下顎後退・出っ歯のインビザラインの矯正について

相談者: まざいさん (19歳:男性)
投稿日時:2017-06-03 14:46:21
ご覧頂きありがとうございます。

下顎後退で出っ歯なので口元が気になり2つの矯正歯科に相談に行きました。
抜歯または歯の間を削ってインビザラインでの治療になりそうです。

前回の質問でこの掲示板の先生がアンカーの事を教えてくださったのですが、調べてみると治療期間が早くなるなどは出てきましたが、最終的な仕上がりのことを考えてインビザラインでもアンカーは使うものなのでしょうか?

2つの医院のどちらともアンカーの説明はなく聞き忘れてしまったので疑問に思いました。


また片方の医院では最後の段階でワイヤーも併用して仕上げをすることになるだろうという説明だったのですが、この治療はあった方が良いのでしょうか?

回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-06-03 15:31:15
矯正治療の方法を調べているようですね。

イビザラインについては経験がないのではっきりとは言えませんがClassUの出っ歯ならイビザラインではメカニクス的には難しいんじゃないでしょうか。

アンカーについてはどれくらいロスしてもいいかによって違ってきます、マキシマムアンカーなら矯正用インプラントも考えることになるでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2017-06-03 17:17:45
個人的には、前歯をしっかり入れたい場合は、インビザラインでは難しいように思います。

前の相談のようなイメージの治療の場合は、特にだと思います。

ちなみに、抜歯をしなければ、イメージのようなゴールは難しいと思いますよ。


オーソドックスなワイヤー矯正矯正用インプラントアンカー(必要であれば)の方が、希望に近い治療結果になるような気がします。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-06-03 20:32:29
こんにちは。

インビザライン治療でもカリエルディスタライザー併用とか、アンカースクリュー併用とか、何かを併用する場合はあります。

ワイヤー矯正の場合、24時間365日×2年(平均)程度はずっとブラケットとワイヤーとケッサツ線と必要ならばゴムが歯についたままの生活が矯正治療と同時に開始されます。

そして細かく調整が必要なタイプの装置を選択された場合(これは歯科医側が選択することが多いです)2週間〜1ヶ月ごとに調整に通院するということがセットで開始されることになります。

歯科医が調整しなければ歯が順調に動かないからです。

そして歯科医の技量に出来が左右されます。(なので、出来れば矯正専門医で行うことをお勧めします)


一方、インビザラインはかなり違います。

1日20時間〜22時間装置をはめて1装置ごとに歯を安全量動かすように設計されていますからそれを1週間程度で(以前は2週間が推奨されていました)自分で交換して半分以上ご自身の責任で歯を予定通り動かすということをしていってもらいます。

予定通りいかない場合、というのはワイヤー矯正にしろインビザライン矯正にしろどちらもありますから、その時は、相互に得意な動かし方を生かして使用してもらえばよいのでしょう。

インビザライン矯正でも補助として一時ブラケットをつけたりボタンをつけたりゴムを使ってもらう場合もあります。


結局は、最初に何で契約されておくか?
そして追加で別の装置の補助が必要になったときはどうするのか?

(費用面でも、通院回数でも、異なってくることがあるでしょうし)という大まかなことを決定されて契約されるしかないということなのだと思います。


ワイヤー矯正は非常にオーソドックスな方法で臨床実績も高い治療法ですからそのよいところというのはありますからインビザラインでも上手く使ってもらい治療目標を達成できるようにすればよいのだと思います。


>片方の医院では最後の段階でワイヤーも併用して仕上げをすることになるだろうという説明だったのですが、この治療はあった方が良いのでしょうか?

ですから、これはその通りだということになります。
インビザラインで5年間何度も何度もクリンチェックをやり直してもらってもずっと矯正が終わらないというのでは困りますよね。

必要な時に必要な治療法を提示してもらえるほうがよいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まざいさん
返信日時:2017-06-03 20:33:34
素人目線で言うとインビザラインでも期間は長くなるかもしれませんがワイヤーと同程度前歯を引っ込めることが出来そうだと思ってしまうのですが、何故ワイヤーの方が有利なのでしょうか?


動画を見つけたのです疑問に思ったのですが、ワイヤー、インビザライン問わずこの様に下顎の噛み合わせ?を前に出すことは出来るのでしょうか?

歯磨きと食事のことを考えてインビザラインにしようかと思っているだけなのでインビザラインにこだわりは無いです)
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-06-03 20:42:20
はい。
どちらも顎間ゴムを使用すれば同じような顎の動きが可能になります。

インビザライン治療が成功する人は約束がちゃんと守れる人でしっかり咬むめる人です。

装置が少しでもフィットしていなければどんどんあわなくなり予定と異なってきまスからね。

自分で自分のことがちゃんとできないタイプの人の場合、先生にすべてをお任せして痛いのを我慢しますというほうがあっていると思います。

そういうタイプの人はワイヤー矯正でしっかり24時間365日平均2年矯正専門医に歯をコントロールし続けてもらう必要があります。

インビザラインで治療を成功させられる人というのは案外少ないかもしれません。その点もしっかり考えられるとよいでしょう。




タイトル 下顎後退・出っ歯のインビザラインの矯正について
質問者 まざいさん
地域 東京23区
年齢 19歳
性別 男性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 歯列矯正の治療法
矯正関連
上顎前突(出っ歯)
回答者




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