8歳、子供の虫歯予防について
相談者:
ペコママさん (39歳:女性)
投稿日時:2017-06-16 11:55:34
今回、8歳の息子の歯についてご相談したいことがあります。
息子は毎回、学校の歯科検診で虫歯が見つかります。
朝、給食後、夜と歯磨きはしていて、朝、夜は私が仕上げ磨きをして、夜はフッ素ジェルを使い週一で学校でフッ素のうがいもしています。
ただ、おやつに甘い物を食べますし 食べ終わってすぐには歯磨きはしていない為それが原因なんでしょうか?
なるべくジュースは飲まさずおやつの時はお茶を飲ませています。
3ヶ月おきにかかりつけの歯医者さんから定期検診のお知らせが来て受診をしていますが、虫歯が見つかります…
甘いものをだらだらと食べない 食べたらうがいが出来たらするなど言われました。
歯が弱い強いとかあるのでしょうか?
私が虫歯で辛い思いをしてきてるので、息子にはいつも歯に対してうるさいぐらい磨くように言ってます。
虫歯ならないようにするためにご指導よろしくお願いします。
息子は毎回、学校の歯科検診で虫歯が見つかります。
朝、給食後、夜と歯磨きはしていて、朝、夜は私が仕上げ磨きをして、夜はフッ素ジェルを使い週一で学校でフッ素のうがいもしています。
ただ、おやつに甘い物を食べますし 食べ終わってすぐには歯磨きはしていない為それが原因なんでしょうか?
なるべくジュースは飲まさずおやつの時はお茶を飲ませています。
3ヶ月おきにかかりつけの歯医者さんから定期検診のお知らせが来て受診をしていますが、虫歯が見つかります…
甘いものをだらだらと食べない 食べたらうがいが出来たらするなど言われました。
歯が弱い強いとかあるのでしょうか?
私が虫歯で辛い思いをしてきてるので、息子にはいつも歯に対してうるさいぐらい磨くように言ってます。
虫歯ならないようにするためにご指導よろしくお願いします。
回答1
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2017-06-16 12:12:24
>甘いものをだらだらと食べない 食べたらうがいが出来たらするなど言われました。
それは実行できてますでしょうか?
それは実行できてますでしょうか?
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-06-16 12:47:07
こんにちは。
>甘いものをだらだらと食べない 食べたらうがいが出来たらするなど言われました。
お菓子としてのおさとうの食べ過ぎがなければむし歯にはならないと考えています、具体的にはお菓子はジュースなどの飲み物を含めて一日一種類一個です。
むし歯ができてしまったら http://www.yamadashika.jp/prevent.html#03
むし歯のできないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.htmlhttp://www.yamadashika.jp/prevent05.html
おさとう3本分クイズ http://www.yamadashika.jp/prevent09.html
ちなみにWHOは2015年に1日の砂糖摂取量に関する最終ガイドラインを発表しています。
曰く:成人も子どもも、果物、野菜、牛乳由来の糖分を除いて、1日の糖分摂取を総摂取エネルギー量の10%未満に減らすように勧告しています。さらに5%未満にしたり、1日あたり約25グラム(ティースプーン6杯)に抑えると、さらに健康によいと付け加えています。
http://smc-japan.org/?p=3677
これは我々(成人も含めて)や日本の歯科医師会(乳幼児)が推奨している量の約1/2です。
むし歯予防のためには非現実的ですが5%未満に抑える。
要するにおさとうの摂取量が多いのではないでしょうか。
我々(成人も含めて)横浜歯科臨床座談会の分科会「むし歯予防研究会」
http://y-zadankai.com/prevention/index.html
WHOガイドラインの内容を転載しておきます。
WHOによる1日の砂糖摂取量に関する最終ガイドラインについて:海外専門家コメント
WHOは4日、成人と子ども双方に関して、砂糖の摂取についての最終ガイドラインを発表しました。成人も子どもも、果物、野菜、牛乳由来の糖分を除いて、1日の糖分摂取を総摂取エネルギー量の10%未満に減らすように勧告しています。さらに5%未満にしたり、1日あたり約25グラム(ティースプーン6杯)に抑えると、さらに健康によいと付け加えています。
この件に関する海外専門家のコメントをお送りします。
