[写真あり] 3歳、ムーシールド治療を受けたいが海外在住(インド)
相談者:
KIKI5166さん (42歳:女性)
投稿日時:2018-08-28 01:44:22
回答1
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2018-08-28 11:45:02
>半年に1度帰国しますが、海外(インドニューデリー)連携で治療出来ますか?
現地医療機関との連携は通常は無理だと考えていた方が良いでしょう。
(日本の担当医とインドの歯科医師が顔見知りで密に連絡を取り合える関係であれば別ですが)
>半年に1度のチェックで治療可能でしょうか?
担当医の判断によりますが、私であれば半年に一度しか確認できないのであれば治療をお断りするでしょう。
ムーシールド以外の選択肢も含めて現地で治療を受けるか、日本に完全に帰国してから治療を受けるかのいずれかが現実的な選択だと考えられます。
現地医療機関との連携は通常は無理だと考えていた方が良いでしょう。
(日本の担当医とインドの歯科医師が顔見知りで密に連絡を取り合える関係であれば別ですが)
>半年に1度のチェックで治療可能でしょうか?
担当医の判断によりますが、私であれば半年に一度しか確認できないのであれば治療をお断りするでしょう。
ムーシールド以外の選択肢も含めて現地で治療を受けるか、日本に完全に帰国してから治療を受けるかのいずれかが現実的な選択だと考えられます。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-08-28 14:19:58
こんにちは。
3歳であれば本来は上の顎のほうが大きく噛み合わせが深いという方が正常なのですが、その逆の成長方向になっているのですから出来るだけ早期に治療介入が必要でしょう。
うつ伏せに寝かせていたり鼻炎やアレルギーがあるのを放置しておかない事や、舌の形態異常や機能低下があるのを放置しない事等総力を上げて成長方向を改善してあげなければ、骨格的な問題を抱える事になる可能性さえあるでしょう。
ムーシールドは3歳から使用可能な装着として有名です。
が、他にも同様な装置は、いくつもあります。
お子さんがどの装置を受け入れてくれるのか?受け入れる事ができるように必要なトレーニングが行えるか?等が問題になるでしょう。
装置のコンセプトとしては長期間かけた成長の誘導です。
ですから使用はご家庭でしっかり行って頂き歯科医の管理下にいれば良い場合もあるでしょう。
日本の歯科医院で管理に入られるのが良いという状態であればご相談されてみればよいでしょう。
今はネットでやり取りが可能な時代ですから、ネット経由で必要な指導を受ける事も可能ではないかと思います。
現地の歯科医院との連携はなかなか難しいのではないかと思いますが、お探しになれば見つかるのかもしれません。
3歳であれば本来は上の顎のほうが大きく噛み合わせが深いという方が正常なのですが、その逆の成長方向になっているのですから出来るだけ早期に治療介入が必要でしょう。
うつ伏せに寝かせていたり鼻炎やアレルギーがあるのを放置しておかない事や、舌の形態異常や機能低下があるのを放置しない事等総力を上げて成長方向を改善してあげなければ、骨格的な問題を抱える事になる可能性さえあるでしょう。
ムーシールドは3歳から使用可能な装着として有名です。
が、他にも同様な装置は、いくつもあります。
お子さんがどの装置を受け入れてくれるのか?受け入れる事ができるように必要なトレーニングが行えるか?等が問題になるでしょう。
装置のコンセプトとしては長期間かけた成長の誘導です。
ですから使用はご家庭でしっかり行って頂き歯科医の管理下にいれば良い場合もあるでしょう。
日本の歯科医院で管理に入られるのが良いという状態であればご相談されてみればよいでしょう。
今はネットでやり取りが可能な時代ですから、ネット経由で必要な指導を受ける事も可能ではないかと思います。
現地の歯科医院との連携はなかなか難しいのではないかと思いますが、お探しになれば見つかるのかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
KIKI5166さん
返信日時:2018-08-28 14:59:49
堀先生、Dr.ふなちゃん先生
ありがとうございます。
受口がひどく、将来矯正は必須と考えていますが、下顎の成長を考えこのような質問となりました。
これから少なくとも4年間の滞在のため、ムーシールドのようなマウスガードの時期を逸してしまい、下顎の成長をこれ以上誘発することは、彼女の一生にとって失う物があまりあると考えます。
芸能人は歯が命とありましたが、一般人でも自分の責任で歯を大切に出来るまでは親の責任と考えます。
因みに娘の顎はこんな形です。
画像1
ありがとうございます。
受口がひどく、将来矯正は必須と考えていますが、下顎の成長を考えこのような質問となりました。
