分岐部病変の歯で歯磨き以外で気をつけること
相談者:
ぷんにこさん (38歳:女性)
投稿日時:2017-08-24 20:59:17
こんにちは。
先日、抜髄済の歯の痛みについて質問させていただき、その後痛む歯の高さが高いということで病院で差し歯を削っていただきました。
その際に先生が、これ位であれば高さを調節すれば治るとおっしゃっていた通り、痛みはなくなりました。
病名ははっきりと聞けませんでしたが、レントゲン写真から、根分岐部病変だと思います。
先生は、酷くなると歯茎を切開して、、、とおっしゃっていましたが、この位なら大丈夫、歯磨きをしっかりすること、とのことでした。
調べてみると、この病気は治ることはなく予後が悪いようなので、それだけでいいのか、帰宅してから心配になってきました。
今後は悪くなっていくだけかもしれませんが、歯磨きをしっかりする以外に気をつけることはありますか?
また、その歯ではあまり噛まない方がいいでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、アドバイス等お願いいたします。
先日、抜髄済の歯の痛みについて質問させていただき、その後痛む歯の高さが高いということで病院で差し歯を削っていただきました。
その際に先生が、これ位であれば高さを調節すれば治るとおっしゃっていた通り、痛みはなくなりました。
病名ははっきりと聞けませんでしたが、レントゲン写真から、根分岐部病変だと思います。
先生は、酷くなると歯茎を切開して、、、とおっしゃっていましたが、この位なら大丈夫、歯磨きをしっかりすること、とのことでした。
調べてみると、この病気は治ることはなく予後が悪いようなので、それだけでいいのか、帰宅してから心配になってきました。
今後は悪くなっていくだけかもしれませんが、歯磨きをしっかりする以外に気をつけることはありますか?
また、その歯ではあまり噛まない方がいいでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、アドバイス等お願いいたします。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-08-25 08:34:41
ご相談ありがとうございます。
>今後は悪くなっていくだけかもしれませんが、歯磨きをしっかりする以外に気をつけることはありますか?
原因を改善しないと、病状はくりかえしたり悪化したりします。
原因を突き止めていない限り、やみくもに思いつきの対策をいきなり実行しても効果は上がりません。
>また、その歯ではあまり噛まない方がいいでしょうか?
その歯は噛むためにとても重要な歯です。
歯の治療の目的の一番目は噛めるようにするためです。
ご参考までの解説です。
いくつか専門用語が出てきますが、正確な意味ですから、覚えておいて損はありません。
根分岐部病変には、歯周病(歯周組織の細菌感染)と噛み合わせ(咬合)という二つの原因があります。
またさらにそれに関連する、神経の病気と治療(歯髄の感染)、身体状況(生活習慣、嗜好品、栄養、身体の病気、内服薬)、心理状態、が大事なファクターとなります。
それぞれ別の検査となります。
つまり歯だけ見ても実態(病態診断)がつかめません。
ですから診断もなくいきなり、病状のごく一部である、歯磨きとか歯だけという思い込みの治療対策を、してみたら?では、暗闇を手探りするだけ、当たって砕けろ式としか言えません。
また、思いつきの治療をしてみても、検査のデータがないと、治療後にその対策がご自身に合っていたかどうかという治療効果の科学的な評価もできません。
さらに、人間には防御力とか自然治癒力が備わっています。
この仕組みを利用することが最高の治癒結果を引き出します。
自然の力に勝る人工的な治療はないからです。
ご自身の防御力はどの程度か、自然治癒力を引き出しているか、足りない部分を歯科治療で補えるか、の検査・診断がなければ治療方法を決めたり、その治療が効果をあげたかどうかの評価ができません。
また噛むとは正確には咀嚼と言います。
咀嚼は生きるために最大に重要な生活行為です。
その理由は、食べ物を消化吸収する、胃腸など消化器官の第一歩が口だからです。
まず口で消化してから、胃腸に送り込むことで健康が得られます。
よく皆様は、丸飲みだろうと、早食いだろうと、食べていられるとか、生きているとかおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、咀嚼できずに飲むことを丸飲みと言いますが、胃腸や膵臓や肝臓や胆嚢など消化器官に過大な負担を毎食ごとにかけ続けます。
