歯科助手の知識はどこまで必要?

相談者: りおる☆さん (27歳:女性)
投稿日時:2017-06-24 08:38:01
歯科助手歴通年で2年ほどです。
まず質問からさせてください。

知識がなさ過ぎてDHやDr.から教科書を貸してほしいくらいです。
おかしいですか?
歯科助手がそこまでする必要ないですか?

今のドクターが治療方法を掘り下げて教えてくださるので、とても興味深いのです。


次に、愚痴です。ごめんなさい・・

医師の方は「患者さんの「質問」に答える」イメージです。

私が言うのもおこがましいですが患者さんって、不安の気持ちを取り除いてほしいんですよね。
「知識をもった歯のプロ」に。
私自身、敏感すぎて良く分かるんです。

だから質問になってなくて申し訳ないんですが。
そこを踏まえて、私、もう感情的に限界なんです。
ぶちまけさせてください。


歯科助手の仕事は本当に楽しいです。

患者さんは「丁寧だね」「優しいね」「ありがとう」「おねえちゃん!(二児の母)」と自覚はありますが多分人気です。
障害の方に理解があって、子供の扱いにも慣れて、子どもももう産まない。
年齢的にも丁度よくて、おっとりして物腰柔らか。
事なかれ主義でいつもニコニコしています。
それが嫌な同僚であったとしても。

その日のパートが終わってもその日の診療のことが頭を離れなくて、メモした分からないことをネットで調べたり、動画を見て家でエアー印象(笑)したり。。。

当然、医院経営方針など面接前に記憶しました。
訊かれませんでしたが(泣)
印象もしてはいけないですよね。

だけど、そこらへんは省いてぶちまけさせてください。

経営している秘書が、歯科助手パートは捨て駒と思っているのかもしれません。
それでも多分、私は期待されていると思います。

でも私自身、まったく自信がなくて、歯頚部なんてつい最近知りました。
粉液比の読み方なんて最近まで自信もって読めませんでした。

要するに、「やりかた」しかわからないんです。

デンタルコーンのセットの仕方。
セメントの練和の仕方。
フィットチェッカーの混和の仕方・・・
アルジネートの練り方。(アルジネートの成分などを理解して初めてできるものではないですか?)

知識がないのに未経験者に教えるのがつらくて・・
しかも、いい人に見られたいから、優しく接しているだけで「神」なんて言われます。

私はそんな人間じゃない。
無駄な努力の上でのハッタリなんです。(結局何年働こうと素人です)

でも患者さんにそれがどこまで通用するの?と考えるともう不安です。
このハッタリが崩れないかとビクビクしています。

実際に印象も失敗します。
でも患者さんを前にすれば、プロなんです。
だから家で勉強するのも当然で、すごくないんです。
むしろ勉強は楽しい。

同僚に言われました

「りおるちゃん無理してるよね?
もっと自信もっていいんだよ。
できてるよ」

「あんな嫌な同僚の前でも笑顔って疲れない?」

って。
泣きました。
無理しているのは本当で、でもまさか見抜かれているなんて思ってもいませんでした。

周りには秘密ですが心療内科にかかって薬も飲んでます。
おっちょこちょいで天然(といわれる)らしいので、医院に落っことして帰ってしまったのでもうバレてるかもしれませんが。

高卒の私が今の先生の元で働けて最高に幸せです。
幸せの分辛いですが。
私は何者かになりたい。
何か国家資格を取って一生食いっぱぐれない職業につきたい。
DAの仕事は年齢的にカバーできてるところが大きいと感じるからです。

本当は5年くらい以内にどこか学校に行こうと考えていました。

今のパート先はそんな矢先、経験者だからと誘われて働きだしたというご縁があったとしか思えない感じです。
一生、DAなんてやらないと思っていたくらいですから。

長くなりましたがりおるの愚痴でした。
ここまで読んでくださってありがとうございます。

厚かましいですが、愚痴に対してもご意見頂けると幸いです。

「はいそうですか。
だったら衛生士学校にでも行ったら?」

といった事務的なものではなく、感情的?な治療に関係ない人生の先輩方としての意見があるとありがたいです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-06-24 09:19:09
知識を持つことは良いことだとは思います。

ただ、「歯科助手は実際に患者さんの口腔内には手を入れてはいけない」と言うルールだけは肝に銘じておく必要はあると思います。


もし、りおる☆ さんが歯科の基礎的な知識を学びたいという事であれば、このような本を読まれてみてはいかがでしょうか?
(手前味噌ですみません)

