2歳、転倒で前歯を強打して変色している
相談者:
どんぐり22さん (2歳:女性)
投稿日時:2017-06-25 21:04:52
2歳になったばかりの男の子が、6月19日(約2週間前)に、マンションの共用部の廊下で顔面から転倒し強打しました。
前歯と廊下の間に上唇がはさまれ、上唇が内出血し、たらこのように腫れました。
総合病院の救急で診察を受けましたが、歯の動揺はないので、食べ方がおかしいことがあったら、歯科に連れて行くように言われました。
上唇や、鼻の下に、歯があたって、いくつか傷ができていましたが、傷と腫れは数日でおさまりました。
しかし、傷がおさまったころ、上の右前歯(A)が、特に裏側から見たとき、グレーがかってみえます。
前から見た時より、裏から見た時の方が、違和感が強いです。
ぱっと見た感じはわかりませんが、横の歯と比べると、やはり色が違うようです。
2歳になったばかりで、フッ素を定期的に塗りに行っているものの、はみがきも嫌いで口を、なかなかあけない状況です。
質問があります。
1.神経が死んでいる可能性があるのか?
2.乳歯や、永久歯に影響が出る可能性があるのか?
(早くつれていくべきだったと悔やんでおります)
3.どのような検査や治療になるのか?
(寝ている状態じゃないと、レントゲンや治療はむずかしそうです)
4.フッ素をぬっているかかりつけの歯科と、総合病院や入院施設がある歯科ではどちらがいいのか?
5.緊急性が高いのか?
(かかりつけもなかなか予約がとれないので、早く見てもらえるところをさがしたほうがいいのか、心配しております。)
ご多忙の折恐縮ですが、ご意見いただけると幸いです。
前歯と廊下の間に上唇がはさまれ、上唇が内出血し、たらこのように腫れました。
総合病院の救急で診察を受けましたが、歯の動揺はないので、食べ方がおかしいことがあったら、歯科に連れて行くように言われました。
上唇や、鼻の下に、歯があたって、いくつか傷ができていましたが、傷と腫れは数日でおさまりました。
しかし、傷がおさまったころ、上の右前歯(A)が、特に裏側から見たとき、グレーがかってみえます。
前から見た時より、裏から見た時の方が、違和感が強いです。
ぱっと見た感じはわかりませんが、横の歯と比べると、やはり色が違うようです。
2歳になったばかりで、フッ素を定期的に塗りに行っているものの、はみがきも嫌いで口を、なかなかあけない状況です。
質問があります。
1.神経が死んでいる可能性があるのか?
2.乳歯や、永久歯に影響が出る可能性があるのか?
(早くつれていくべきだったと悔やんでおります)
3.どのような検査や治療になるのか?
(寝ている状態じゃないと、レントゲンや治療はむずかしそうです)
4.フッ素をぬっているかかりつけの歯科と、総合病院や入院施設がある歯科ではどちらがいいのか?
5.緊急性が高いのか?
(かかりつけもなかなか予約がとれないので、早く見てもらえるところをさがしたほうがいいのか、心配しております。)
ご多忙の折恐縮ですが、ご意見いただけると幸いです。
回答1
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2017-06-25 21:20:14
>1.神経が死んでいる可能性があるのか?
その可能性はあります。
>2.乳歯や、永久歯に影響が出る可能性があるのか?
適切に対処されれば、永久歯にまで影響がでる可能性は低いと考えられます。
>3.どのような検査や治療になるのか?
通常は一般的な検査(視診、触診、レントゲンなど)を行います。
もしぶつけたことによる歯髄死であれば、経過観察か抜髄(神経を取る治療)が一般的です。
>4.フッ素をぬっているかかりつけの歯科と、総合病院や入院施設がある歯科ではどちらがいいのか?
>5.緊急性が高いのか?
まずはかかりつけで診てもらった方がよいと思いますが、予約がなかなか取れなかったり、かかりつけでの処置が難しいようであれば、小児歯科を得意としている医療機関を早めに受診されることをお勧めします。
その可能性はあります。
>2.乳歯や、永久歯に影響が出る可能性があるのか?
適切に対処されれば、永久歯にまで影響がでる可能性は低いと考えられます。
>3.どのような検査や治療になるのか?
通常は一般的な検査(視診、触診、レントゲンなど)を行います。
もしぶつけたことによる歯髄死であれば、経過観察か抜髄(神経を取る治療)が一般的です。
>4.フッ素をぬっているかかりつけの歯科と、総合病院や入院施設がある歯科ではどちらがいいのか?
>5.緊急性が高いのか?
まずはかかりつけで診てもらった方がよいと思いますが、予約がなかなか取れなかったり、かかりつけでの処置が難しいようであれば、小児歯科を得意としている医療機関を早めに受診されることをお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
どんぐり22さん
返信日時:2017-06-26 00:53:11
堀先生
ご多忙の折、お返事ありがとうございます。
やはり、レントゲンは必要ですよね。
痛みはなさそうなので、かるく考えていましたが、逆に歯髄死の可能性があるとなると、心配です。
1.経過を見るのは、膿がたまってきていないかどうか、定期的にみる感じでしょうか?