それはいわば、内臓に対して、働きすぎの過労を何年も何十年も毎日欠かさず痛めつけることになります。
また食品に含まれる発がん性などの有害物質を防いでくれる仕組みも、咀嚼ができないと行われません。
六番という歯は、咀嚼に最大の役目をする重要な歯です。
その歯だけをかばえば、他の歯や身体の健康を失うリスクを選択することと同じです。
健康のためには、咀嚼機能検査、あるいは咀嚼能率検査があり診断ができます。
歯周病治療とは、そういった総合的な治療を言います。
原因を突き止め、根本的な対策により治癒に向かいます。
思いつきの治療では、悪化や拡大のリスクを高めます。
その歯だけではなく、他の歯や身体や、気持ちまで蝕まれていくことがあり得ます。
歯では死なないという人もいますが、ただ生きて長生きするだけでいいのでしょうか。
それとも元気で、楽しく、なんでも美味しく食べられる、自立して生きて生きたいのでしょうか。
イキイキと人間らしく生きたいのであれば、歯は命に直結しているとも言えます。
そういった理解をすることも治療なので、それを診察と言います。
いくつかある治療方法の選択をする際の相談がとても重要なので、それをインフォームド・コンセントと言います。
本当の歯科治療は手抜きできないためにとても面倒とも言えます。
ご自身に合う治療を選択しましょう。
>今後は悪くなっていくだけかもしれませんが、歯磨きをしっかりする以外に気をつけることはありますか?
原因を改善しないと、病状はくりかえしたり悪化したりします。
原因を突き止めていない限り、やみくもに思いつきの対策をいきなり実行しても効果は上がりません。
>また、その歯ではあまり噛まない方がいいでしょうか?
その歯は噛むためにとても重要な歯です。
歯の治療の目的の一番目は噛めるようにするためです。
ご参考までの解説です。
いくつか専門用語が出てきますが、正確な意味ですから、覚えておいて損はありません。
根分岐部病変には、歯周病(歯周組織の細菌感染)と噛み合わせ(咬合)という二つの原因があります。
またさらにそれに関連する、神経の病気と治療(歯髄の感染)、身体状況(生活習慣、嗜好品、栄養、身体の病気、内服薬)、心理状態、が大事なファクターとなります。
それぞれ別の検査となります。
つまり歯だけ見ても実態(病態診断)がつかめません。
ですから診断もなくいきなり、病状のごく一部である、歯磨きとか歯だけという思い込みの治療対策を、してみたら?では、暗闇を手探りするだけ、当たって砕けろ式としか言えません。
また、思いつきの治療をしてみても、検査のデータがないと、治療後にその対策がご自身に合っていたかどうかという治療効果の科学的な評価もできません。
さらに、人間には防御力とか自然治癒力が備わっています。
この仕組みを利用することが最高の治癒結果を引き出します。
自然の力に勝る人工的な治療はないからです。
ご自身の防御力はどの程度か、自然治癒力を引き出しているか、足りない部分を歯科治療で補えるか、の検査・診断がなければ治療方法を決めたり、その治療が効果をあげたかどうかの評価ができません。
また噛むとは正確には咀嚼と言います。
咀嚼は生きるために最大に重要な生活行為です。
その理由は、食べ物を消化吸収する、胃腸など消化器官の第一歩が口だからです。
まず口で消化してから、胃腸に送り込むことで健康が得られます。
よく皆様は、丸飲みだろうと、早食いだろうと、食べていられるとか、生きているとかおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、咀嚼できずに飲むことを丸飲みと言いますが、胃腸や膵臓や肝臓や胆嚢など消化器官に過大な負担を毎食ごとにかけ続けます。
それはいわば、内臓に対して、働きすぎの過労を何年も何十年も毎日欠かさず痛めつけることになります。
また食品に含まれる発がん性などの有害物質を防いでくれる仕組みも、咀嚼ができないと行われません。
六番という歯は、咀嚼に最大の役目をする重要な歯です。
その歯だけをかばえば、他の歯や身体の健康を失うリスクを選択することと同じです。
健康のためには、咀嚼機能検査、あるいは咀嚼能率検査があり診断ができます。
歯周病治療とは、そういった総合的な治療を言います。
原因を突き止め、根本的な対策により治癒に向かいます。
思いつきの治療では、悪化や拡大のリスクを高めます。
その歯だけではなく、他の歯や身体や、気持ちまで蝕まれていくことがあり得ます。
歯では死なないという人もいますが、ただ生きて長生きするだけでいいのでしょうか。
それとも元気で、楽しく、なんでも美味しく食べられる、自立して生きて生きたいのでしょうか。
