら、「根尖病変は古傷のような物。痛みが出ても、一晩寝たら痛みが治まったなんてこともある」
見たいなことが書いてありましたが、実際そうでしょうか?

また、治まって、平常時に戻ったら、そのままにしていてもかまわないのでしょうか?


以前CTのある歯科医院で撮影、診察してもらったところ、数カ所、膿みが溜っているとわれました。
それがいつからなのか分からないし、症状がいつでるかも分からない、一生でない可能性もあるし、実際そういう人も結構居る。
今、症状が無いのなら、あえてリスク(歯がだめになって抜歯等の)を背負ってまで再治療する必要は無いと思うと言われました。

コレの考え方として、免疫が勝っている場合は症状が現れない。
免疫力、抵抗力が落ちた場合に細菌の繁殖力が勝って膿みが大量に発生、周辺組織を圧迫して痛み等の症状が現れる。と理解していますが、痛みが出た後、時間を置いて、再び体の免疫が勝った場合、また、元の両勢力が拮抗し、安定した状態に戻ることもあるのでしょうか?

大体、今まで痛くなったら、すぐ歯科医院にいって、再治療となってましたから、経過を見たことが無いので分かりませんが、すぐに歯科に掛かれない状況の場合、あらゆる選択肢をたどって決めたいと思い相談させていただきました。


なにとぞ、アドバイスよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-09-20 12:49:22
個人的には

>免疫が勝っている場合は症状が現れない。免疫力、抵抗力が落ちた場合に細菌の繁殖力が勝って膿みが大量に発生、周辺組織を圧迫して痛み等の症状が現れる。

これは正しいと思いますが、


>痛みが出た後、時間を置いて、再び体の免疫が勝った場合、また、元の両勢力が拮抗し、安定した状態に戻ることもあるのでしょうか?

残念ながら「見た目の安定」はするかもしれませんが「治った」と言うわけではないので、徐々に病気は進行するものと考えます。


海外渡航前に信頼できる歯医者さんで「今後どのようにしたらよいか?」を相談され、メールなりなんなりで相談できる体制を作っておかれてはいかがでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほせさん
返信日時:2016-09-23 17:12:02
櫻井先生、ご回答ありがとうございます!

そうですか。やはり、一度症状が出た病変は再治療の必要があるということですね。


前回の旅行でメキシコ歯科にかかって、痛い目にあっているので、次は、トラブルったら、すぐに治療目的に帰国を決めています。
帰国までに、数日から一週間とかかかるかとおもうので、それまで、痛み止、あるいは、何かしらのくすりで(抗生物質等)応急、一時の時間稼ぎの手段を手に旅立ちたいとおもってるのですが。。。


先日、かかりつけの歯科に相談したところ、症状が出ていない(未来に起こるかもしれない症状)にたいして、提言したり、処方したりはできない。
どこか他の場で情報をあつめなさい。といわれてしまいました。

確かに医師の立場としては責任とれないとかいうことでしょうが。
しかし、僕個人の立場としては、大袈裟ですが、僕の人生かけて行くので、知識ある立場のひとから、アドバイス的意見がほしいだけなのですが。
信頼できる人に巡り会えたら感謝ですね。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-09-26 19:27:07
そうですね…

健康保険は疾病保険ですので「病気になってからでなければ対応できない」と言うのがルールです。

ですから「今は病気ではないが、不安なので薬が欲しい」は通らないですね。


当院(自由診療専門)の場合、診察の結果「できれば治療をした方が良いが、すぐに海外に行かなければならない」と言うようなケースでは「お守り的」に薬を渡しておくことはあります。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-09-28 14:25:13
櫻井先生 それまずいですよ。

処方しないのは保険適応でないことが理由ではないです。
医科でよくおこなわれているように医療行為として妥当なら保険外で出せばすむことです。

医療知識の乏しい患者さん本人に診断と治療方針をゆだねるというのが決定的にまずいです。

ほんとうにその薬が妥当なのかきちんとした診断なしには不可能ですし、たとえば万一、副作用が出てしまうと、診察した現地の医師には薬の名前すらわからないという状況になってしまいます。


もし予測で薬を出すのであれば「お守り」というより「護身用のナイフ」を渡すくらいの気持ちでないとよろしくないかと。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほせさん
返信日時:2016-10-02 09:11:20
桜井先生、森川先生、ご返信ありがとうございます。


なかなか、答えづらい内容を投稿してしまいすみませんでした。
にもかかわらず、桜井先生、返信していただけたことは本当にうれしくおもいます。

困っている人に寄り添うという姿勢か医師という仕事には先ずなによりも第一にあるべきだと、僕は強くかんじています。

質問内容に書いたとおり、もし、渡航先でトラブルを起こした場合、(根尖病変悪化を想定しています)迷わず、最短で帰国して、かかりつけ医にみてもらうつもりです。
その場合の時間稼ぎ応急対応策をとおもってご相談させていただいたのですが。
痛み止めと、抗生物質を、手に入れて、最悪の場合の護身用ナイフとして用意していこうかとおもっています。、



タイトル 数年海外渡航予定で歯科にすぐにかかれない場合の相談
質問者 ほせさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
海外その他
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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