右下奥歯がやはりパーフォレーションしていたことが発覚

相談者: ドラパクさん (42歳:女性)
投稿日時:2019-02-23 19:33:12
お世話になります。
どうぞ宜しくお願い致します。

未処置(感染なし)になっているブリッジ右下奥の根管治療中に激痛を伴い、A歯科医師の対応に不信感を抱いてしまいましたので転院しました。

転院先のB歯科医師に症状を説明し、パーフォレーションか、もしくは歯折してるのでは?と疑いが自分自身の中にありましたので、マイクロで確認して頂きましたが、見つからないとのことで半年間様子を見ながら進めて来ましたが、噛むと痛い違和感が取れず

医師の了承のもと、次は自費治療歯内療法を得意とするC歯科医に受信しCTを撮ったところ、やはりパーフォレーションしていた事が発覚しました。

パーフォレーション部を見つけだし、その部分に何か詰めてあるものがあり、なにかと思ったらどうやらスーパーボンドで埋めてあったそうです。

スーパーボンドを埋めた医師であろうと思うA歯科に事情を説明したところ、ブリッジのコアを外した時にはもうパーフォレーションはあったので、僕が空けたんじゃないとおっしゃいました。

僕が空けた穴じゃないのに、患者にその説明もしない同意も得てないのに勝手にスーパーボンドを埋めるのは説明義務違反だと言い争いになっている最中です。
医師からの謝罪はありましたが。

精神的苦痛で半年間苦しみ悩み、辛い気持ちは本人にしか分からない事なので、謝罪したから良いと言う問題ではないです。


前置きが長くなりすみません。

未処置(無感染)であった10年以上前の根管が、ストリップパーフォレーションしていて、尚且つ不良肉芽があって、ここ最近になって炎症をおこし痛くなる事ってあるのでしょうか?

主観的にはA歯科の根管治療中にパーフォレーションをされたが、スーパーボンドで埋めてあった事からB歯科は発見できずに、治療を進めて行った間に炎症が進んで行ってしまったのではと思いますが…。

先生方宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-02-24 10:06:09
ドラパク さん

おはようございます。

>ここ最近になって炎症をおこし痛くなる事ってあるのでしょうか?

基本的にはパーフォレーション自体が痛みの原因にはなりません。

今、お痛みがあって、気になっていらっしゃいますか?
(治療中にあった痛みに関してはあまり重要ではありません)

これだけの情報では何の事か分かりにくいですよ。
噛んだ時だけにお痛みがありますか?
どういう時にその痛みが強くなりますか?
いつも痛みがあるのでしょうか?

パーフォレーションを見つけてもらったのは良いのですが、その後、どうされたのでしょう。
(スーパーボンドはどうなったのでしょう?)
そして、痛みは消えましたか?

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-02-24 10:31:08
こんにちは。

再根管治療時の痛みについての問題なのでしょうが、再根管治療がなされたと言う事は、何らかの必要性があって行われたのだろうと考えられるように思います。

ドラパクさんが未処置歯(無感染)と思われている歯は、A歯科の話ではブリッジのコアが入っていたという事ですから、再根管治療またはコアのやりかえだったのだろうと考える事になり、最初から認識が違うが、多分A歯科にはレントゲン写真が保管されているだろうから、それを確認すれば、どちらが言っていることが正しいかがわかるのだらうなと想像することになると思います。

それとも抜髄がされたのでしょうか?

再根管治療の場合は抜髄よりかなり条件が悪いです。
内部で虫歯が進んでいればそれを除去することになるでしょうし、除去時に残存歯質が薄ければパーフォレーションを生じる場合もあるでしょうし、そうなればパーフォレーション部の閉鎖は必要なのでされるだろうと思います。

最初の状態によるので、そこがしっかりわからなければ間違ってしまうでしょう。

治療が必要だったと言う事ですから、何らかの必要性があったのであろうと考えるのが普通かと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラパクさん
返信日時:2019-02-24 10:45:38
宮下先生

おはようございます。
お返事ありがとうございます!

