歯の破折について教えてください
相談者:
febさん (32歳:女性)
投稿日時:2017-02-02 08:01:08
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2017-02-02 09:09:33
>抜髄済みの歯であっても、破折の際には激痛を伴うのでしょうか?
根が破折した場合その部分から感染します、感染が急性化すれば当然痛みが出る事は有ります。
>歯根破折したが、食いしばりが改善したことにより、歯根が回復してきたという資料を読んだ記憶があるのですが、これは記憶違いなのか、それとも本当に歯根であれば回復の可能性があるのでしょうか?
いったん破折した歯牙の硬組織は回復しません。
>割れはじめはレントゲンなどでもわかりにくいそうなのですが、やはり外から見てもレントゲンで見ても、気づきにくいのでしょうか?
仰る通りです。
根が破折した場合その部分から感染します、感染が急性化すれば当然痛みが出る事は有ります。
>歯根破折したが、食いしばりが改善したことにより、歯根が回復してきたという資料を読んだ記憶があるのですが、これは記憶違いなのか、それとも本当に歯根であれば回復の可能性があるのでしょうか?
いったん破折した歯牙の硬組織は回復しません。
>割れはじめはレントゲンなどでもわかりにくいそうなのですが、やはり外から見てもレントゲンで見ても、気づきにくいのでしょうか?
仰る通りです。
相談者からの返信
相談者:
febさん
返信日時:2017-02-02 09:59:01
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-02-02 10:55:00
こんにちは。
歯根破折についてのご質問ですね。
>@抜髄済みの歯であっても、破折の際には激痛を伴うのでしょうか?
いわゆる歯根垂直破折であれば、その始まりでは痛みは全くありません、破折が進んで感染を起こすと痛みが出てきます。
>A歯根破折したが、食いしばりが改善したことにより、歯根が回復してきたという資料を読んだ記憶があるのですが、これは記憶違いなのか、それとも本当に歯根であれば回復の可能性があるのでしょうか?
歯根垂直破折は抜髄したことが原因だと考えています、したがって食いしばりとは何ら関係ないと思います、また一旦破折すれば接着するしか回復の方法はありません。
接着再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=161
>B割れはじめはレントゲンなどでもわかりにくいそうなのですが、やはり外から見てもレントゲンで見ても、気づきにくいのでしょうか?
破折の初期段階ではレントゲンでは確認しにくいと思います、確定診断は目視あるいはマイクロスコープということになります。
以前のご質問が気になって目を通しましたがオーバーブラッシングがあるような気がいたします。
オーバーブラッシング http://yamadashika.jugem.jp/?cid=39
歯根破折についてのご質問ですね。
>@抜髄済みの歯であっても、破折の際には激痛を伴うのでしょうか?
いわゆる歯根垂直破折であれば、その始まりでは痛みは全くありません、破折が進んで感染を起こすと痛みが出てきます。
>A歯根破折したが、食いしばりが改善したことにより、歯根が回復してきたという資料を読んだ記憶があるのですが、これは記憶違いなのか、それとも本当に歯根であれば回復の可能性があるのでしょうか?
歯根垂直破折は抜髄したことが原因だと考えています、したがって食いしばりとは何ら関係ないと思います、また一旦破折すれば接着するしか回復の方法はありません。
接着再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=161
>B割れはじめはレントゲンなどでもわかりにくいそうなのですが、やはり外から見てもレントゲンで見ても、気づきにくいのでしょうか?
