進行性下顎頭吸収の進行が止まった、その後の治療について

相談者: miruruさん (26歳:女性)
投稿日時:2017-11-28 22:01:00
これまで何度か質問させて頂いている者です。
進行性下顎頭吸収と診断され、現在通院しています。

「進行が止まってから手術や積極的治療について考えましょう」

と言われてきたのですが、先日やっと

「進行が今現在は止まっている」

と判断されました。
これでやっと様子見が終わる‥と思ったのですが‥。

「手術するならもとの噛み合わせに戻すことになるが、実はあなたの場合、もともとの噛み合わせがどこなのかはっきりしない。
不安定で、それが下顎頭吸収の原因になった可能性がある。
そうすると手術で噛み合わせを作ることになり、作ったことが原因で再度進行する可能性がある。」

と言われてしまったのです。


それでは矯正はどうかと聞いたのですが、

「矯正出来ないことはないが、スプリントはその間はめられないので(現在夜寝るときに下の歯にスプリントを付けています。)下顎頭になんらかの影響が出て再度進行、もしくは今より悪化するかもしれない。」

と‥‥。


見た目も、特に横顔は変わりましたし、気になって人と話すのも億劫になって、今現在の状態は私にとってかなりストレスです。
ですがこのように言われてどうすべきか迷っています。


こちらをご覧の先生方はどう思われますでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-11-29 08:35:50
西山です

>「手術するならもとの噛み合わせに戻すことになるが、実はあなたの場合、もともとの噛み合わせがどこなのかはっきりしない。
>不安定で、それが下顎頭吸収の原因になった可能性がある。
>そうすると手術で噛み合わせを作ることになり、作ったことが原因で再度進行する可能性がある。」

これは担当の先生が言った言葉そのままでしょうか.
ちょっとわからない部分もあるのですが・・・


咬み合わせに変化が生じたことによって,歯自体の位置が変化している場合には,単に下顎の位置を手術で変えてもうまく咬み合わないのは当然だと思います.

その場合,歯を動かす矯正治療と下顎に位置を変化させる手術を併用するという方法も考えられるかもしれません.


下顎頭の吸収により咬み合わせが変化しているのであれば,いずれにせよ偏った負担がかかるリスクがあることには変わりありません.
そのことが再度下顎頭の過負荷になる可能性もあります.


残念ですが,リスクを全く伴わない治療は存在しません.
現状の不利益と,治療により生じるかもしれないリスクを比べて,どちらが重大ととらえるのかを検討しながら治療法を決めてゆくことになると思います.

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: miruruさん
返信日時:2017-11-29 16:42:16
西山先生
ご回答ありがとうございます。

「もともとどこで噛んでも噛み合う場所がない噛み合わせだったのでは」

という言い方をされていました。


「もとの噛み合わせがはっきりしない」ということがわかる前は「進行が止まれば手術を選択肢に入れられる」という感じだったのですが、はっきりしないことがわかってからは「現状のままの方がいいかもしれない」とおっしゃっていたので、「もとの噛み合わせがはっきりしている人よりもリスクが高い」という風に私はとらえていたのですが‥違うのでしょうか?



>下顎頭の吸収により咬み合わせが変化しているのであれば,いずれにせよ偏った負担がかかるリスクがあることには変わりありません.
>そのことが再度下顎頭の過負荷になる可能性もあります.

これは手術しないでいたとしてもリスクがあるということですよね?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-12-01 18:33:14
西山です

>これは手術しないでいたとしてもリスクがあるということですよね?

そうですね
余計な負担が再発のリスクになると考えるのであれば,そうなる可能性はあると思います.

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: miruruさん
返信日時:2017-12-06 02:18:05
西山先生

ご返信ありがとうございます。

しばらくはこのままで我慢しようかと思います・・・。
お忙しい中ご回答どうもありがとうございました。



タイトル 進行性下顎頭吸収の進行が止まった、その後の治療について
質問者 miruruさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせに関するトラブル
顎関節症
口腔外科関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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