すみません。
情報が分かりにくくて。

痛みは基本噛んだときに出ます。

スーパーボンドの方はとって頂き、その時に炎症をおこしていた不良肉芽と膿を消毒して頂いてから、MTAパーフォレーションリペアをして頂きました。
3ヶ月後に経過観察としてCTを撮りに行きます。

リペアをしたのが19日火曜日なので、物を噛んでもまったく痛みはないとはまだ言えませんが良好です。

そうなんですね…。

パーフォレーション部分は痛みを感じないと言う事は、炎症が出てはじめて痛みを感じると言うことですか?

では炎症が出た原因とは例えばどのような事が考えられますか?

A歯科ではラバーダム防湿なし。
B歯科C歯科はラバーありです。

ABC歯科全医院右下奥の病巣(根の感染)は認められませんでした。

ご教授宜しくお願い致します。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラパクさん
返信日時:2019-02-24 11:21:58
おはようございます。
ふなちゃん先生、お返事ありがとうございます。

A歯科の先生はブリッジが外れかかっているので、新しいのを作り直しましょうとのことで治療が始まりました。

レントゲンを撮った所、根管充填がされてなく抜髄してそのまま未処置で終わってると先生はおっしゃいました。
僕が思うには貴女の根管は湾曲してるから、難しくて前の先生は手を出せなかったのではないかと思いますと。

かなり石灰化していて根管も細くなっているが、膿の袋はないと確認して頂きました。

10年以上前のブリッジですが、感染もなく痛みもなく過ごしていた歯がこのような事になりとても辛いです。

A歯科にはレントゲンを用意して頂き、来週、医院の方に出向きます。
貸し出しが可能であればB歯科に協力して頂き(了承済み)、B歯科で撮った右下奥のレントゲンと色々比較し相談する予定になっております。

虫歯が進んでいればそれを除去することになるでしょうし、除去時に残存歯質が薄ければパーフォレーションを生じる場合もあるでしょうし、そうなればパーフォレーション部の閉鎖は必要なのでされるだろうと思います。


だとしても、インフォームド・コンセントは必要だと思いますが…。
歯も体の臓器と一緒だと私は思います。
患者の自己決定権も必要だと思いますが…。


ふなちゃん先生
それでも必要と判断するのなら、患者に説明なしに医師の判断だけで治療してしまうのですか?
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-02-24 12:25:52
パーフォレーション自体が痛みの原因にはなりません。

歯根膜が存在するところは、穿孔時、痛みを感じます。
歯根膜の中には、機械受容器と、侵害受容器があるからです。その後は、痛みを感じません。


炎症が出てはじめて痛みを感じると言うことですか?
では炎症が出た原因とは例えばどのような事が考えられますか?

穿孔部から(歯の内部から)と、歯肉縁に近いところでは口腔内からの
細菌の侵入です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラパクさん
返信日時:2019-02-24 13:21:24
松山先生
お返事ありがとうございます。

根管の入り口の直ぐしたにストリップパーフォレーションが発覚したので、A歯科ではラバーダム防湿なしでの治療でしたので、その時に唾液が混入し細菌感染炎症が出た可能性が高いと考えるのが妥当でしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-02-24 13:37:21
ラバーダム防湿なしでの

あまり関係ないと思います。
ラバーダム防湿は、外界から治療部位に細菌を持ち込まないということですから、穿孔時にすでに象牙質の中に、或いは、治療部位に細菌が存在していたかどうかにかかわるからです。

たとえラバーダムをして、治療箇所の殺菌処置をしたとしても、封鎖が
不確かであれば、最近の侵入は有り得るわけです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-02-24 13:52:53
〉それでも必要と判断するのなら、患者に説明なしに医師の判断だけで治療してしまうのですか?

この点についてA歯科医は治療中に起こった事(或いは発見した事、或いは気づくべき可能性)について、説明しておくべきだったと考え謝っておられるのではないでしょうか?

マイクロで動画撮影しておく方が、トラブルが生じた際に良いと歯科で言われるのはこういうケースなのでしょう。

根管治療は、例え症状が無くても開けてみなければわからない場合がありますから、治療を進めて何か問題が生じたら対処するのですが治療中に説明する事は、又は治療中に説明して選択してもらう事はまず無いと思います。
説明時間中に生じるリスクの方が高いからです。


ところでA歯科医は自分がパーフォレーションさせて、スーパーボンドでリカバーしたと言っているのでしょうか?

