[写真あり] 6番を3本抜歯での過蓋咬合矯正について
相談者:
みなみっこさん (33歳:女性)
投稿日時:2019-02-25 20:03:07
13年前に抜髄した左上、右上、右下の6番を再根管治療中ですが、全て抜歯になりそうです
(再来月歯根端切除の専門家に相談予定ですが、望みがあるかどうか)
元々過蓋咬合の矯正予定で治療を始めたので、抜歯するのならこのまま矯正をしたいと思っています。
親知らずは遺伝的に一本も生えませんでした。
かかりつけの歯科医は、6番にインプラントか入れ歯を入れて非抜歯矯正、抜くのなら神経のある4か5番を抜歯すべきだと言います。
矯正歯科医は6番は大きな歯なので隙間を埋めるのに時間がかかるし、奥歯が一本になるリスクはあるが、完璧な歯並びにならないかもしれないができなくはないと言います。
私自身の希望では、神経のある歯を抜きたくありません。
またインプラントは抵抗があります。
完璧な歯並びでなくていいので6番三本を抜いた隙間を利用して矯正したいと思いますが、6番抜歯での矯正はデメリットが大きいでしょうか?
三本入れ歯にしての矯正は気が進みません。
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(再来月歯根端切除の専門家に相談予定ですが、望みがあるかどうか)
元々過蓋咬合の矯正予定で治療を始めたので、抜歯するのならこのまま矯正をしたいと思っています。
親知らずは遺伝的に一本も生えませんでした。
かかりつけの歯科医は、6番にインプラントか入れ歯を入れて非抜歯矯正、抜くのなら神経のある4か5番を抜歯すべきだと言います。
矯正歯科医は6番は大きな歯なので隙間を埋めるのに時間がかかるし、奥歯が一本になるリスクはあるが、完璧な歯並びにならないかもしれないができなくはないと言います。
私自身の希望では、神経のある歯を抜きたくありません。
またインプラントは抵抗があります。
完璧な歯並びでなくていいので6番三本を抜いた隙間を利用して矯正したいと思いますが、6番抜歯での矯正はデメリットが大きいでしょうか?
三本入れ歯にしての矯正は気が進みません。
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回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-02-25 21:20:44
過蓋咬合での、抜歯矯正はなるべく避けたいものです。
小臼歯抜歯による矯正で、臼歯部咬合高径の低下を来す可能性があり、過蓋咬合を助長するからです。
大臼歯抜歯は、その前後径が大きく(11ミリ前後)、そのスペースを埋めるべく第二大臼歯の近心移動(前方移動は)は現実的ではないといえます。
それが、「6番は大きな歯なので隙間を埋めるのに時間がかかるし、奥歯が一本になるリスクはあるが、完璧な歯並びにならないかもしれないができなくはないと言います」の意味です。
また、小臼歯抜歯と同様のメカニズムで、過蓋咬合はやはり助長されるでしょう。となると、どの歯も抜きたくないことになります。
幸い、現在インプラント治療が発達していて、仕方なく抜歯する6番部分にインプラントを行えば、元のサイズにする必要はなく、余ったスペースを利用することができます。6番がしっかり機能していけるかを(治癒したうえで、機械的な丈夫さを考慮したうえでの)突き詰めた診断をしない限り仮定的なことでのやり取りになるので、空疎な内容になりがちです。
小臼歯抜歯による矯正で、臼歯部咬合高径の低下を来す可能性があり、過蓋咬合を助長するからです。
大臼歯抜歯は、その前後径が大きく(11ミリ前後)、そのスペースを埋めるべく第二大臼歯の近心移動(前方移動は)は現実的ではないといえます。
それが、「6番は大きな歯なので隙間を埋めるのに時間がかかるし、奥歯が一本になるリスクはあるが、完璧な歯並びにならないかもしれないができなくはないと言います」の意味です。
また、小臼歯抜歯と同様のメカニズムで、過蓋咬合はやはり助長されるでしょう。となると、どの歯も抜きたくないことになります。
幸い、現在インプラント治療が発達していて、仕方なく抜歯する6番部分にインプラントを行えば、元のサイズにする必要はなく、余ったスペースを利用することができます。6番がしっかり機能していけるかを(治癒したうえで、機械的な丈夫さを考慮したうえでの)突き詰めた診断をしない限り仮定的なことでのやり取りになるので、空疎な内容になりがちです。
相談者からの返信
相談者:
みなみっこさん
返信日時:2019-02-28 22:09:28
タイトル | [写真あり] 6番を3本抜歯での過蓋咬合矯正について |
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質問者 | みなみっこさん |
地域 | 東京都下 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 矯正で抜いた・抜く予定 抜歯:6番(第一大臼歯) 歯列矯正の治療法 その他(写真あり) 過蓋咬合(かみ合わせが深い) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。