イキイキと人間らしく生きたいのであれば、歯は命に直結しているとも言えます。
そういった理解をすることも治療なので、それを診察と言います。
いくつかある治療方法の選択をする際の相談がとても重要なので、それをインフォームド・コンセントと言います。
本当の歯科治療は手抜きできないためにとても面倒とも言えます。
ご自身に合う治療を選択しましょう。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-08-25 12:13:07
噛み合わせが根分岐部病変の原因でありうるか否かは意見が分かれるようです。
結果として、根管内の感染が原因だったと考えられるケースも少しあるようです。
歯の形態に日本人・欧米人の差があり、必ずしも海外で紹介された術式が日本人に適しているとは言えない場合もあります。
(個人的意見)
結果として、根管内の感染が原因だったと考えられるケースも少しあるようです。
歯の形態に日本人・欧米人の差があり、必ずしも海外で紹介された術式が日本人に適しているとは言えない場合もあります。
(個人的意見)
相談者からの返信
相談者:
ぷんにこさん
返信日時:2017-08-25 16:58:44
さがら先生
お忙しい中、お返事をいただきまして、ありがとうございます。
診察していただいた病院では聞くことができなかったことを教えていただき、とても勉強になります。
実は、今回相談させていただいた歯を2つの病院で診てもらいました。
最初の病院では、該当する歯の歯肉が少し腫れていたため、歯周病による分岐部の炎症とのことで、その歯の周りの洗浄を2日置きに5回行い、咀嚼の際の痛み・腫れともに消えましたので、治療終了となりました。
2つ目の病院では、その後再び痛みが出ましたので(腫れはありません)診察していただいたところ、全体のレントゲンを撮った後に高さを調整していただきました。
その後、すぐに痛みは取れ、今に至ります。
しかし、色々と根分岐部病変について調べていると、これからどうするのが良いのかと不安になっていました。
体調が良くない時に痛みが出たため、先生のお話からも、先ずは自己免疫力を高める努力をしていき、少しでも長くこの歯を守りたいと思っています。
そこでもう1つ相談させていただきたいのですが、今は通院が終了しており、次回は定期的なクリーニングの際に診察を受ける予定です。
今は痛みが消えましたが、もっと総合的に診ていただける病院を探したいとも思っています。
その際には、この歯についてどのようにお伝えすると良いでしょうか。
度重なる相談で大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
お忙しい中、お返事をいただきまして、ありがとうございます。
診察していただいた病院では聞くことができなかったことを教えていただき、とても勉強になります。
実は、今回相談させていただいた歯を2つの病院で診てもらいました。
最初の病院では、該当する歯の歯肉が少し腫れていたため、歯周病による分岐部の炎症とのことで、その歯の周りの洗浄を2日置きに5回行い、咀嚼の際の痛み・腫れともに消えましたので、治療終了となりました。
2つ目の病院では、その後再び痛みが出ましたので(腫れはありません)診察していただいたところ、全体のレントゲンを撮った後に高さを調整していただきました。
その後、すぐに痛みは取れ、今に至ります。
しかし、色々と根分岐部病変について調べていると、これからどうするのが良いのかと不安になっていました。
体調が良くない時に痛みが出たため、先生のお話からも、先ずは自己免疫力を高める努力をしていき、少しでも長くこの歯を守りたいと思っています。
そこでもう1つ相談させていただきたいのですが、今は通院が終了しており、次回は定期的なクリーニングの際に診察を受ける予定です。
今は痛みが消えましたが、もっと総合的に診ていただける病院を探したいとも思っています。
その際には、この歯についてどのようにお伝えすると良いでしょうか。
度重なる相談で大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
相談者からの返信
相談者:
ぷんにこさん
返信日時:2017-08-25 17:03:32
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-08-25 17:18:43
根管内VS.歯周の診断は、比較的簡単な場合もありますが、非常に難しいこともあります。
相談者からの返信
相談者:
ぷんにこさん
返信日時:2017-08-25 19:45:11