2.色も、打撲後2週間の今の色であれば、親としては許容範囲ですが、時間とともに、もっと悪くなるようなことも考えられるのでしょうか?
3.色よりも、永久歯への影響を一番に心配していますが、神経をとる治療は、デメリットもあるのでしょうか?
質問ばかりになりますが、宜しくお願い致します。
2歳になったばかりで、非協力的なので、できることが限られるかもしれませんが
ご多忙の折、お返事ありがとうございます。
やはり、レントゲンは必要ですよね。
痛みはなさそうなので、かるく考えていましたが、逆に歯髄死の可能性があるとなると、心配です。
1.経過を見るのは、膿がたまってきていないかどうか、定期的にみる感じでしょうか?
2.色も、打撲後2週間の今の色であれば、親としては許容範囲ですが、時間とともに、もっと悪くなるようなことも考えられるのでしょうか?
3.色よりも、永久歯への影響を一番に心配していますが、神経をとる治療は、デメリットもあるのでしょうか?
質問ばかりになりますが、宜しくお願い致します。
2歳になったばかりで、非協力的なので、できることが限られるかもしれませんが
回答2
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2017-06-26 11:27:06
>1.経過を見るのは、膿がたまってきていないかどうか、定期的にみる感じでしょうか?
それもありますし、乳歯の歯根が異常に吸収していないか、永久歯には異常が見られないかなども確認します。
>2.色も、打撲後2週間の今の色であれば、親としては許容範囲ですが、時間とともに、もっと悪くなるようなことも考えられるのでしょうか?
可能性としてはあり得ます。
>3.色よりも、永久歯への影響を一番に心配していますが、神経をとる治療は、デメリットもあるのでしょうか?
「取らなくてはいけない状態」の神経を残しておく方がデメリットが高いと思います。
>2歳になったばかりで、非協力的なので、できることが限られるかもしれませんが
非協力であることだけを理由に、必要な処置を先送りにするのは好ましくないと個人的には思っています。
もし診査や処置が難しいようであれば非協力なお子さんでも、診察可能な医療機関を紹介してもらった方がよろしいでしょう。
(今回のケースで処置が必要だと言っているわけではありません)
それもありますし、乳歯の歯根が異常に吸収していないか、永久歯には異常が見られないかなども確認します。
>2.色も、打撲後2週間の今の色であれば、親としては許容範囲ですが、時間とともに、もっと悪くなるようなことも考えられるのでしょうか?
可能性としてはあり得ます。
>3.色よりも、永久歯への影響を一番に心配していますが、神経をとる治療は、デメリットもあるのでしょうか?
「取らなくてはいけない状態」の神経を残しておく方がデメリットが高いと思います。
>2歳になったばかりで、非協力的なので、できることが限られるかもしれませんが
非協力であることだけを理由に、必要な処置を先送りにするのは好ましくないと個人的には思っています。
もし診査や処置が難しいようであれば非協力なお子さんでも、診察可能な医療機関を紹介してもらった方がよろしいでしょう。
(今回のケースで処置が必要だと言っているわけではありません)
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-06-26 11:41:45
歯の変色ですが、もっと濃くなるかもしれませんが、再び、元の色に近づくかもしれません。
予測は困難だと思います。
予測は困難だと思います。
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2017-06-26 14:25:08
>2歳になったばかりで、非協力的なので、できることが限られるかもしれませんが
小児の治療ができる医療機関とできない医療機関で対応はまったく異なります。
堀先生も書かれてますが、治療ができる医療機関では、年齢や協力度とは無関係に治療できます。
できない医療機関では、(できる医療機関へ紹介することは稀なようで)多くは治療が必要・不必要にかかわらず経過観察を行うことが多いようです。
(こと小児歯科に置いては、日本よりも水準の低い欧米のように最終的には抜歯という考え方であれば、ごく普通の方針と思われます。)
小児の治療ができる医療機関とできない医療機関で対応はまったく異なります。
堀先生も書かれてますが、治療ができる医療機関では、年齢や協力度とは無関係に治療できます。
できない医療機関では、(できる医療機関へ紹介することは稀なようで)多くは治療が必要・不必要にかかわらず経過観察を行うことが多いようです。
(こと小児歯科に置いては、日本よりも水準の低い欧米のように最終的には抜歯という考え方であれば、ごく普通の方針と思われます。)
相談者からの返信
相談者:
どんぐり22さん
返信日時:2017-06-26 23:48:51
堀先生、藤森先生、森川先生
お世話になっております。
早速のご回答ありがとうございます。
本日、救急でも診察可能な、入院施設のある歯科を、受診しました。
レントゲンをとったところ、膿がたまったりはしていないが、歯の変色があるので、神経が死んでいる、もしくは死にかけている可能性があるとのことでした。
経過を見て、膿がたまってくるようであれば、拘束もしくは、笑気麻酔を使用しての神経をとるようです。
(笑気はまだ幼いので、できるだけ使わないようです。)
膿がたまらないようであれば(見た目だけの問題であれば)、乳歯が生え変わるまで、そのままだそうです。
また、質問があります。
1.膿がたまってきていることに、気が付かないこともあるのでしょうか?
