歯列矯正中、犬歯が一気に動いた後から熱いものが沁みる

相談者: 4Lz-3Tさん (37歳:女性)
投稿日時:2017-10-30 20:06:03
現在歯列矯正を始めて10ヶ月です。
4ヶ月目くらいの調整の直後、うがいの水が染みて鼻までツーンとくるような知覚過敏が出ました。
それは一過性のもので、ぬるま湯などに変えていたら数日でおさまりました。

しかし、今度は熱いもので痛みが走るようになりました。
それが6ヶ月経った今でも続いています。

その問題の調整の前後、一ヶ月で上の犬歯抜歯部位の半分くらい一気に動いたため、組織の再生が追いついてないせいもあるだろうということで、様子見になりました。
その後下の歯や反対側の歯は多少動かしてますが、矯正治療自体も停滞中です。

夏の間は気温差がないことや、熱いものを食べることは少なく、また、熱い飲み物の時は飲み方に気をつけていたことなどから症状はおさまっていました。
しかし、寒くなって温かい食べ物を食べたらまた症状が復活してきてしまいました。
勿論熱いものがかからないようにずっと気をつけているのですが、冷まして何口か口の反対側から飲んでもだんだん熱さが歯の表面に蓄積されて一定量を超えると歯の中の神経にズキッと痛みが走る感じです。

飲食時以外でも、寒い外を歩いて暑い電車の中に入ったときにも同じ痛みが走りました。
ただ、ずっと痛いわけではなく、冷たいものを飲んだり、温度が正常な時はおさまっています。

矯正の便宜抜歯で既に無い歯の根管治療の失敗にかなり悩まされた時期があり痛みはその時の治療で感じたものに酷似しています。
数ヶ月経ったのでレントゲンを調べてもらいましたが骨ができているということ以外はレントゲンで明らかな異変はないようです。
電気を流した検査や冷たいものの検査では、若干感じる箇所がある程度でした。

神経を抜いたほうがいいのでしょうか。
犬歯を下げた後2番との間がすきっ歯で何ヶ月も経ってしまい、
さらに根管治療でまた何ヶ月も中断するかと思うとちゃんと治るか不安です。
根管治療が失敗したらと思うと不安もあります。
たとえばこれが知覚過敏ならシュミテクトを使えばおさまって、おさまならい場合は歯髄炎や神経が死んだと判断する材料のひとつになるでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-10-30 23:42:47
こんにちは。

矯正治療によって歯が大きく動いて知覚神経過敏症または歯髄炎の症状が出ているということのようですね。

歯に非常に負担が強い場合抜髄に至る場合もあるでしょうからしっかり判断してもらいよく話し合ってください。
矯正治療に伴う歯髄炎の症状をなくすために便宜抜髄を行うことを考慮に入れて治療の進行を早めたいのか?
できるだけ神経を温存したいのか?
症状軽減が起きなければ選択しなければならない時が来るかもしれませんし、熱いものを避けていれば歯髄炎症がなくなるのかもしれませんし、何とも言えません。
炎症の様子を見るためには安静にした経過観察の期間が必要なのではないかと思いますので歯科医が行っていることは妥当だと思います。

それでは困るという支障のほうが強いならば歯科医に伝えてください。
矯正専門医ならば一般開業医に紹介して便宜抜髄の手配をしてくれるでしょうし、一般開業医が矯正治療も行っているのであれば院内で行ってくれるでしょう。

安静にしておきたい時期に熱い刺激以外にも運動、飲酒、甘いもののや刺激物の摂取、咬合などの過度の力がかかることなどなど、は回復を遅らせると思いますから協力度が低ければ治ることがないかもしれません。
治療期間中は日常生活に支障を生じる必要があるということになると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 4Lz-3Tさん
返信日時:2017-11-01 19:46:23
船橋先生

コメントをありがとうございます。
勿論できれば神経を温存したいのですが、掲示板を読んでいると、お湯で痛い症状は手遅れのような意見もあり今神経を抜けば神経を抜くだけで済んだはずが先延ばしにしたことでもし神経を抜くのも上手くいかず失敗したらどうしようと色々悩んでしまいます。

白黒わかればいいのですが、かかっている歯医者さんにもたとえば神経が生きてるか死んでるかの判断のために削ってみた場合それが神経にトドメをさすこともあると言っていてなかなか決断できないでいます。



タイトル 歯列矯正中、犬歯が一気に動いた後から熱いものが沁みる
質問者 4Lz-3Tさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療中の歯の痛み
歯列矯正のトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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