藤森先生
1つの病気に対して色々な原因が考えられるのですね。
新たな病院へ行ってみるか等、考えてみます。
ありがとうございます。
1つの病気に対して色々な原因が考えられるのですね。
新たな病院へ行ってみるか等、考えてみます。
ありがとうございます。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-08-26 10:08:02
ご返信ありがとうございます。
>2つの病院で診てもらいました。
初めの医院は歯周病治療により、次は咬合治療により、それぞれ著明な効果をあげたということであり、前回の回答と矛盾はありません。
>前回の回答
根分岐部病変には、歯周病(歯周組織の細菌感染)と噛み合わせ(咬合)という二つの原因があります。
>もっと総合的に診ていただける病院を探したいとも思っています。
>その際には、この歯についてどのようにお伝えすると良いでしょうか。
とてもいいご判断です。
ありのままお話すればいいでしょう。
伝わるかどうかは受け手でも決まるからです。
思いつきで一つのことに振り回されるのではなく、総合的とは、見落としのない俯瞰的な診察が有効だからです。
これを医学用語でも「鳥の目」と言います。
全体を見てから、絞り込んで個別の内容をとことん突き詰めることを医学用語でも「虫の目」と言います。
順序を誤り初めから「虫の目」で見ると、偶然命中すれば非常に劇的に治りますが、確実性や再現性に劣り、科学的とは言い難い医療となります。
>根管内の感染についてはレントゲン判明できるものですか?
これは前回の回答で説明した、「歯髄の感染」と同じ括りであり、言葉を言い換えただけです。
レントゲンはたった一つの検査であり、分かることもあれば分からないこともあるのは、他の検査と全く変わりがありません。
検査も総合的に組み合わせる必要があります。
>>歯の形態に日本人・欧米人の差があり、必ずしも海外で紹介された術式が日本人に適しているとは言えない場合もあります。(個人的意見)
前回の回答は、私の個人的な意見ではなく学会の見解です。
(個人的意見)には、根拠が薄弱なことが多く標準医療とはならず、たまたま一致する民間療法と変わりません。
歯の形態に、4大民族間に特徴があることは学会でも既にきちんと報告されています。
現実的に、私もスウェーデンに何回か渡り、歯や骨や考えの民族的な違いにびっくりしたことがあります。
また日本人のルーツは氷河期の終わり2万年から1万年前に遺伝子の融合があり、現在の歯にもその特徴が入り混じっています。
それはシノドント、スンダドントという特徴です。
根分岐部病変にもその影響は学会に報告されています。
でも最近の日本人の身体は大きくなりました。
初めから違うことを前提としていていいのでしょうか。
本質が大事です。
一律に、標準とならない考えに振り回されない科学的な理論を臨床に応用することが、医学的にも重要と今の大学では教育されています。
また人類四千年の伝承でも、物に本末あり、事に終始あり、先後するところを知れば、則ち道に近し、というこれも科学の教えです。
ちなみに、初めて私の個人的な意見を言わせていただければ、
>歯の形態に日本人・欧米人の差があり
私は確かに民族的な特徴の違いは存在する事実があると思いますが、決して差があるとは思っていません。
もし科学的な歯科医療をお望みであれば、感情に振り回わされない冷静さが必要です。
これからも外野席で軽くヤジを飛ばすだけの評論家を選ぶのか、地道な科学的医療を選ぶのかはご自身の選択となります。
>2つの病院で診てもらいました。
初めの医院は歯周病治療により、次は咬合治療により、それぞれ著明な効果をあげたということであり、前回の回答と矛盾はありません。
>前回の回答
根分岐部病変には、歯周病(歯周組織の細菌感染)と噛み合わせ(咬合)という二つの原因があります。
>もっと総合的に診ていただける病院を探したいとも思っています。
>その際には、この歯についてどのようにお伝えすると良いでしょうか。
とてもいいご判断です。
ありのままお話すればいいでしょう。
伝わるかどうかは受け手でも決まるからです。
思いつきで一つのことに振り回されるのではなく、総合的とは、見落としのない俯瞰的な診察が有効だからです。
これを医学用語でも「鳥の目」と言います。
全体を見てから、絞り込んで個別の内容をとことん突き詰めることを医学用語でも「虫の目」と言います。
順序を誤り初めから「虫の目」で見ると、偶然命中すれば非常に劇的に治りますが、確実性や再現性に劣り、科学的とは言い難い医療となります。
>根管内の感染についてはレントゲン判明できるものですか?
