左下6番根管治療中、根の先から薬が漏れた時の予後について

相談者: /さん (40歳:女性)
投稿日時:2018-08-22 07:24:48
マイクロスコープ ラバーダム保険治療中です。
一度目の根管治療です。

根の先から薬が出たらしく組織が壊れてじくじくした感じが続いています。
マイクロで見て確認してから、違和感あるものの根充しました。
二週間たちます。


よく噛めるのですが、炎症がありじくじく感はあります。
歯茎もそこだけポケットが深いです。

レントゲンでは根の回りが黒くなっているところがありましたが、これは消えるのでしょうか?
漏れたのが薬じゃなくて、細菌だったらどうなりますか?
次回かりばを入れると言われました。


薬が漏れるのはなぜですか?
他の根はガッターパーチャーもかなり飛び出ていましたが先生は、つまってない方が悪いしじきに吸収されるといってました。

保険だし、一生懸命やっていただいているので仕方ないのかなぁと思い色々質問できないです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-08-22 09:28:15
レントゲンでは根の回りが黒くなっているところがありましたが、これは消えるのでしょうか?

治療がうまく行っていれば、数ヶ月〜数年後には黒いところは無くなると思います。


>漏れたのが薬じゃなくて、細菌だったらどうなりますか?

ご自身の抵抗力が正常であれば、わずかな細菌は免疫細胞によって駆逐されると思います。

自身の抵抗力以上の細菌が押し出されたのであれば、病気は治らないように思います。


>薬が漏れるのはなぜですか?

故意にオーバーフィリングさせる先生もいらっしゃいますし、故意ではなくってもオーバーになってしまうこともあります。
また、根尖破壊が起こっているかもしれませんし、歯根破折が起こっているかもしれません。

薬が漏れる原因は色々と考えられます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: /さん
返信日時:2018-08-22 12:20:52
櫻井先生


解答ありがとうございました
よくわかりました。

ポケットが深いことについて、破折ではないか?とたずねたところ、炎症のせいと先生はいっていました。
こんせん破壊だとすると、マイクロでは見えないのでしょうか?

根充の時に破壊されることはありますか?
もしも破壊だとしたら、先生ならどのように対処しますか?


このままこのわずかなズキンとしたじくじくした違和感が続くのではないか?と言ったら、それはないと先生はいっていました。
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-08-22 12:36:12
歯周囲で1か所だけポケットが深い場合は、歯根破折の他に、排膿路(実際はポケットではない)であることも考えられます。
後者なら、根管治療後に深いポケットが消失する可能性もあります。

根尖部が破壊された際にはMTAを使う先生もいらっしゃいますが、保険なら、どう対応されるのかはわかりません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: /さん
返信日時:2018-08-22 12:52:34
藤森先生


解答ありがとうございました
よくわかりました

もともと膿みはなかったです。
こんせん破壊かどうか、先生方はどうしたらわかりますか?
破壊がわかっていて、かりばをいれますでしょうか?
こんせん破壊の場合、物を噛むことはできますか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-08-22 18:00:04
>こんせん破壊だとすると、マイクロでは見えないのでしょうか?

見えない場合もあります。


根充の時に破壊されることはありますか?

根管充填時には破壊されないと思います。
(術者の手技的な問題があるとすれば、根管拡大、形成時でしょう)


>もしも破壊だとしたら、先生ならどのように対処しますか?

MTAで根管充填を行う。
外科的歯内療法を行う。
抜歯

のいずれかだと思います。


>破壊がわかっていて、かりばをいれますでしょうか?

経過観察のための仮歯だとすれば、アリかもしれません。


>こんせん破壊の場合、物を噛むことはできますか?

適切な処置がされていれば、やがて治っていくと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: /さん
返信日時:2018-08-22 18:17:48
櫻井先生


回答ありがとうございました
納得いたしました。



タイトル 左下6番根管治療中、根の先から薬が漏れた時の予後について
質問者 /さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療に関するトラブル
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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