[写真あり] 歯根破折した前歯の差し歯にファイバーコアを使う事に関して

相談者: ミヤザトさん (58歳:男性)
投稿日時:2018-10-25 23:27:39
前回は、相談にのっていただき有り難うございました。<(_ _)>

前歯差し歯にする予定です。

これ以上の歯根破折を防ぐため「ファイバーコア」が良いと想ってましたが、歯科医からは、ファイバーコアは取れやすいからとゴールドを勧められています。

お忙しそうなので、じっくり理由を聴けてないのですが、恐らく歯根破折して残った歯が少ないからだと推測しています。

(写真は、パノラマで撮って印刷したのをさらにスマホで撮り切り取ったものです。)

すでに、前歯は保険メタルコアだった差し歯が歯根破折して取れたために今回ファイバーコアにしようと考えているのですが、ゴールドコア(18k)は、保険のメタルコア(?)よりも歯根破折が起こりにくいのでしょうか?

ファイバーコアと比べれば、どんな金属でも歯根破折の可能性は高くなりますよね?

また、いざと言う時に補修しやすいのはファイバーコアじゃないでしょうか?

ファイバーコアにしてクラウンとして現在使用中の仮歯をつける事も可能なのでしょうか?

現在使用中の仮歯は、セメント接着にも関わらず歯科の先生(女医)の優れた技術でなかなか外れないほどに安定しており、問題がなければ仮歯のままでも良いとさえ想っているのですが。。


それから、保険のファイバーコアと自費のファイバーコアがあるそうですが、どのような差や違いがあるのでしょうか?

ファイバーポストの数の違いでしょうか?

保険のファイバーコアでも後にハイブリッドセラミッククラウンなどを被せられますよね?

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-10-26 08:45:05
>お忙しそうなので、じっくり理由を聴けてないのです

基本的なことになりますが、自費での治療を進めるに際しては、その内容を理解したうえで進めるべきものと考えます。

説明を受ける時間をとっていただくよう、お願いしてみてはと思います。

コミュニケーションをとる努力を勧めます。


前歯保険メタルコアだった差し歯歯根破折して取れた

だとしたら、一般的に鑑みると、抜歯が第一選択になります。

自身の状態について、理解が不足しているかもしれません。


ゴールドコア(18K)は、保険のメタルコア(?)よりも歯根破折が起こりにくいのでしょうか?
ファイバーコアと比べれば、どんな金属でも歯根破折の可能性は高くなりますよね?

私自身は、ここ四半世紀ほどメタルコアを装着したことがありませんが、統計的には、金属コアとファイバーコアの歯根破折に対する有意差は無いとされています。


>いざと言う時に補修しやすいのはファイバーコアじゃないでしょうか?

歯科難民5年 さんが考える「いざと言ういう時」とは、どのような状況を想定しているのでしょうか。


>ファイバーコアにしてクラウンとして現在使用中の仮歯をつける事も可能なのでしょうか?

支台が変われば、仮歯も交換するのが一般的かと思います。


>問題がなければ仮歯のままでも良いとさえ想っているのですが。。

何を目的とした、どのような仮歯なのかにも依るかとは思います。


>保険のファイバーコアと自費のファイバーコアがあるそうですが、どのような差や違いがあるのでしょうか?

施術の内容自体には大差が無いように思いますが、基本的には、その後の修復物が健康保険が給付されるものかどうかに依るかと思います。


ファイバーポストの数の違いでしょうか?

関係ありません。


>保険のファイバーコアでも後にハイブリッドセラミッククラウンなどを被せられますよね?

前述のように、装着される修復物が健康保険外なのでしたら、どのような種類のコアの築造にも、健康保険は給付されません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-10-26 12:19:45
画像をみてまず思うのは、歯質がかなり薄いのではないという点です。

歯質が薄ければ破折のリスクが高くなるので、メタルコアファイバーコアのどちらが良いというよりも、その歯根を残せるかどうかの判断が必要になる場合があると思います。

保険のファイバーコアと自費のファイバーコアがあるそうですが、どのような差や違いがあるのでしょうか?

小林先生の回答に追加として材料に違いがあると思います。
保険のファイバーコアには保険適応のあるファイバーポストと、保険適応のあるレジンコア材の組み合わせが必須だと思います。

ファイバーポストとコア材のどちらかでも保険適応されていないものを使えば、自然と自費のファイバーコアになると思います。
たとえその後に保険適応の前装冠を装着しても、全て自費扱いになると思います。

あとかける時間、表面処理の方法、入れるファイバーポストの本数などで違いをつけている歯科医院もあるし、材料だけが違う歯科医院もあるかもしれないと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-10-26 17:52:40
歯科難民5年さん、こんにちは

レントゲンが不鮮明ではっきりした事は言えませんが、ポストの形成がかなり太い様ですので、ファイバーポストでは強度に問題がるかもしれません。

メタルコアとファイバーポストを単純に比較することは出来ません。
その歯や、噛み合わせに状態によって、どちらが適しているかを判断する必要があります。

回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2018-10-26 19:57:20
残っている歯の歯根歯質の円周部が薄くなっていますから、どのようなコアーを選んでも、自分の歯の強度が弱く、破折しやすい状況で、抜歯に至る可能性が高いとおもいます。

個々人の収入、考え方もあるでしょうが、私なら費用をかけても保証できないとはっきり伝えます。

ファイバーコアメタルコアでの歯根破折を生じる頻度にはそれほど差がないという文献があります。

ちょっとつれない回答では、ありますが、期待外れの結果になっては、かえって申し訳ないという感じで、あえて回答させてもらいました

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミヤザトさん
返信日時:2018-10-30 23:13:32
小林 誠 先生
柴田 幸一郎 先生
小牧令二 先生
松山 哲朗 先生

貴重なご返答有り難うございました。
<(_ _)><(_ _)><(_ _)><(_ _)>

歯根破折した前歯へのファイバーコアによる差し歯の治療が、ほぼ終わりました。
歯科医師の判断で保険適用にて治療となっていました。

麻酔時の注射が極めて痛く、治療も時間外まで3時間半に及ぶものでしたので、二度と歯根破折しないように注意し大事に磨き使っていきたいと思います。

この問題の他にも親知らず付近の化膿で骨が溶ける(?)問題も起こっており、しかも、その親知らずは一度抜歯したのに、また生えて来たものである可能性が高く、どうすべきか悩んでますので、また、質問相談を書かせていただいた際に、ご回答いただければ幸いです。


皆様、ご返答有り難うございました。
<(_ _)><(_ _)><(_ _)><(_ _)>



タイトル [写真あり] 歯根破折した前歯の差し歯にファイバーコアを使う事に関して
質問者 ミヤザトさん
地域 非公開
年齢 58歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ゴールドコア(金の土台)
ファイバーコア(プラスチックとファイバーの芯の土台)
その他(写真あり)
お勧めの土台(コア)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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