これは前回の回答で説明した、「歯髄の感染」と同じ括りであり、言葉を言い換えただけです。
レントゲンはたった一つの検査であり、分かることもあれば分からないこともあるのは、他の検査と全く変わりがありません。
検査も総合的に組み合わせる必要があります。
>>歯の形態に日本人・欧米人の差があり、必ずしも海外で紹介された術式が日本人に適しているとは言えない場合もあります。(個人的意見)
前回の回答は、私の個人的な意見ではなく学会の見解です。
(個人的意見)には、根拠が薄弱なことが多く標準医療とはならず、たまたま一致する民間療法と変わりません。
歯の形態に、4大民族間に特徴があることは学会でも既にきちんと報告されています。
現実的に、私もスウェーデンに何回か渡り、歯や骨や考えの民族的な違いにびっくりしたことがあります。
また日本人のルーツは氷河期の終わり2万年から1万年前に遺伝子の融合があり、現在の歯にもその特徴が入り混じっています。
それはシノドント、スンダドントという特徴です。
根分岐部病変にもその影響は学会に報告されています。
でも最近の日本人の身体は大きくなりました。
初めから違うことを前提としていていいのでしょうか。
本質が大事です。
一律に、標準とならない考えに振り回されない科学的な理論を臨床に応用することが、医学的にも重要と今の大学では教育されています。
また人類四千年の伝承でも、物に本末あり、事に終始あり、先後するところを知れば、則ち道に近し、というこれも科学の教えです。
ちなみに、初めて私の個人的な意見を言わせていただければ、
>歯の形態に日本人・欧米人の差があり
私は確かに民族的な特徴の違いは存在する事実があると思いますが、決して差があるとは思っていません。
もし科学的な歯科医療をお望みであれば、感情に振り回わされない冷静さが必要です。
これからも外野席で軽くヤジを飛ばすだけの評論家を選ぶのか、地道な科学的医療を選ぶのかはご自身の選択となります。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-08-26 11:54:08
さがら先生
『民族的な特徴の違いは存在する』けど、『差はない』のですね?
『民族的な特徴の違いは存在する』けど、『差はない』のですね?
相談者からの返信
相談者:
ぷんにこさん
返信日時:2017-08-27 10:53:28
さがら先生
お返事いただきまして、ありがとうございます。
今は、考えられる2つの原因の治療をしていただいたという状態ということなのですね。
これまでのような酷い痛みではありませんが、昨日から食事の際にその歯で咀嚼すると、違和感が出てきて心配です。
病状等をしっかり説明してくださり、また総合的に診ていただける病院を見つけるのはなかなか難しいかもしれませんが、頑張りたいと思います。
お忙しい中、何度もご回答いただき、本当にありがとうございます。
お返事いただきまして、ありがとうございます。
今は、考えられる2つの原因の治療をしていただいたという状態ということなのですね。
これまでのような酷い痛みではありませんが、昨日から食事の際にその歯で咀嚼すると、違和感が出てきて心配です。
病状等をしっかり説明してくださり、また総合的に診ていただける病院を見つけるのはなかなか難しいかもしれませんが、頑張りたいと思います。
お忙しい中、何度もご回答いただき、本当にありがとうございます。
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-08-28 18:29:44
>でも最近の日本人の身体は大きくなりました。
>初めから違うことを前提としていいのでしょうか。
>本質が大事です。
なるほど。身体が大きくなってくる(日本人の体格が欧州人に近づいてくる?)と、大臼歯の歯冠歯根長比や歯根の長さ、分岐部と骨との相対的位置関係が近似してくるのでしょうかね?
樋状根の割合も減少するかもしれないですね。
もしかすると、日本人の肌の色も変化するかもしれないですね。
>初めから違うことを前提としていいのでしょうか。
>本質が大事です。
なるほど。身体が大きくなってくる(日本人の体格が欧州人に近づいてくる?)と、大臼歯の歯冠歯根長比や歯根の長さ、分岐部と骨との相対的位置関係が近似してくるのでしょうかね?
樋状根の割合も減少するかもしれないですね。
もしかすると、日本人の肌の色も変化するかもしれないですね。
タイトル | 分岐部病変の歯で歯磨き以外で気をつけること |
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質問者 | ぷんにこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 根分岐部病変 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。