根管充填済みの右下7番にフィステルのようなもの
相談者:
毎食後歯磨きさん (33歳:男性)
投稿日時:2016-11-23 00:44:26
ご相談させていただきます。
現在右下の7番を治療中で、現在は根管治療(充填)が終わりその上の部分にも詰め物をし、最後に上に被せものをする段階です。
最後の被せものについては、仮歯を作り、まずはその咬合で痛みが出ないかを確認する予定です。
(治療の初期に、咬合で強い痛みが出ていたため)
しかしながら、この段階で、内側の浅い場所にフィステルらしきものが出来てしまっています。
そのフィステルは、先端がニキビのようにぷくっと膨れており膨れ切った後、気付いたら一度潰れてしまっていましたが、やはり一時的なもので、また膨れてきている状態です。
痛みや強い臭いはないように思います。
根の先の感染も疑われますが、以前治療中に、内側(フィステルと同じ側)歯頸部付近に、横に向かっての穴が見つかりそこから歯肉が侵入して来ているとの話を聞いたため個人的には、それが原因なのかなとも考えております。
(一応、それに対しても処置はしているかとは思いますが)
しかしながら、そもそも根にばい菌が入ったケースでないと歯茎が腫れるということは無いのでしょうか。
ご教授の程、よろしくお願いいたします。
現在右下の7番を治療中で、現在は根管治療(充填)が終わりその上の部分にも詰め物をし、最後に上に被せものをする段階です。
最後の被せものについては、仮歯を作り、まずはその咬合で痛みが出ないかを確認する予定です。
(治療の初期に、咬合で強い痛みが出ていたため)
しかしながら、この段階で、内側の浅い場所にフィステルらしきものが出来てしまっています。
そのフィステルは、先端がニキビのようにぷくっと膨れており膨れ切った後、気付いたら一度潰れてしまっていましたが、やはり一時的なもので、また膨れてきている状態です。
痛みや強い臭いはないように思います。
根の先の感染も疑われますが、以前治療中に、内側(フィステルと同じ側)歯頸部付近に、横に向かっての穴が見つかりそこから歯肉が侵入して来ているとの話を聞いたため個人的には、それが原因なのかなとも考えております。
(一応、それに対しても処置はしているかとは思いますが)
しかしながら、そもそも根にばい菌が入ったケースでないと歯茎が腫れるということは無いのでしょうか。
ご教授の程、よろしくお願いいたします。
回答1
相談者からの返信
相談者:
毎食後歯磨きさん
返信日時:2016-11-23 08:50:27
柴田先生
早速のご回答、ありがとうございます。
フィステルが出来るのは、歯根部分に原因があるときという認識でよろしいのでしょうか?
(逆に、そもそもの定義が歯根部分に原因があって出来るものをフィステルと呼ぶのかもしれませんが…)
私の今回のデキモノなのですが。
昨晩、白くぷくっと膨れていた(膨れ具合は小さい)のですが今朝確認すると、また消失していました。
フィステルに関しては、以前別の歯で出来たことがありどんな感じのものかについて、イメージが出来ているため(中から押されて皮膚自体が膨れ上がる印象)今回は何となく異なるデキモノなのかという感じもしています。
(今回のものは、いわゆるニキビに酷似しています)
写真もお見せ出来ていない状態でのご相談で申し訳ないのですがフィステルと異なる原因で、上記のような症状で歯茎にデキモノが生じることもあるのでしょうか?
早速のご回答、ありがとうございます。
フィステルが出来るのは、歯根部分に原因があるときという認識でよろしいのでしょうか?
(逆に、そもそもの定義が歯根部分に原因があって出来るものをフィステルと呼ぶのかもしれませんが…)
私の今回のデキモノなのですが。
昨晩、白くぷくっと膨れていた(膨れ具合は小さい)のですが今朝確認すると、また消失していました。
フィステルに関しては、以前別の歯で出来たことがありどんな感じのものかについて、イメージが出来ているため(中から押されて皮膚自体が膨れ上がる印象)今回は何となく異なるデキモノなのかという感じもしています。
(今回のものは、いわゆるニキビに酷似しています)
写真もお見せ出来ていない状態でのご相談で申し訳ないのですがフィステルと異なる原因で、上記のような症状で歯茎にデキモノが生じることもあるのでしょうか?
回答2
相談者からの返信
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-11-24 18:12:12
歯周病で歯肉の腫れが生じることがありますが、フィステルは生じません。
フィステルの定義はもともと、fistula 瘻孔・瘻管(管状の組織欠損)ですが、恐らく排膿路としてのクダの存在を意識して使われるようになったものと理解しています。
膨らんでぷつんと破れる類は膿瘍と思うのですが、denntal fisutula・ gingival fisutulaなどの、英語があることからして、伝統的に使われるようになったのではないかと、勝手に思っています。
外歯瘻(external dental fistula)と言うのがありますが、これは皮膚に出てくるもので、立派にフィステル・瘻孔です。
歯科で抜歯窩などから上顎洞に通じてしまうことがありまして、これは上顎洞口腔瘻になります。
余談でした。
フィステルの定義はもともと、fistula 瘻孔・瘻管(管状の組織欠損)ですが、恐らく排膿路としてのクダの存在を意識して使われるようになったものと理解しています。
膨らんでぷつんと破れる類は膿瘍と思うのですが、denntal fisutula・ gingival fisutulaなどの、英語があることからして、伝統的に使われるようになったのではないかと、勝手に思っています。
外歯瘻(external dental fistula)と言うのがありますが、これは皮膚に出てくるもので、立派にフィステル・瘻孔です。
歯科で抜歯窩などから上顎洞に通じてしまうことがありまして、これは上顎洞口腔瘻になります。
余談でした。
タイトル | 根管充填済みの右下7番にフィステルのようなもの |
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質問者 | 毎食後歯磨きさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療に関するトラブル 歯茎の出来物(できもの) 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。