もしかしたら最もはじめに抜髄をした歯科医が、抜髄治療をしている際にパーフォレーションを生じスーパーボンドで閉鎖(昔はそれしかなかったので)。

根管治療はほどほどでやめて感染だけはさせないように根管の石灰化を促進させる方向で治療を終えておいて、ブリッジを機能させるようにしておいたものが、時間の経過と共にブリッジに問題が生じた。

たまたまA歯科医がやり直しを試み、その際せっかくシーリングに成功していたスーパーボンド部が、経年劣化の為にシーリングが破れたか、又はコアを除去する際にスーパーボンド接着をしていたので一緒に一部が外れたということは考えられないでしょうか?

転院されるきっかけになった痛みが何だったのか?というのが、一番の問題のように思います。

思う事は、再根管治療は怖くて触れないケースもあるのに保険点数がリスクの割に低すぎます。
もしもマイクロで録画する事がルーティンになったほうがよいならば、それ相応の時間フィーをつけておいてほしいですが、保険点数はこういうトラブルをカバーしてくれていません。


経緯は色々あるでしょうし、説明できる事と出来ない偶然が重なる場合もあるでしょうが、誰が悪かったのか?というのを一生懸命探されたとしても、明らかに出来ない場合は実際にはよくあるように思います。

お書きになっている内容からは、A歯科医師はよく対応してくれているほうだと思います。

今後ですが、精神的苦痛を補償してくださいという慰謝料はほぼ通らないように思います(歯科医師が加入している保険会社がまず補償してくれないでしょうし(話に聞くところによれば保険会社から出さないように指導される場合もあるようです)、ご自身が限られた証拠から立証しなければいけないのでそもそも無理だと思うからです)。

A歯科医師は謝罪しているそうですから、それ以上何を望まれていますか?
お気持ちはわかりますが、双方大変だろうと思いつつ読ませていただきました。


A歯科医がご自身がパーフォレーションを生じたのではないと言っておられるならば、覆すのは困難ではないかと思いますし、実際にその可能性はあるのではないかと思いますが、実際の事は後から治療する歯科医にもわかりません。


根管充填がされてなく、抜髄してそのまま未処置で終わってると先生はおっしゃいました。

こういう根管を再治療する時が怖いと思います。
きちんと根管治療が出来なかった後始末を10年後にするのはリスクが高いのですが、安い根管治療費でもせざるを得ない場合があるのが一般歯科の保険診療のつらい所だと思います。

何も問題が無い場合もありますが、一旦問題が生じるとお互い辛いでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラパクさん
返信日時:2019-02-24 15:01:01
松山先生
分かりやすくご教授下さいましてありがとうございました!



ふなちゃん先生

それでも必要と判断するのなら、患者に説明なしに医師の判断だけで治療してしまうのですか?

この点についてA歯科医は治療中に起こった事(或いは発見した事、或いは気づくべき可能性)について、説明しておくべきだったと考え謝っておられるのではないでしょうか?


*事後説明もなしで患者から指摘され、謝罪されても誠意ある対応とはあまり言えないと思いますが。
謝れば済む問題ではないです。

同業者寄りになるのは構いませんが、辛い思いをしたのは患者だと言う事をもう少し医者ならいたわる心をお持ちになられたら幸いに思います。

スーパーボンドを埋めたのは僕ですとはっきり認めました。

パーフォレーションをしたのは僕ではないですとはじめは言いましたが、通話を録音していますのでもう一度聞きます!
穴を開けたのは絶対に先生ではないのですね?と聞いたら「僕じゃないと思います…。」とおっしゃいました。

根管治療中の痛みに関しては、私の過去の質問をお読み下さいませ。


これから話を進めて行く段階なので慰謝料うんぬん無理とおっしゃいますが、医療法第1条の4第2項、そこの所は今後の話し合いになると思います。

責任を感じ誠意ある対応をされるお医者様も存在しないとは言い切れませんし。



私も心ある人間です、相手と直接話し合う事で先生への変化があれば
示談で良いと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラパクさん
返信日時:2019-02-24 16:24:10
ふなちゃん先生
色々な観点からご教授下さいましてありがとうございました!

