左右下6番のインレー、やり直す場合の素材と形状
相談者:
やまびこっこさん (38歳:女性)
投稿日時:2019-01-30 16:36:19
先生方こんにちは。
よろしくお願いします。
左右の下の6番ですが、2本ともフロスが引っ掛かり食べ物もよく詰まるため、現在の保険のインレーを取り外し、ゴールドを入れてもらおうと思いかかりつけの先生に相談しました。
先生曰く、
2本ともレントゲン等見ても虫歯らしいものはないがそもそも今のインレーの形がギリギリ。
慎重に取り外して削る範囲が少なければ今のインレーの形のゴールドを入れられる。
もし虫歯があった場合、これ以上削ってインレーにすると歯が割れる可能性があるので、その場合は噛む面を全部と歯の途中まで覆うようなもの(4/5冠?)になる。
もちろんゴールドでいいけれど、見た目気になるかもしれない。
と言われました。
てっきりそのままの形のゴールドインレーが入れられると思っていたのでどうすれば一番いいのか悩んでいます。
軽度の開咬のため、一番歯に負担がなさそうなゴールドが希望でしたが、両方の6番がゴールドの4/5冠だと、そんなに目立ってしまうのでしょうか。。。?
先生方はもしご自身が4/5冠を入れるとすれば、どの材質を選択しますか?
それと今のインレーの形がギリギリなら、たとえインレーでやり直せたとしてもこのタイミングで4/5冠にしてしまったほうが6番を少しでも長く持たせるためにはいいのでしょうか?
色々悩んでわからなくなってきたので、ぜひ先生方の考えをお聞かせ願えませんか。
よろしくお願いします。
左右の下の6番ですが、2本ともフロスが引っ掛かり食べ物もよく詰まるため、現在の保険のインレーを取り外し、ゴールドを入れてもらおうと思いかかりつけの先生に相談しました。
先生曰く、
2本ともレントゲン等見ても虫歯らしいものはないがそもそも今のインレーの形がギリギリ。
慎重に取り外して削る範囲が少なければ今のインレーの形のゴールドを入れられる。
もし虫歯があった場合、これ以上削ってインレーにすると歯が割れる可能性があるので、その場合は噛む面を全部と歯の途中まで覆うようなもの(4/5冠?)になる。
もちろんゴールドでいいけれど、見た目気になるかもしれない。
と言われました。
てっきりそのままの形のゴールドインレーが入れられると思っていたのでどうすれば一番いいのか悩んでいます。
軽度の開咬のため、一番歯に負担がなさそうなゴールドが希望でしたが、両方の6番がゴールドの4/5冠だと、そんなに目立ってしまうのでしょうか。。。?
先生方はもしご自身が4/5冠を入れるとすれば、どの材質を選択しますか?
それと今のインレーの形がギリギリなら、たとえインレーでやり直せたとしてもこのタイミングで4/5冠にしてしまったほうが6番を少しでも長く持たせるためにはいいのでしょうか?
色々悩んでわからなくなってきたので、ぜひ先生方の考えをお聞かせ願えませんか。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-01-31 12:55:16
初めの質問での<口を開けるとカクっとするが、痛みはなく大きく(5センチ以上)口を開けることができます>から骨格性の開咬と仮定します。
参考:左上1番欠損、開咬の再矯正について
このタイプの開咬では、大臼歯部は多くの場合咬合面が摩耗していて平坦化している場合が多いものです。
加えて、<インレーの形がギリギリ。慎重に取り外して削る範囲が少なければ>は、インレーが咬合面ギリギリに広がっているものと推察します。
そして、歯冠全体は台形型の角張ったものになっているでしょう。
このような状況では、インレーを首尾よく入れられたとしても、周辺のエナメル質が、破折しやすくなります。
このことから、「噛む面を全部と歯の途中まで覆うようなもの(4/5冠?)になる。」は、理屈にあっている気がします。
ただし、4/5冠と限らず、アンレー・ハーフクラウンでも可能なことが多いはずです。
4/5冠よりはハーフクラウンの方が、精密な治療であればマージン(辺縁を)エナメル質の部に設定できるので、ベターです。
金属は白金加金合金がお勧めです。
金合金よりも丈夫で白っぽくなるということもあります。
セラッミク系は、歯の削合を最小限にするという目的からでは、薦められないというのが持論です。
勿論審美にこだわるのであれば、話は変わってきます。
開咬での事になりますが、上記、骨格性の開咬と仮定します。
であれば、矯正は上顎大臼歯圧下が基本で、小臼歯抜歯はしないものです。
首尾よくいけば、6ヵ月くらいで改善しますが、後戻りしやすいのが特徴です。
参考:左上1番欠損、開咬の再矯正について
このタイプの開咬では、大臼歯部は多くの場合咬合面が摩耗していて平坦化している場合が多いものです。
加えて、<インレーの形がギリギリ。慎重に取り外して削る範囲が少なければ>は、インレーが咬合面ギリギリに広がっているものと推察します。
そして、歯冠全体は台形型の角張ったものになっているでしょう。
このような状況では、インレーを首尾よく入れられたとしても、周辺のエナメル質が、破折しやすくなります。
このことから、「噛む面を全部と歯の途中まで覆うようなもの(4/5冠?)になる。」は、理屈にあっている気がします。
ただし、4/5冠と限らず、アンレー・ハーフクラウンでも可能なことが多いはずです。
4/5冠よりはハーフクラウンの方が、精密な治療であればマージン(辺縁を)エナメル質の部に設定できるので、ベターです。
金属は白金加金合金がお勧めです。
金合金よりも丈夫で白っぽくなるということもあります。
セラッミク系は、歯の削合を最小限にするという目的からでは、薦められないというのが持論です。
勿論審美にこだわるのであれば、話は変わってきます。
開咬での事になりますが、上記、骨格性の開咬と仮定します。
であれば、矯正は上顎大臼歯圧下が基本で、小臼歯抜歯はしないものです。
首尾よくいけば、6ヵ月くらいで改善しますが、後戻りしやすいのが特徴です。
相談者からの返信
相談者:
やまびこっこさん
返信日時:2019-01-31 15:04:57
タイトル | 左右下6番のインレー、やり直す場合の素材と形状 |
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質問者 | やまびこっこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ゴールドインレー(金の詰め物) お勧めの詰め物・インレー 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。