WHOによるガイドラインへのリンク:
“Sugars intake for adults and children”
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/149782/1/9789241549028_eng.pdf
Dr Nita Forouhi
MRC Nutritional Epidemiology Programme Leader and Public Health Physician, University of Cambridge
WHOは「砂糖摂取量は少なければ少ないほど良い」という明確なメッセ—ジを送りつつも、砂糖摂取量をエネルギーの10%未満にする「強い勧告」と、5%未満にする「条件つき勧告」を出すことで、ステークホルダーと政策担当者が協議できる余地を残しています。また、各国がその地域の食べ物や食習慣に基づいて修正を加え、独自のガイドラインにすべきだとしています。
課題としては、ガイドラインがあるというだけでなく、実際に各人が行動に移せるかどうかということです。そのためには公衆衛生や政策介入などもありえるでしょう。
Prof Tom Sanders
Professor emeritus of Nutrition and Dietetics, King's College London
砂糖摂取をエネルギー量の10%未満に抑えるという「強い勧告」は、肥満や肥満に付随する疾患に適応されていあますが、10%という数字が推奨される根拠は現在のところありません。イギリスでは、成人に比べてティーンエージャーの砂糖摂取量が高い(18%)ため、今回、勧告された10%削減は、砂糖入り飲料を飲まないことで簡単に達成できます。
一方、5%未満に抑えるという「条件付き勧告」は虫歯の予防のためですが、実現するにはケーキ、菓子など、一切の砂糖を取らないことが必要で、達成は難しいでしょう。
*Prof Tom Sandersは、慈善団体である英国栄養財団のScientific Governorや英国HEART慈善団体のhonorary Nutritional Directorを兼任しています。King’ Collegeでの研究時代、砂糖入り飲料の製造やマーケティングに関わる企業からの補助金も、コンサルタント業も受けてはいませんでした。
Mr. Bill Shrapnel
a consultant nutritionist and an advisor to the Sugar Research Advisory Service
WHOの報告により、昔から言われているように、砂糖摂取が虫歯に関連していると分かりました。
そのため、遊離糖(シロップやジュースなどに含まれる天然の糖と、人工的に添加する糖のこと)の摂取を1日のカロリーの10%未満にするという勧告は合理的といえます。
また、砂糖入り甘味飲料の摂取は体重にも関連していることも明らかになり、アメリカやオーストラリアの食生活ガイドラインの再検討結果を裏付ける結果といえます。
砂糖入り甘味飲料を、糖分を含まない飲料に変えることが、効果的な方法です。
勧告は簡単に手に入るので、栄養学の知識のない人にこそ読んで欲しいと考えます。
他、2件のコメントあり
翻訳は迅速さを優先しております。
ご利用の際には必ず原文をご確認ください。
>甘いものをだらだらと食べない 食べたらうがいが出来たらするなど言われました。
お菓子としてのおさとうの食べ過ぎがなければむし歯にはならないと考えています、具体的にはお菓子はジュースなどの飲み物を含めて一日一種類一個です。
むし歯ができてしまったら http://www.yamadashika.jp/prevent.html#03
むし歯のできないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.htmlhttp://www.yamadashika.jp/prevent05.html
おさとう3本分クイズ http://www.yamadashika.jp/prevent09.html
ちなみにWHOは2015年に1日の砂糖摂取量に関する最終ガイドラインを発表しています。
曰く:成人も子どもも、果物、野菜、牛乳由来の糖分を除いて、1日の糖分摂取を総摂取エネルギー量の10%未満に減らすように勧告しています。さらに5%未満にしたり、1日あたり約25グラム(ティースプーン6杯)に抑えると、さらに健康によいと付け加えています。
http://smc-japan.org/?p=3677
これは我々(成人も含めて)や日本の歯科医師会(乳幼児)が推奨している量の約1/2です。
