再根管治療後の歯にジルコニアのクラウンは?

相談者: ピラフさん (50歳:男性)
投稿日時:2018-01-30 19:51:25
いつも勉強させていただいております。

タイトルで質問をさせていただいたのですが、私の書き方が悪いせいか、あまりレスが付かないようなので、大変恐縮ではありますが、再度質問させていただきます。

ずいぶん前に抜髄した右下7番の根の部分に膿がたまっているのが見つかり再治療しました。

また、右下6番はインレーの下に虫歯があり治療しました。
有髄歯ですが範囲が多きためクラウンを入れる予定です。

この2本のクラウンについて担当医に相談すると、ジルコニアのクラウンを勧められました。(全体がジルコニアか表面がセラミックかは聞きませんでした)

自分では、(少々色が気になるものの)白金加金が良いかと思っていましたので迷っています。

こちらのサイトで、ジルコニアは硬すぎるとの記載をいくつかみたので、先々、自歯・対向歯の破折につながる可能性を心配しています。
ジルコニアが硬いというのは、

1.表面の硬さによって対抗歯が削れる場合がある
2.強度的な硬さから、過度の力がかかった時に、自歯・対向歯が割れる可能性ある

のどちらの意味でしょうか?

対向する右上は、567番共に銀のクラウンが入ってますので、1の削れるという意味であればあまり心配しなくてもいいのかな、と思うのですが、2の破折の意味が心配です。
特に7番はスクリューピン入りのレジンコアが入っていて、強い力がかかった時に割れてしまうのではと心配です。

担当医の得意な方法が一番、とのご意見が多いのは理解しているのですが、見た目よりも予後の良さや、破折の可能性の低い物を選択したいと思っており、ジルコニアの硬さについて知りたいと思っております。

ご教示いただけるとありがたいです。
宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-01-30 22:32:58
再根管治療後の歯にジルコニアのクラウンは?

根管治療ができて治癒が確認できれば問題ありません。

感染根管治療 http://yamadashika.jp/infection.html

ちなみに私がやっている感染根管治療は、残念ながらほぼすべて再根管治療です、えらそうなことは言えませんが要するに医原病です。

>ずいぶん前に抜髄した右下7番の根の部分に膿がたまっているのが見つかり再治療しました。

良くある話です。

>また、右下6番はインレーの下に虫歯があり治療しました。
有髄歯ですが範囲が多きためクラウンを入れる予定です。
>この2本のクラウンについて担当医に相談すると、ジルコニアのクラウンを勧められました。(全体がジルコニアか表面がセラミックかは聞きませんでした)

通常ジルコニアのフレームにポーセレンを焼き付けています。

審美修復 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=75

>自分では、(少々色が気になるものの)白金加金が良いかと思っていましたので迷っています。

材料学的には貴金属が一番いいと言われています。

>こちらのサイトで、ジルコニアは硬すぎるとの記載をいくつかみたので、先々、自歯・対向歯の破折につながる可能性を心配しています。
>ジルコニアが硬いというのは、

硬いけど見た目がいいということです、まさか前歯に金色の歯は使えないと思います、しかし私が歯医者になった頃は前歯金冠はよく見かけましたし界面金冠というものもありました。

>1.表面の硬さによって対抗歯が削れる場合がある

程度の差こそあれ削れるのが当たり前です。

>2.強度的な硬さから、過度の力がかかった時に、自歯・対向歯が割れる可能性ある

これは経験がありません。

>対向する右上は、567番共に銀のクラウンが入ってますので、1の削れるという意味であればあまり心配しなくてもいいのかな、と思うのですが、2の破折の意味が心配です。

破折はね〜先ず即抜歯となるようです。

歯牙破折 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=169
歯根破折 http://yamadashika.jp/infection.html#a02

>特に7番はスクリューピン入りのレジンコアが入っていて、強い力がかかった時に割れてしまうのではと心配です。

無理してねじ込んであれば割れるかもしれません。

>担当医の得意な方法が一番、とのご意見が多いのは理解しているのですが、

それなら不本意ながら治療に同意することになります。

>見た目よりも予後の良さや、破折の可能性の低い物を選択したいと思っており、ジルコニアの硬さについて知りたいと思っております。

ジルコニアはおそらく歯冠補綴の材質では一番硬いのではないでしょうか、しかし選択肢はそれほど多くはありません、以前歯と同じ硬さだというふれ込みでハイブリッドセラミックというのが発売されましたが大臼歯とか力がかかるところでは摩耗や破折は覚悟しなくてはなりません。

