根管治療後のクラウン要否について(ドイツ)

相談者: namimuさん (34歳:男性)
投稿日時:2018-10-24 01:48:20
ドイツ在住の者です。
以前二月にこちらでご相談し、ドイツで右上奥歯(5番?)の根幹治療を受けました。
幸い膿の摘出及び予後は良好です。


ご相談したいのは、クラウンについてです。
こちらの歯科医からは、治療した歯の外周とかみ合わせ部分を削り、セラミックスクラウンを被せるという提案を受けています。

今回の質問は、根管治療をした場合はクラウンにした方がよいでしょうか?ということです。
インターネットなどを見ると、クラウンは必須のようですが、削る量が多いのと海外での治療のため、念のためこちらでも質問させて頂ければと思います。


クラウンが必要ということであれば、削る面積などはこちらの歯科医を信用しようと思います。
本来であれば外周と嚙み合わせ部全てを削ってクラウンを被せるが、少しでも歯を残すため、歯の裏側(喉側)は自分の歯を残し、歯の表側(唇側)と嚙み合わせ部をクラウンにする計画を提案されています。

どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-10-24 08:05:08
ご相談ありがとうございます。


根管治療をした場合はクラウンにした方がよいでしょうか?

歯髄を失っている歯は破折しやすいために、中を補強してクラウンで包んであげたほうが安心です。

しかし、歯の形を完全に削り落としてしまうために、咬合に大きな変化を起こしやすくなります。
咬合関係の再現も治療の目標に加えなければならなくなり、そこまで考えると簡単ではありません。
咬合検査が必要になります。


>本来であれば外周と嚙み合わせ部全てを削ってクラウンを被せるが、

その通りです。


>少しでも歯を残すため、歯の裏側(喉側)は自分の歯を残し、

本当に歯を残すとは、今だけとか、見た目だけ、ではなく、自然によく噛めて、生涯にわたって口の中で使えることを意味します。

奥歯は噛むためですから、咀嚼機能検査もあります。




タイトル 根管治療後のクラウン要否について(ドイツ)
質問者 namimuさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
ドイツ
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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