女性同士だと論点から外れて感情論で言い争いになっている場合があるので、注意したいと思います。

前置きが長く回りくどい書き方をするから、先生方も返答に困惑してしまいますね。




一番知りたいのは、

ストリップパーフォレーション部分に、閉鎖してあったスーパーボンドを取り除いた事で、中から出血と膿が出てき不良肉芽が飛び出てしまった事は、もともと10年前から(症状が出なかっただけで)不良肉芽が存在してあったのか?

それとも半年前に偶発的に穴を開けたことにより、不良肉芽が飛び出てしまったのか?

以上の症状を考えられる範囲で知りたいのです。
回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-02-24 16:48:29
過去の質問も確認してみましたが、2018-07-08 に柴田先生が回答されているように、過去にパーフォレーションしていた可能性はゼロではないとたいていの歯科医は考えると思うので(いい加減な根管治療再根管治療なので)、断定するのは難しいところだと思います。

また10数年そのような状態であり、ブリッジの支台であったということなのであれば、歯質にクラックが入っていた可能性もあるでしょうし、コアの内部で有機質による汚染が進んで腐敗があり歯質が弱ってしまっていた可能性もあるかもしれないので、実際に治療に当たって再アプローチした歯科医にしかその時の状態は、わからないというのが現実だと思います。

これが無症状の歯の抜髄ならば、治療を行った際パーフォレーションを生じただろうと断定できるのですが・・・
すでに歯髄を失っている歯であれば、内部に異常が生じていてもわからないというのが現実でしょう。

歯質に穴が開き歯周組織と交通すると、肉芽で塞ごうと組織が増殖します。
根管治療を成功させるためにはこれは除去しなければいけませんし、浸出液が内部に入ってくるのを閉鎖しなければいけません。

この際、スーパーンボンドは樹脂ですから、塗れた部位のシーリングは不完全ですから、自費MTAセメントのように水分があることで膨張してシーリングを期待できるもののほうが優れていて、しかもアルカリ性ですからよい結果を期待できるので、最近は自費で使用されるようになって来ています。

治療が奏功してよい結果になるとよいですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラパクさん
返信日時:2019-02-24 17:33:02
ふなちゃん先生、お返事ありがとうございます!

これが無症状の歯の抜髄ならば、治療を行った際パーフォレーションを生じただろうと断定できるのですが・・・
すでに歯髄を失っている歯であれば、内部に異常が生じていてもわからないというのが現実でしょう。


穿孔があり内部に不良肉芽はあったが、10年間無症状であったと言う事になるのですかね…。


A歯科で始めからCTでも撮っていれば、元々あった肉芽なのかが分かっただろうが、痛みのない歯に保険治療では中々CT撮影はしませんしね。

半年前にストリップパーフォレーションしたかも知れない時に、スーパーボンドで閉鎖したが無理があり、不良肉芽が増殖し炎症が酷く進んでしまったかも知れないしそうなるとグレーですね!

そもそも保険診療ならば「誇大広告」はやめて欲しいです!

保険治療では限界を感じたので、自分の歯を守るため自費治療に切り替え、歯内療法を得意とする先生を先月末に受診した所、流石プロですね!

ストリップパーフォレーション部にスーパーボンドを閉鎖していたのが発覚し、不良肉芽と膿を取り除き、炎症があり出血が多かったので24時間で固まるオリジナルのMTAが固まらずその日は断念し、水酸化カルシウムを入れて様子を見ました。

そして2月19日火曜日に3週間ぶりに受診をして経過を見た所、炎症出血ともなかったと言うことで、今回は6時間で固まるMTAを入れて頂きました。

経過観察として3ヶ月後にCTを撮って状態を確認するそうです。

時間と労力 そして高額な医療費もかかっているので、どうして痛くもない歯がこんな事になってしまったの…って思い苦しみ悩みとっても辛かったのです。


はい!
治療が良い結果になり、今のこの悩みから解消され安らかに過ごせる日が来る事を切実に望みます。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2019-02-27 22:33:08
ドラパクさん