要するに生体組織にとって代わるような歯科材料はまだありません、だからむし歯を作らない生活習慣が一番大切だと力説しているのです。

予防歯科 http://yamadashika.jp/prevent.html

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-01-31 08:06:03
ご相談ありがとうございます。

ジルコニアが硬いというのは、どちらの意味でしょうか?
>1.表面の硬さによって対抗歯が削れる場合がある

それもあります。
ジルコニアは、旧モース硬度で8位、エナメル質は6〜7位、象牙質は5〜6位、金や白金は3位ですが、削れるかどうかは硬さだけでそんな簡単には表せられません。


>2.強度的な硬さから、過度の力がかかった時に、自歯・対向歯が割れる可能性ある

その危険が一番懸念されます。
特に無髄歯はリスクが高くなり、歯根破折の原因は多くが咬合の不適合です。


>対向する右上は、567番共に銀のクラウンが入ってますので、1の削れるという意味であればあまり心配しなくてもいいのかな、

奥歯が削れるという意味は、噛みあわせる部分が変わってしまうということです。

ただし、健全な場合は順応として自然に穏やかに削れて、全体にとても安定し、かつ、とても咀嚼しやすくなり、かつ、歯も内臓も守ります。

もし人工的に、かつ、急激に削れることはその自然の仕組みを阻害する可能性が高まることを意味します。
つまり、その歯、相手の歯、だけではなく全部の歯、ひいては心身の健康を損なう危険を拾ってしまうことになりえます。


>特に7番はスクリューピン入りのレジンコアが入っていて、強い力がかかった時に割れてしまうのではと心配です。

スクリューピンにはリスクがいろいろあり、力だけではなく他のファクターでも歯を失う原因となりえます。


>担当医の得意な方法が一番、とのご意見が多いのは理解しているのですが、

その通りですが、一つ注意が必要です。
誰にでも共通した科学に基づいている前提が必要です。

そうでないと、客観的には評価しようのない、また再現性のない、単なる思い込みや偏向に落ち込み収集がつかなくなるリスクがあります。


>見た目よりも予後の良さや、破折の可能性の低い物を選択したいと思っており、

その目的はとても大事です。
しっかり区別できないと将来を見誤ります。

必ず、はっきり言葉にして伝えましょう。
できれば治療計画は文書にして残してもらえればさらに安心です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ピラフさん
返信日時:2018-01-31 08:23:20
山田先生

ご回答いただきありがとうございます。
つまり、ジルコニアは硬い材料ではあるが、それは自歯・対向歯の破折の可能性に影響するような性質のものではない、というお考えでしょうか?

今回の歯は再治療で歯もだいぶ薄くなっていると思いますし、対向する歯はスクリューピンが入っていて、元々破折を心配していたので、硬すぎるクラウンを入れる事で、破折の可能性が上がるのではないか?、少しでも歯の硬さに近い素材の方が安心ではないか?、と考えています。

また、それは、フルジルコニアであっても、外側をセラミックで覆うものであっても、変わらないでしょうか?

また、上記のような、破折につながるような意味での硬さ、という点で言うと、保険の銀とジルコニアを比べた場合、どちらが硬いのでしょうか?同程度でしょうか?

何度も恐縮ですが、ご回答いただけると幸いです。
宜しくお願い致します。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ピラフさん
返信日時:2018-01-31 08:41:01
さがら先生

ご回答いただきありがとうございます。

やはり硬すぎる素材は全体の調和という意味でマイナスに働く場合もある、と理解してよろしいでしょうか?

担当医がジルコニアを勧めてくださる理由には、審美的な意味合いも含まれていると思います。

ですが、今回自分は5番も治療しており、こちらはインレーになる予定なので、インレーであれば、なおの事金の方が良いと思ておりまして、金でお願いしたいと思っています。
5番の方が当然目立つので、そこに金を入れるなら、その後ろの歯の審美性はあきらめようと思っております。

ですので、審美性を度外視して、予後の良いもの、より歯にやさしいもの、という尺度で決めたいと思っています。

そういった意味で言うと、やはり金の方が目的に合っているでしょうか?

何度も恐縮ですが、宜しくお願い致します。



タイトル 再根管治療後の歯にジルコニアのクラウンは?
質問者 ピラフさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ジルコニアクラウン
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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