(痛みや腫れがあれば、わかるかと思いますが、症状がないまま、膿がたまって、永久歯に影響が出ることを心配しております。)
2.膿がたまったら、神経は抜くべきですよね?
3.歯をぬくことになるのは、どのような場合でしょうか?
動揺が激しくて痛みがある場合でしょうか?
4.経過観察は、どれぐらいの頻度で、また毎回レントゲンをとるのでしょうか?
(次回は、2週間後に予約してきました。)
5.歯の動揺や痛みはないようですが、歯磨きの時にいやがって、はぶらしを歯が折れそうなぐらい強くかみます。
歯の神経が死にかけている場合、強くかんだり、かたいものをたべることで、影響がでることはあるでしょうか?
ご多忙の折、お手数おかけします。
お世話になっております。
早速のご回答ありがとうございます。
本日、救急でも診察可能な、入院施設のある歯科を、受診しました。
レントゲンをとったところ、膿がたまったりはしていないが、歯の変色があるので、神経が死んでいる、もしくは死にかけている可能性があるとのことでした。
経過を見て、膿がたまってくるようであれば、拘束もしくは、笑気麻酔を使用しての神経をとるようです。
(笑気はまだ幼いので、できるだけ使わないようです。)
膿がたまらないようであれば(見た目だけの問題であれば)、乳歯が生え変わるまで、そのままだそうです。
また、質問があります。
1.膿がたまってきていることに、気が付かないこともあるのでしょうか?
(痛みや腫れがあれば、わかるかと思いますが、症状がないまま、膿がたまって、永久歯に影響が出ることを心配しております。)
2.膿がたまったら、神経は抜くべきですよね?
3.歯をぬくことになるのは、どのような場合でしょうか?
動揺が激しくて痛みがある場合でしょうか?
4.経過観察は、どれぐらいの頻度で、また毎回レントゲンをとるのでしょうか?
(次回は、2週間後に予約してきました。)
5.歯の動揺や痛みはないようですが、歯磨きの時にいやがって、はぶらしを歯が折れそうなぐらい強くかみます。
歯の神経が死にかけている場合、強くかんだり、かたいものをたべることで、影響がでることはあるでしょうか?
ご多忙の折、お手数おかけします。
回答5
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2017-06-27 08:47:26
>1.膿がたまってきていることに、気が付かないこともあるのでしょうか?
ご自宅で様子を見ているだけでは、気がつかないこともあるかと思います。
>2.膿がたまったら、神経は抜くべきですよね?
根管治療もしくは抜歯が必要になります。
>3.歯をぬくことになるのは、どのような場合でしょうか?
>動揺が激しくて痛みがある場合でしょうか?
歯根の吸収が著しい場合や、根管治療の効果が望めない場合などです。
>4.経過観察は、どれぐらいの頻度で、また毎回レントゲンをとるのでしょうか?
担当医の判断によります。
>5.歯の動揺や痛みはないようですが、歯磨きの時にいやがって、はぶらしを歯が折れそうなぐらい強くかみます。
>歯の神経が死にかけている場合、強くかんだり、かたいものをたべることで、影響がでることはあるでしょうか?
何とも言えませんが、動揺が著しくないのであれば特に影響はないように思います。
ご自宅で様子を見ているだけでは、気がつかないこともあるかと思います。
>2.膿がたまったら、神経は抜くべきですよね?
根管治療もしくは抜歯が必要になります。
>3.歯をぬくことになるのは、どのような場合でしょうか?
>動揺が激しくて痛みがある場合でしょうか?
歯根の吸収が著しい場合や、根管治療の効果が望めない場合などです。
>4.経過観察は、どれぐらいの頻度で、また毎回レントゲンをとるのでしょうか?
担当医の判断によります。
>5.歯の動揺や痛みはないようですが、歯磨きの時にいやがって、はぶらしを歯が折れそうなぐらい強くかみます。
>歯の神経が死にかけている場合、強くかんだり、かたいものをたべることで、影響がでることはあるでしょうか?
何とも言えませんが、動揺が著しくないのであれば特に影響はないように思います。
タイトル | 2歳、転倒で前歯を強打して変色している |
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質問者 | どんぐり22さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 2歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の変色・着色 歯をぶつけた、歯が欠けた・抜けた 子供の歯の変色・着色 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。