[写真あり] 顎関節症で矯正治療しても大丈夫でしょうか?
相談者:
みるくるさん (40歳:女性)
投稿日時:2017-10-01 23:42:55
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-10-02 10:40:25
こんにちは。
歯並びに問題があるので歯が機能している間は歯と歯が当たって下顎が誘導されるので、顎の問題を解決できないと考えるならば矯正治療によって正常な咬合を獲得させることで、顎関節症の症状が軽減もしくは消失すると考えることも出来ると思います。
一方で顎関節症の治療目的で矯正治療を薦めないようにということもよく言われています。
治療によって治るかどうかの保証がないわりに治療がかなり大変で高額支出を伴うからです。
また治療途中や治療後に顎関節症状の増悪を認める場合があるからです。
一般に噛みあわせが悪くて反復して顎関節にストレスを生じたり周囲の血行を不良にして顎関節症の症状が出ている場合、矯正治療を前提としなくてもスプリント療法が第一選択に上がります。
それでスプリント療法だけでは問題の原因となっているであろう噛みあわせを変えることは出来ませんから、スプリントを除いた時のかみ合わせに変化があったりスプリントなしで機能させる必要があるので(基本お食事の時です)症状がなくならないという場合、スプリント使用時の噛みあわさない時のほうが生体にとってよい状態なのですから、その位置を目標に咬合を再構成することをおこなう場合があります。
その方法で最も適しているのはやっぱり矯正治療ということになるでしょう。
(他の方法としてはかみ合わせ調整ということで歯を大きく削る方法、歯の何かを盛り足す方法、歯冠を全部修復物で作り直す方法などがありますが、いずれも歯牙に対する侵襲が大きい割に綺麗でない割りに高額な治療なので評価としては低めになっていると思います)
クロスバイトという状態が多数あり歯列に大きな問題があるのですから、スプリント療法をかねた矯正治療またはスプリント療法後の矯正治療を受けられるのがよいように思いますが、通常はクロスを解消した段階で顎関節症状の緩徐が認められることが多いですが、保証できるものではないので説明としては2軒の矯正歯科の説明のようにならざるを得ないと思います。
(わかりにくくなりました)
歯並びに問題があるので歯が機能している間は歯と歯が当たって下顎が誘導されるので、顎の問題を解決できないと考えるならば矯正治療によって正常な咬合を獲得させることで、顎関節症の症状が軽減もしくは消失すると考えることも出来ると思います。
一方で顎関節症の治療目的で矯正治療を薦めないようにということもよく言われています。
治療によって治るかどうかの保証がないわりに治療がかなり大変で高額支出を伴うからです。
また治療途中や治療後に顎関節症状の増悪を認める場合があるからです。
一般に噛みあわせが悪くて反復して顎関節にストレスを生じたり周囲の血行を不良にして顎関節症の症状が出ている場合、矯正治療を前提としなくてもスプリント療法が第一選択に上がります。
それでスプリント療法だけでは問題の原因となっているであろう噛みあわせを変えることは出来ませんから、スプリントを除いた時のかみ合わせに変化があったりスプリントなしで機能させる必要があるので(基本お食事の時です)症状がなくならないという場合、スプリント使用時の噛みあわさない時のほうが生体にとってよい状態なのですから、その位置を目標に咬合を再構成することをおこなう場合があります。
その方法で最も適しているのはやっぱり矯正治療ということになるでしょう。
(他の方法としてはかみ合わせ調整ということで歯を大きく削る方法、歯の何かを盛り足す方法、歯冠を全部修復物で作り直す方法などがありますが、いずれも歯牙に対する侵襲が大きい割に綺麗でない割りに高額な治療なので評価としては低めになっていると思います)
クロスバイトという状態が多数あり歯列に大きな問題があるのですから、スプリント療法をかねた矯正治療またはスプリント療法後の矯正治療を受けられるのがよいように思いますが、通常はクロスを解消した段階で顎関節症状の緩徐が認められることが多いですが、保証できるものではないので説明としては2軒の矯正歯科の説明のようにならざるを得ないと思います。
(わかりにくくなりました)
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-10-02 14:17:24
矯正治療で歯列弓を大きくすることはマイナスにはならないと思いますよ。
もし矯正治療中に顎関節の機能時痛が出たら、その都度、対処してもらえばよいと思います。
術前スプリント使用は賛否あるようです。
おそらく、ケースによって効果(プラス?マイナス?)が異なるように推測します。
もし矯正治療中に顎関節の機能時痛が出たら、その都度、対処してもらえばよいと思います。
術前スプリント使用は賛否あるようです。
おそらく、ケースによって効果(プラス?マイナス?)が異なるように推測します。
相談者からの返信
相談者:
みるくるさん
返信日時:2017-10-03 07:45:26
相談者からの返信
相談者:
みるくるさん
返信日時:2017-10-03 08:00:40
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-10-03 15:25:43
>スプリント療法をかねた矯正とは、スプリントを使用しながら、矯正装置もつけるという事でしょうか?
インビザラインなどのスプリント(マウスピース)タイプの矯正治療法のことです。
顎関節症の方に有効だという話をきくことがあります。
クリンチェックを数回しつつ治療最終目標を立て直しつつおこなっていくことがあります。
V字歯列は綺麗に直っていきますが、それだけではないので何でも上手い先生にお願いする必要があるでしょう。
インビザラインなどのスプリント(マウスピース)タイプの矯正治療法のことです。
顎関節症の方に有効だという話をきくことがあります。
クリンチェックを数回しつつ治療最終目標を立て直しつつおこなっていくことがあります。
V字歯列は綺麗に直っていきますが、それだけではないので何でも上手い先生にお願いする必要があるでしょう。
タイトル | [写真あり] 顎関節症で矯正治療しても大丈夫でしょうか? |
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質問者 | みるくるさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 顎関節症 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。