これから少なくとも4年間の滞在のため、ムーシールドのようなマウスガードの時期を逸してしまい、下顎の成長をこれ以上誘発することは、彼女の一生にとって失う物があまりあると考えます。
芸能人は歯が命とありましたが、一般人でも自分の責任で歯を大切に出来るまでは親の責任と考えます。
因みに娘の顎はこんな形です。
画像1
回答3
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2018-08-28 15:51:55
ムーシールドは、柳沢宗悦先生が口腔周囲の筋肉、舌と口唇のバランスを良好に保つ為に使うものとして開発されたものです。
舌が下顎の歯を押すことと、上口唇が上顎前歯を内側に押すことを排除することにより反対咬合を改善するというものです。
低年齢での不良習癖の除去をすることにより、良好な成長が行えるようにしておくということです。
問題は、海外で連携した治療ができるかということでしょう。
通常、同じ患者さんを同時に2箇所でという事はなかなか行わないように思います。
それは、責任の所在がどこにあるかがあいまいになることと、費用をどうするかの問題があるからでしょう。
半年に1回程度しか帰国されないのであれば、通常であればいつもいるところでの治療が選択されるところと考えます。
これが、フルブラケットの矯正治療であれば、間違いなく当地での治療を選択されるでしょう。
ただ、日本で開発された装置ですので、インドにあるかという問題はあります。
仮にあったとしても、どれほどの先生がご存知かということもあるでしょう。
提携してできるかというより、そちらの方が問題かもしれません。
インドでまず探してみて、なければ日本に戻ったときに入れてもらうということの方が現実的なような気がします。
日本で入れた場合は、半年に1回程度のチェックにしかなりませんが、それでもよくお使いになる方であれば、効果はあるものと思われます。
無責任なようでもありますが、どうしてもということでできるとすればそのようなところではないかと思います。
舌が下顎の歯を押すことと、上口唇が上顎前歯を内側に押すことを排除することにより反対咬合を改善するというものです。
低年齢での不良習癖の除去をすることにより、良好な成長が行えるようにしておくということです。
問題は、海外で連携した治療ができるかということでしょう。
通常、同じ患者さんを同時に2箇所でという事はなかなか行わないように思います。
それは、責任の所在がどこにあるかがあいまいになることと、費用をどうするかの問題があるからでしょう。
半年に1回程度しか帰国されないのであれば、通常であればいつもいるところでの治療が選択されるところと考えます。
これが、フルブラケットの矯正治療であれば、間違いなく当地での治療を選択されるでしょう。
ただ、日本で開発された装置ですので、インドにあるかという問題はあります。
仮にあったとしても、どれほどの先生がご存知かということもあるでしょう。
提携してできるかというより、そちらの方が問題かもしれません。
インドでまず探してみて、なければ日本に戻ったときに入れてもらうということの方が現実的なような気がします。
日本で入れた場合は、半年に1回程度のチェックにしかなりませんが、それでもよくお使いになる方であれば、効果はあるものと思われます。
無責任なようでもありますが、どうしてもということでできるとすればそのようなところではないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
KIKI5166さん
返信日時:2018-08-29 01:12:31
先生方
ありがとうございました。
日本以外の国と言っても それぞれ異なるでしょうし、同じ国でもきっと色々な方法や、対応などがあると思います。
そんな条件の中で、丁寧に回答していただけたのは大変ありがたいです。
やっぱり、日本の歯医者さんは、とっても真摯だなぁと感じました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
日本以外の国と言っても それぞれ異なるでしょうし、同じ国でもきっと色々な方法や、対応などがあると思います。
そんな条件の中で、丁寧に回答していただけたのは大変ありがたいです。
やっぱり、日本の歯医者さんは、とっても真摯だなぁと感じました。
ありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 3歳、ムーシールド治療を受けたいが海外在住(インド) |
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質問者 | KIKI5166さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
小児矯正(子供の矯正) 子供の歯並び その他(写真あり) 子供の歯列矯正 下顎前突(受け口) インド |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。