こんばんは。
情報ありがとうございます。

忙しくしていてお返事が遅くなっている間に、色々と各先生方がお答えくださっていますが、私としては、お答えが非常に難しい例かなと感じています。

その理由は、いくつかの問題が存在するように感じるからです。

A: 痛みの問題について
B: パーフォレーションなのかストリッピングパーフォレーションなのか
C: 感染が取れるのかどうかの問題と再感染の問題


A: 痛みがあったことが問題なのであれば、自発痛なのか、誘発痛なのか、その痛みが治療中の痛みなのか、治療後に発生した痛みなのか、治療後には治ってきたのか等の区別もしなければなりません。

今のところ、「噛んで痛い」ことは理解できています。

この「噛んで痛い」原因は10個くらいは考えられますから、もちろんその1つにパーフォレーションもあるかもしれませんが、問題がパーフォレーションなのか、パーフォレーションとは関係無いことなのかの鑑別をまずは行わないと、アドバイスにならないのではないと思います。

今のところ、デスカッションがパーフォレーションだけになっていることを危惧しています。

通常痛みはパーフォレーション自体で起こるものではなく、もしもパーフォレーション自体が問題ならば、治療中にだけ痛いということになります。
(A医師の治療中ですよね。)

普通は、パーフォレーションの部位に細菌感染が起こり、根の周りに炎症が起き痛みが出てきますので、逆に言うと、細菌感染さえ取ってしまえば(C:)、「痛み」の問題は解決します。
そういう点では、水酸化カルシウムを置いてから封鎖されたC先生の治療は悪くありません。

また細菌感染の対応をするわけですから、当然ですが、治療にはラバーダムを用いて、新たに細菌感染を予防する配慮は必要だと考えます(B先生C先生の治療が普通ですが、まあ保険診療ではそこまで期待できないかもしれませんね)。

まだ「少し痛い」ようですが、少し収まってきていますでしょうか。

ただ、上記のように、それの原因が本当にパーフォレーションと関連性があるのかどうかは調査が必要です。

リペアされたようですが、上と下の歯が当たるように治療がされているのでしょうか。
被さっていますか?
仮歯でしょうか?


B: 細かいことを申し上げますと、問題はパーフォレーションなのかストリッピングパーフォレーションかでも異なります。

また、元々はストリッピングパーフォレーションですが、再治療中に大きなパーフォレーションになってしまうこともあります。

治療方法も、例えばストリッピングパーフォレーションではレジン系の修復材料の方が効果的です。

そして、パーフォレーションは見つかったら、「すぐに埋める」が推奨されていることからも、最初のA先生の対応自体は悪くはありません。

そういう部位にはMTAは接着しませんし、また硬化するのに時間がかかりますから、安定しないという欠点もあります。
逆にパーフォレーションならMTAで良いかというと、穴から出て歯周組織に広がってしまうという問題さえあるわけです。

そうすると「噛んで痛い」痛みは残ることがあります。(歯根膜由来の痛みで)
非常に使い難い材料ですので(確実性がないという理由で)、私は使用しません。

ただ、ここでは実際にどういう状況か(パーフォレーションなのか)は定かではありませんので、これ以上は詰めていけないと思います。

またストリッピングパーフォレーションであれば、根管治療が原因となって歯根が薄くなったのか、実は歯根が破折しようとしているのか、すなわち噛み癖が原因で起こったことなのかも鑑別が必要ですが、そこの情報はありません。

噛み癖で起こった場合は、将来の歯根破折のリスクも高いわけですから、ちょっと厄介です。

>激痛を伴いA歯科医師の対応

パーフォレーションを初めて見つけた際は、当然麻酔していませんでしょうし、思いがけないことですから、治療中に激痛になるでしょうね。

>もしかしたら最もはじめに抜髄をした歯科医が抜髄治療をしている際にパーフォレーションを生じ

これはありうることですね。

なぜかと言うと、抜髄時って出血するので、誤って違う所を削っても気づかないことが多いからです。
マイクロスコープがないと、全くわからないかもしれません。
そして、血の海の中で治療を終了せざるをえない状況となりえます。

>もともと10年前から(症状が出なかっただけで)不良肉芽が存在してあったのか?

