進行性下顎頭吸収と変形策関節症の関連について
相談者:
ヒモリさん (37歳:男性)
投稿日時:2018-03-23 10:40:32
進行性下顎頭吸収という難病を知ったのですが、変形性顎関節症との関連性はありえますか?
顎のズレや後退、前歯と臼歯の開咬があります。
また、指定医などや専門の医療機関などは存在しますか?
比較的どの大学病院でもお話を伺うことは可能でしょうか?
平成23年度の難病情報を調べてみたところ、まだ診断の指標が確立されてないとのことですが、現在でもそれは変わりはないのでしょうか、将来的に採血や採尿で診断できる可能性があるとの事ですが、診断基準が確立されていないので、どのみち変形性顎関節症同様に治療は、マウスピースや咬合治療主体になりますか?
人工関節治療の技術は日本にはないそうです。
回答よろしくお願い致します。
顎のズレや後退、前歯と臼歯の開咬があります。
また、指定医などや専門の医療機関などは存在しますか?
比較的どの大学病院でもお話を伺うことは可能でしょうか?
平成23年度の難病情報を調べてみたところ、まだ診断の指標が確立されてないとのことですが、現在でもそれは変わりはないのでしょうか、将来的に採血や採尿で診断できる可能性があるとの事ですが、診断基準が確立されていないので、どのみち変形性顎関節症同様に治療は、マウスピースや咬合治療主体になりますか?
人工関節治療の技術は日本にはないそうです。
回答よろしくお願い致します。
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2018-03-24 11:53:11
西山です
進行性下顎頭吸収(PCR)についてはいくつか考え方があるようです.
顎関節症の非復位性顎関節円板障害に引き続いて生じる下顎頭の吸収もあるいみPCRと言えるようです.
したがって,変形策関節症も関連があると言えます.
そういう意味では顎関節症の専門医であれば診査することは可能だと思います.
全く現時点では原因がわからずに下顎頭の吸収が生じるものについては、「特発性下顎頭吸収(ICR」という表現が用いられることもあります.
この場合,原因が不明ですので,治療方針も確率しているわけではありません.
まずは,下顎頭の変形が現在も病的に進行中であるのかを判断する必要があると思いいます.
これには骨シンチなどの検査もひつようかもしれません.
また,咬み合わせの変化も確認しておくことが必要です.
進行性下顎頭吸収(PCR)についてはいくつか考え方があるようです.
顎関節症の非復位性顎関節円板障害に引き続いて生じる下顎頭の吸収もあるいみPCRと言えるようです.
したがって,変形策関節症も関連があると言えます.
そういう意味では顎関節症の専門医であれば診査することは可能だと思います.
全く現時点では原因がわからずに下顎頭の吸収が生じるものについては、「特発性下顎頭吸収(ICR」という表現が用いられることもあります.
この場合,原因が不明ですので,治療方針も確率しているわけではありません.
まずは,下顎頭の変形が現在も病的に進行中であるのかを判断する必要があると思いいます.
これには骨シンチなどの検査もひつようかもしれません.
また,咬み合わせの変化も確認しておくことが必要です.
相談者からの返信
相談者:
ヒモリさん
返信日時:2018-03-25 16:42:42
西山先生、分かり易く御回答有難うございました。
もう一度医療機関を訪ねたいと思います。
もう一度医療機関を訪ねたいと思います。
タイトル | 進行性下顎頭吸収と変形策関節症の関連について |
---|---|
質問者 | ヒモリさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
口腔外科関連 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。