むし歯予防のためには非現実的ですが5%未満に抑える。
要するにおさとうの摂取量が多いのではないでしょうか。
我々(成人も含めて)横浜歯科臨床座談会の分科会「むし歯予防研究会」
http://y-zadankai.com/prevention/index.html
WHOガイドラインの内容を転載しておきます。
WHOによる1日の砂糖摂取量に関する最終ガイドラインについて:海外専門家コメント
WHOは4日、成人と子ども双方に関して、砂糖の摂取についての最終ガイドラインを発表しました。成人も子どもも、果物、野菜、牛乳由来の糖分を除いて、1日の糖分摂取を総摂取エネルギー量の10%未満に減らすように勧告しています。さらに5%未満にしたり、1日あたり約25グラム(ティースプーン6杯)に抑えると、さらに健康によいと付け加えています。
この件に関する海外専門家のコメントをお送りします。
WHOによるガイドラインへのリンク:
“Sugars intake for adults and children”
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/149782/1/9789241549028_eng.pdf
Dr Nita Forouhi
MRC Nutritional Epidemiology Programme Leader and Public Health Physician, University of Cambridge
WHOは「砂糖摂取量は少なければ少ないほど良い」という明確なメッセ—ジを送りつつも、砂糖摂取量をエネルギーの10%未満にする「強い勧告」と、5%未満にする「条件つき勧告」を出すことで、ステークホルダーと政策担当者が協議できる余地を残しています。また、各国がその地域の食べ物や食習慣に基づいて修正を加え、独自のガイドラインにすべきだとしています。
課題としては、ガイドラインがあるというだけでなく、実際に各人が行動に移せるかどうかということです。そのためには公衆衛生や政策介入などもありえるでしょう。
Prof Tom Sanders
Professor emeritus of Nutrition and Dietetics, King's College London
砂糖摂取をエネルギー量の10%未満に抑えるという「強い勧告」は、肥満や肥満に付随する疾患に適応されていあますが、10%という数字が推奨される根拠は現在のところありません。イギリスでは、成人に比べてティーンエージャーの砂糖摂取量が高い(18%)ため、今回、勧告された10%削減は、砂糖入り飲料を飲まないことで簡単に達成できます。
一方、5%未満に抑えるという「条件付き勧告」は虫歯の予防のためですが、実現するにはケーキ、菓子など、一切の砂糖を取らないことが必要で、達成は難しいでしょう。
*Prof Tom Sandersは、慈善団体である英国栄養財団のScientific Governorや英国HEART慈善団体のhonorary Nutritional Directorを兼任しています。King’ Collegeでの研究時代、砂糖入り飲料の製造やマーケティングに関わる企業からの補助金も、コンサルタント業も受けてはいませんでした。
Mr. Bill Shrapnel
a consultant nutritionist and an advisor to the Sugar Research Advisory Service
WHOの報告により、昔から言われているように、砂糖摂取が虫歯に関連していると分かりました。
そのため、遊離糖(シロップやジュースなどに含まれる天然の糖と、人工的に添加する糖のこと)の摂取を1日のカロリーの10%未満にするという勧告は合理的といえます。
また、砂糖入り甘味飲料の摂取は体重にも関連していることも明らかになり、アメリカやオーストラリアの食生活ガイドラインの再検討結果を裏付ける結果といえます。
砂糖入り甘味飲料を、糖分を含まない飲料に変えることが、効果的な方法です。
勧告は簡単に手に入るので、栄養学の知識のない人にこそ読んで欲しいと考えます。
他、2件のコメントあり
翻訳は迅速さを優先しております。
ご利用の際には必ず原文をご確認ください。
タイトル | 8歳、子供の虫歯予防について |
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質問者 | ペコママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。