歯根破折の疑いがある歯をクラウンにする場合
相談者:
あきさしさん (27歳:男性)
投稿日時:2017-08-10 17:53:25
こんにちは。
以前に右上2番について質問させていただいた者です。
現在上記の再根管治療から始まり、膿の排出がなくなったのでガッタパーチャをしていただき本日土台の型どりしてきました。
ただ本日いつもの担当医の先生に診察していただいた際に、土台をたてるところの象牙質の一部に小さな縦のヒビがあると言われました。
前回まではヒビがあるなんて言われていなかったのでとても驚きましたが、原因が発見出来たのはいいことだと判断致しました。
ただ先生からは保険外のファイバーコアか保険のメタルコア、どちらがいいですかと言われ、
「ヒビはそのままでいいんですか?」
と質問したのですが
「下の歯にあたらないようにするから大丈夫でしょう。
ただメタルコアだと今後ヒビが広がるかもしれないからファイバーコアの方がいいかなぁ」
と仰いました。
小さなヒビの場合そのまま放置して差し歯にするのは問題ないのでしょうか?
(個人的にはヒビが細菌の通り道となってまた根の先に膿が出来てしまうような気がするのですが……)
また保険外のファイバーコアということで被せ物も保険外にしなければならず、既にヒビがあるため遅かれ早かれ抜歯するのだろうなぁと思い、保険内のメタルコアを選択しました。
ただ帰宅してよくよく考えるとヒビがある状態のまま差し歯にするのにはやはり若干の抵抗があり、再び歯根嚢胞になって骨にまで影響を及ぼすくらいなら抜歯してしまった方がいいのかと思えてきました……。
長くなってしまいましたが先生方のご意見をいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
以前に右上2番について質問させていただいた者です。
現在上記の再根管治療から始まり、膿の排出がなくなったのでガッタパーチャをしていただき本日土台の型どりしてきました。
ただ本日いつもの担当医の先生に診察していただいた際に、土台をたてるところの象牙質の一部に小さな縦のヒビがあると言われました。
前回まではヒビがあるなんて言われていなかったのでとても驚きましたが、原因が発見出来たのはいいことだと判断致しました。
ただ先生からは保険外のファイバーコアか保険のメタルコア、どちらがいいですかと言われ、
「ヒビはそのままでいいんですか?」
と質問したのですが
「下の歯にあたらないようにするから大丈夫でしょう。
ただメタルコアだと今後ヒビが広がるかもしれないからファイバーコアの方がいいかなぁ」
と仰いました。
小さなヒビの場合そのまま放置して差し歯にするのは問題ないのでしょうか?
(個人的にはヒビが細菌の通り道となってまた根の先に膿が出来てしまうような気がするのですが……)
また保険外のファイバーコアということで被せ物も保険外にしなければならず、既にヒビがあるため遅かれ早かれ抜歯するのだろうなぁと思い、保険内のメタルコアを選択しました。
ただ帰宅してよくよく考えるとヒビがある状態のまま差し歯にするのにはやはり若干の抵抗があり、再び歯根嚢胞になって骨にまで影響を及ぼすくらいなら抜歯してしまった方がいいのかと思えてきました……。
長くなってしまいましたが先生方のご意見をいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
回答1
回答日時:2017-08-11 11:30:40
こんにちは。
ひび割れは慎重に治療を進めていても初期の場合には確定することが難しいので、治療計画では本当に悩むところですね。
根管治療までは終了しているということでしたら、当院の場合ですと土台と仮歯までは作って(根管を完全に蓋する目的と、歯の移動を防ぐため)3ヶ月以上様子を見ます。
その時点でのCT上の根尖病変の変化や症状の有無、あと病的な歯肉炎や歯周ポケットの形成がないかと見て判断していくと思います。
メタルコアかファイバーコアかで決定的に違うことは多分なさそうな気はしますが、もしもメタルコアにするならせめて接着性のあるセメントで装着するとは思います。
何れにしてもひび割れの疑いがあるのでしたら、時間をかけることでしか結論は出にくいと思いますので、仮歯でしばらく様子を見させて貰えるならそれも良いでしょうし、もう保険の歯でお願いしてあるのならそれを使えるだけ使うということでも良いのではないかと思いますよ。
ただご自身で気づかない悪い兆候というのもあると思いますので、注意深く経過観察はして頂いた方がいいと思います。
不幸にして 破折→抜歯 の流れになる場合、抜歯のタイミングも重要になる場合もありますので。
ひび割れは慎重に治療を進めていても初期の場合には確定することが難しいので、治療計画では本当に悩むところですね。
根管治療までは終了しているということでしたら、当院の場合ですと土台と仮歯までは作って(根管を完全に蓋する目的と、歯の移動を防ぐため)3ヶ月以上様子を見ます。
その時点でのCT上の根尖病変の変化や症状の有無、あと病的な歯肉炎や歯周ポケットの形成がないかと見て判断していくと思います。
メタルコアかファイバーコアかで決定的に違うことは多分なさそうな気はしますが、もしもメタルコアにするならせめて接着性のあるセメントで装着するとは思います。
何れにしてもひび割れの疑いがあるのでしたら、時間をかけることでしか結論は出にくいと思いますので、仮歯でしばらく様子を見させて貰えるならそれも良いでしょうし、もう保険の歯でお願いしてあるのならそれを使えるだけ使うということでも良いのではないかと思いますよ。
ただご自身で気づかない悪い兆候というのもあると思いますので、注意深く経過観察はして頂いた方がいいと思います。
不幸にして 破折→抜歯 の流れになる場合、抜歯のタイミングも重要になる場合もありますので。
相談者からの返信
相談者:
あきさしさん
返信日時:2017-08-11 11:45:07
タイトル | 歯根破折の疑いがある歯をクラウンにする場合 |
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質問者 | あきさしさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯のヒビ(ひび割れ) 歯根破折 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。