治療前のレントゲンでわかるのではないでしょうか。

>治療が良い結果になり、今のこの悩みから解消され安らかに過ごせる日が来る事を切実に望みます。

ですよね。
まあ簡単に言うと、歯根破折していない限り、パーフォレーション部は細菌感染がきちんと管理されていれば、「痛み」自体は解決するはずです。

問題は、根管の入り口付近ということですので、歯周ポケットが出来ないように、しっかりとブラッシングは行っておいてくださいね(C:)。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラパクさん
返信日時:2019-02-28 23:30:12
宮下先生
お忙しい中お返事ありがとうございます。


C歯科はリンガルアーチ部のパーフォレーションだと言ってました。穴は小さいとも言ってました。

激痛を感じたのは、A歯科での根管にリーマーを湾曲させていじられた翌日に、歯がちょっとでもあたるだけでも激痛でした。

転院しましたが激痛なので根管治療は2週間出来ませんでした。100%の痛みから60%位に治まった頃に仮歯(A歯科で作った仮歯が不適合)を作り直し、その後やっと根管治療に入りましたが、レントゲンでは根の先にも感染なしだったので不良肉芽もなかったのでは?と思います。

噛み合わせは問題なかったです。
検査済み。
咬み癖などもありません。

抜髄は17才頃にしてますので、その治療時に血の海だったとして43才現在に至るまで感染しなかったのは稀でしょうね?
ラッキー?
元々菌がいない方も居ますと、C歯科の歯内療法の先生はおっしゃいましたが。

だからこそ悔しいし辛いのです。

A歯科にはレントゲンのコピーの他に、カルテの開示も請求しコピーで頂きました

「パーフォレーションを根管頬側中央部に認めたため、スーパーボンドにて封鎖」と記載されてましたが、説明も事後説明もありません。

それどころかやってもない治療項目なども保険点数稼ぎしていたので、不正請求で告訴する事も視野に入れております。

来週3月6日にカルテとレントゲンコピーをB歯科の先生に見てもらい、色々と検証して頂きます。

共産党の後援会所属なので、弁護士さんにも相談する事になっております。

MTA封鎖してから10日程たちましたが、痛みはほぼありません。
ブラッシング衛生士さんにも褒められる程、良く出来てると言われ嬉しいです。
スーパーフロス、ワンタフトブラシも必須)

A歯科30代の若い開業医に対しては、通話でも言ってる事が二転三転してる事があるので信用してません。

泣き寝入りはしたくないのでやれる所までやりたいと思います。

ご教授ありがとうございました!
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2019-02-28 23:59:33
ドラパクさん

こんばんは

>激痛を感じたのはA歯科での根管にリーマーを湾曲させていじられた翌日に、歯がちょっとでもあたるだけでも激痛でした。

おそらく、根管外を触ったことによる痛みだろうと思われますね。
パーフォレーションに気づく前にファイルで治療すると、そうなります。
そのままにしても、自然に痛みは取れていくだろうと考えられます。


>レントゲンでは根の先にも感染なしだったので、不良肉芽もなかったのでは?と思います。

これはそうとも言い切れません。
根の先は根の先に感染があるかどうかですので、関係はありません。

パーフォレーション部には感染があったのではないでしょうか。
不良肉芽があるのは感染がある部位です。
感染が取れていくと、自然になくなります。

ドラパクさんの場合、パーフォレーションが頬側の2根の中央部であるわけですから、一般的には不良肉芽があってもおかしくはありません。(痛みとは関連があるわけではありません)

最も予後は悪い部位ですね。
その部に細菌が外部から沈着しやすいからです。
だからブラッシングが重要となります。


>抜髄は17才頃にしてますので、その治療時に血の海だったとして43才現在に至るまで感染しなかったのは稀でしょうね?
>ラッキー?
>元々菌がいない方も居ますとC歯科の歯内療法の先生はおっしゃいましたが。

そうですね。
別に稀ではありませんよ。
良くみられます。
血があるから細菌感染に対して抵抗してくれるのですから。

以上、ドラパクさんのコメントで気になる点を書いておきました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラパクさん
返信日時:2019-03-01 00:50:23
宮下先生
こんばんは。

おそらく、根管外を触ったことによる痛みだろうと思われますね。
パーフォレーションに気づく前にファイルで治療すると、そうなります。
そのままにしても、自然に痛みは取れていくだろうと考えられます。

↑痛みは取れてません。
痛くなってから半年以上食べ物を噛むと痛いのは異常ですよね?
だからこそ歯内療法自費治療に診察したのですから。


根の先は根の先に感染があるかどうかですので、関係はありません。

↑関係ないのですね!


