レントゲンにて根尖病巣が確認された歯の経過観察について

相談者: broさん (32歳:男性)
投稿日時:2018-12-19 18:57:41
初めて質問させていただきます。

【経緯】

2か月ほど前に1〜2日間、8年前に根管治療した歯(左上6番)が浮いたような感じがあったため本日の定期健診の際にレントゲン撮影を行ってもらいました。


レントゲン結果】

その結果、歯科医師

歯根の先端のキンシコン(?)がごく初期のものだけど黒くなってて、これが酷くなると膿が出てフィステルが出てくる』

と言われ、

『打診と噛んだときに痛くなければそのままにしておいたほうが良い』

と付け加えられました。


【考察?】

根管治療後、歯根の先端が黒くなっていれば根尖病巣のため、上記発言の通り膿が出てフィステルが生じてくると考えられますので再度根管治療は必要であるというのは理解できます。

しかし支台構造(コア)を外す際のリスクを考えると症状がなければ経過観察しておくというのも理解はできます。


【現在】

結局のところ選択はこちらに一任されたので数時間じっくり考えて現在に至ります。
ということでご質問をさせていただきます。



【質問内容】

歯根の先端にできた根尖病巣について

 1:経過観察をしても悪化するだけではないのか?

 2:どこかの段階でリスクを恐れず必ず治療をするべきなのか?

 3:臨床的症状がなければ経過観察(放置?)が最善であるというケースがあるのか?

以上皆様のご回答を賜ればと思います。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-12-19 19:25:21
>『打診と噛んだときに痛くなければそのままにしておいたほうが良い』

これはありませんね〜、その理由を聞かれたらどうでしょう、通常は根管治療をします。

感染根管治療  http://www.yamadashika.jp/infection.html

>しかし支台構造(コア)を外す際のリスク

リスクはゼロとは言いませんが私はコアをはずして根管治療をします。

コアを抜いて根管治療  http://yamadashika.jugem.jp/?cid=270

>1:経過観察をしても悪化するだけではないのか?

仰る通りです。

>2:どこかの段階でリスクを恐れず必ず治療をするべきなのか?

そうです。

>3:臨床的症状がなければ経過観察(放置?)が最善であるというケースがあるのか?

思いつきません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: broさん
返信日時:2018-12-19 19:36:15
≫山田先生

早速のご回答ありがとうございます。
1週間後に歯のクリーニングの予約を取っていますのでその時にまたご相談してみようと思います。

ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-12-19 19:47:15
>8年前に根管治療した歯

この根管治療の内容は抜髄感染根管処置のどちらかだったのでしょうか?
初めての根管治療だと抜髄に可能性が高いと思います。

抜髄(初めての根管治療の多く)するような歯だと通常根尖部に透過像(黒い影)が無い方が多いと思います。
となると現在ある黒い影は新たにできたと考えられると思います。

感染根管治療だとすると8年前に黒い影があったかどうかが鍵になると思います。

8年前よりも黒い影が小さくなっているのであれば治癒傾向にあるのではないかという想像ができると思います。
この場合経過観察も選択肢になると思います。

8年前よりも黒い影が大きくなっていたら(抜髄も含む)悪化傾向にあると考えて差し支えないと思います。
この場合は要治療の可能性が高いと思います。




タイトル レントゲンにて根尖病巣が確認された歯の経過観察について
質問者 broさん
地域 東京都下
年齢 32歳
性別 男性
職業 派遣社員・契約社員・嘱託社員
カテゴリ レントゲン写真
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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