破折の初期段階ではレントゲンでは確認しにくいと思います、確定診断は目視あるいはマイクロスコープということになります。
以前のご質問が気になって目を通しましたがオーバーブラッシングがあるような気がいたします。
オーバーブラッシング http://yamadashika.jugem.jp/?cid=39
相談者からの返信
相談者:
febさん
返信日時:2017-02-02 12:22:10
山田先生、こんにちは。
回答ありがとうございます。
オーバーブラッシング、確かにあるかもしれません。
TCHも食いしばりもあり、全身力を入れやすいです。
筆圧も、周囲によくツッコまれるくらい高く、歯ブラシ圧?も高いと思います。
軽くを心がけてはいるのですが、汚れが落ちない気が、どうしてもするのです・・・。
ブラシの開きがどれくらいで起こってくるのか、今日歯ブラシを替えて、毎日観察してみます。
また、キッチンはかりで、ブラシ圧が大まかでも確認できるらしいので、今日、キッチンはかりで、いつもの調子で力を入れてはかってみます。
オーバーブラッシングによる痛みなのでしょうか・・・。
左の上下6番と、右下の6番に謎の痛みがあるのです。
全て、エナメル質に浅いヒビがあります。
右下6番などは、詰め物までとって中を確認していただきましたが、外から見ても中を見ても、レントゲンを見ても原因不明。
それでも、丸めたガーゼをぐっと噛むと激痛がしますし、普段の食事で稀に痛みがあります。
何もしていないときでも、ときどきジンと痛みがあったりです。
右下6番は詰め物をとって中を見たときに、ヒビが少し広がっているとのことで、ヒビを埋めてもらい、あまりの綺麗な出来栄えに感動し、これで安心!と思った後にも痛みが出たので、精神的なものでもないと思われます。
そんな状態なので、歯根や歯上部の破折が激痛と聞き、自分にも起こりうるのではと不安になって質問した次第です。
神経を抜くべきなのかなと・・・。
でも寿命を延ばすためには、簡単に抜髄したくないので、まずブラッシング圧を見直してみます。
ちなみに、歯医者では、
「髄室が年齢の割りに狭い。
石ができやすいかも。
石ができた場合は、抜髄が難しくなる」
と言われています。
この、髄室が狭くなるのは、回復させる方法はないのでしょうか?
回答ありがとうございます。
オーバーブラッシング、確かにあるかもしれません。
TCHも食いしばりもあり、全身力を入れやすいです。
筆圧も、周囲によくツッコまれるくらい高く、歯ブラシ圧?も高いと思います。
軽くを心がけてはいるのですが、汚れが落ちない気が、どうしてもするのです・・・。
ブラシの開きがどれくらいで起こってくるのか、今日歯ブラシを替えて、毎日観察してみます。
また、キッチンはかりで、ブラシ圧が大まかでも確認できるらしいので、今日、キッチンはかりで、いつもの調子で力を入れてはかってみます。
オーバーブラッシングによる痛みなのでしょうか・・・。
左の上下6番と、右下の6番に謎の痛みがあるのです。
全て、エナメル質に浅いヒビがあります。
右下6番などは、詰め物までとって中を確認していただきましたが、外から見ても中を見ても、レントゲンを見ても原因不明。
それでも、丸めたガーゼをぐっと噛むと激痛がしますし、普段の食事で稀に痛みがあります。
何もしていないときでも、ときどきジンと痛みがあったりです。
右下6番は詰め物をとって中を見たときに、ヒビが少し広がっているとのことで、ヒビを埋めてもらい、あまりの綺麗な出来栄えに感動し、これで安心!と思った後にも痛みが出たので、精神的なものでもないと思われます。
そんな状態なので、歯根や歯上部の破折が激痛と聞き、自分にも起こりうるのではと不安になって質問した次第です。
神経を抜くべきなのかなと・・・。
でも寿命を延ばすためには、簡単に抜髄したくないので、まずブラッシング圧を見直してみます。
ちなみに、歯医者では、
「髄室が年齢の割りに狭い。
石ができやすいかも。
石ができた場合は、抜髄が難しくなる」
と言われています。
この、髄室が狭くなるのは、回復させる方法はないのでしょうか?
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-02-02 12:44:02
>丸めたガーゼをぐっと噛むと激痛がしますし、普段の食事で稀に痛みがあります。
象牙質にクラックが入っているのかもしれません。
象牙質のクラック http://yamadashika.jugem.jp/?cid=137
>「髄室が年齢の割りに狭い。石ができやすいかも。石ができた場合は、抜髄が難しくなる」と言われています。
第二象牙質により歯髄腔が狭くなってきているのではないでしょうか、根管が狭窄してくれば抜髄が困難になってきます。
>この、髄室が狭くなるのは、回復させる方法はないのでしょうか?
残念ながらありません。
象牙質にクラックが入っているのかもしれません。
象牙質のクラック http://yamadashika.jugem.jp/?cid=137
>「髄室が年齢の割りに狭い。石ができやすいかも。石ができた場合は、抜髄が難しくなる」と言われています。
第二象牙質により歯髄腔が狭くなってきているのではないでしょうか、根管が狭窄してくれば抜髄が困難になってきます。
>この、髄室が狭くなるのは、回復させる方法はないのでしょうか?
残念ながらありません。
相談者からの返信
相談者:
febさん
返信日時:2017-02-02 14:02:11
タイトル | 歯の破折について教えてください |
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質問者 | febさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯根破折 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。