パーフォレーション部には感染があったのではないでしょうか。

↑主観的にはA歯科にパフォられて、この半年の間に感染が進行したとしか考えられないんですよね…。
拭い切れない。


パーフォレーション発覚は、リーマー治療の前の週でマイクロスコープで見ながら開かない根管をドリルで掘っていた時に発覚したみたいです。

カルテにも記載ありましたし、A歯科医は電話でも言ってました

A歯科医はドリルで掘っていた日に痛みが出るなら分かりますが…。
ってな言い方をしてましたよ。

ではリーマーを湾曲してたのは何ですか?と聞いたら、ガッタパーチャを取っていたとおっしゃいました。

あれれ?
確か根管充填剤が入ってなく未処置だから、治療しましょうって言ってましたよね?

A歯科医「……。」


宮下先生
どうですか?
二転三転してますよね?
A歯科医の切り返しは。

B歯科医にも電話ですぐに確認しましたが、

「僕の記憶では根管内にガッタパーチャはなかったです」

とおっしゃいました。


☆とにもかくにも、先生方からのご教示いただきました事柄は、今後の参考にさせていただきます」

ありがとうございました!
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2019-03-01 18:36:38
ドラパク さん

こんばんは。
理解して頂けるようにお書きしているつもりですが、難しいですかね。


>↑痛みは取れてません。

パーフォレーション部を治療した際の激痛と今の痛みは違うんですよ、
ということを言っているのです。

痛みは色々と原因がありますからね。
まずは痛みをしっかりと診断してもらうことが先決です。
簡単に診断できますからね。
私が読む限り、デスカッションが穴だらけにみえるからです。


>パーフォレーション部には感染
>↑痛みは取れてません。

もちろんパーフォレーション部が感染して痛みが出ているのであれば、
最終的に治療したことさえも効果的ではないということになります。

痛みは柔くなっているのではなかったのでしょうか。


>二転三転してますよね?

感情的には、当事者にとってはそうでしょう。
しかし、大変申し訳ありませんが、それは、私たちの仕事ではありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラパクさん
返信日時:2019-03-01 19:29:23
宮下先生
こんばんは。


パーフォレーション部を治療した際の激痛と今の痛みは違うんですよ、ということを言っているのです

ドリルで開け穿孔部を封鎖した日は全く痛くなかったですよ。


☆パーフォレーションを初めて見つけた際は、当然麻酔していませんでしょうし、思いがけないことですから、治療中に激痛になるでしょうね。


痛くなったのは、穿孔部を封鎖した次の週にリーマーでいじられた事によってなったのです。
それから半年間も噛むと違和感があったので、歯内療法にてMTA封鎖した事で今は痛みも違和感もありません。

痛みの原因はパーフォレーションによる違和感だと、勉強熱心な歯内療法の医師は言ってました。
正解だと思います。
現状違和感取れましたから!


うーん
こちらも理解して頂きたく書いているのですが残念です


アメリカの医師や歯科医師のように、いつも訴えられるという緊迫感がないために、医療側におごりがあると思います。
また、患者も、泣き寝入りして、すぐに転院するために、責任の所在すら分からなくなってしまいます。

医療過誤や、その疑いのある時は、直ちに責任を追及する姿勢をみんなが持てば、必ず、だめな医療機関は淘汰されていくし、不正もなくなると思います。
患者は、勇気を持って知る権利を主張し真実を知るべきだと私は思います。


インフォームド・コンセント

こう言う事ですよ!

医師の仕事ですから。
当事者の感情だけとは断言できませんよ。


ご教授ありがとうございました!



タイトル 右下奥歯がやはりパーフォレーションしていたことが発覚
質問者 ドラパクさん
地域 東京23区
年齢 42歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 根管治療後の痛み
歯科/医療ミス
歯医者への不満・グチ
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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