参考:すぐに役立つ歯科の知識
http://www.shien.co.jp/act/d.do?id=5674


また、地域の歯科医師会などで「歯科助手セミナー」を行っていたり「接遇セミナー」や「スタッフ講座」なども全国各地で開催されていたりします。

さらに「トリートメントコーディネーター」と言って歯科衛生士、歯科助手に関係なく取得できる民間の資格もあります。

参考:日本歯科TC協会
http://www.tcj.or.jp/tc.html


参考にされてください。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-06-24 09:22:09
りおる☆さん、こんにちは。

>人生の先輩方としての意見があるとありがたいです。

対して先輩でもないですが、コメントさせて頂きますね。

知識欲があるというのは非常に素晴らしいことかと思います。
恐らくはりおる☆さんにとって歯科助手という仕事が本当に好きだからこそ、その知識欲が出てくるのではないでしょうか。

我々歯科医師歯科衛生士にしてもそうですが、国家試験を受かったと言っても、最初から臨床で使えるだけの知識を入れてきた訳ではありません。

むしろ卒業して、実際に患者さんや先輩スタッフ(もちろん歯科助手も含みます)から学ぶことの方が圧倒的に多いです。

その為、実際の臨床を知っている歯科助手の方が歯科衛生士学校に通った際、点在していた知識が紐づけられて行くような感覚を感じ、非常に勉強が楽しく感じるとお聞きしたことがありますよ。


>私は何者かになりたい。

歯科医師・歯科衛生士・歯科助手そのすべてで役割が違いますので、今現在、既に歯科助手「りおる☆」という存在ではあるかとは思いますが・・・

もし何らかの資格を取得したいという事であれば、例えば歯科衛生士だけではなくトリートメントコーディネーターなども選択肢には上がるかと思います。
或いは歯科助手のままでも、その医院にとって更に重要なポジションに上り詰めるという事ももちろん可能かと思います。

今後も楽しく仕事が出来るよう、より良い選択肢が見つかることをお祈りいたします。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-06-24 09:29:03
りおる☆さん、こんにちは

櫻井先生の回答に同意です。

以前にも回答していると思いますが・・・

あとひとつ捕捉させていただくとすれば、歯科助手の仕事というのは、医療従事者側(歯科医師歯科衛生士)ではなく、少し患者さん側の立場に立って患者さんの味方になれる存在だと思います。

我々医療従事者は、プロの立場として結構厳しいことも患者さんに対して言わざるを得ない部分があります。

ただ、助手さんは、そんな患者さんを少し慰めたり癒してくれる」存在になっていただければとてもありがたいと日々思っています。

初めて読む本としてこのような本もわかりやすいです。

実務版 歯科アシスタントMY BOOK 
アイデンタルサービス編集  1500円(税抜き)

参考になれば幸いです。

 

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: りおる☆さん
返信日時:2017-06-24 11:19:22
櫻井先生、三木先生、畑田先生。
回答ありがとうございます。

私は本当に恵まれていて、歯科アシストMY BOOKなどの本もお借りして、更には以前の医院で、あの有名な高いセミナーに通わせていただいていたこともありました。

もう一度MY BOOK読み直してみます。古い部分があったり、当たり前のこと過ぎてすっとばして読んでいるところもあったかもしれません。
そして精神的におかしくなっていたのかもしれません。
ほかの本も参考にしてみます。


畑田先生、歯科助手って、私って医療従事者なんでしょうか。

医療従事者でないのに医療従事者と同じような服装、髪型を要求されますよね。

「病院で金髪ねーちゃんに対応されたいか?
医院に務めている時点で患者さんにとっては医療従事者なんだ。」

と言われたことがあって。(私は黒髪、薄化粧ですが)

本当は飲食関係に携わるのが夢でした。
そのための学校にも通うつもりでしたが、もう少しこの先のことを考えてみます。

一生ものの職を手に入れるには、何かしらの国資しかないと思うんです。
きっと今の私では、衛生士学校に行ったとしても後悔するのかもしれませんね。


三木先生、DAでも生き生きしているスタッフいます。
たしかに地位は高いし尊敬されてます。
私は心のどこかでDAなんて・・と思っているんです。
でもその方を目標としてDAのまま上り詰めるのもありかもしれませんね。


櫻井先生、このHPでよく回答を拝見させていただいています。
まさか、私の質問に回答が来るとは・・・!
歯科医師会でもやってるんですね。
盲点でした。
調べてみます。
子供いるけれど^^;
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-06-24 11:29:00
歯科助手って、私って医療従事者なんでしょうか。
>医療従事者でないのに医療従事者と同じような服装、髪型を要求されますよね。

もちろん医療従事者です。
それもプロとしての医療従事者です。

患者さんは衛生士助手かの区別はつきません。

少し患者さんよりのプロの医療従事者としてのプライドを持って仕事をしていただきたいと思います。

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タイトル 歯科助手の知識はどこまで必要?
質問者 りおる☆さん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科助手関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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