下前歯の歯茎から顎までの腫れ、根尖病変の治療方法について

相談者: ひろとりこさん (57歳:女性)
投稿日時:2019-05-10 15:25:51
前歯の2、3番目が歯茎から顎の先まで腫れています。
どちらも虫歯ではありません。
顎を手で押すと痛いので、根っこに問題があってそれがずっと下までひろがっているのかなと思います。

2番目の神経を取って1か月以上経ったのですが、まったく腫れはひきません。
というか悪化しているような感じです。

そこで抜歯して再生治療を勧められたのですが、抜歯すればその病変もなくなって顎の痛みもなくなるものでしょうか?

抜歯して再生治療するのが嫌なわけではなく、顎の痛みをとる一番の治療法なのかどうか、ご意見うかがえればと思います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-05-10 16:18:36
ひろとりこさん、こんにちは。

>そこで抜歯して再生治療を勧められたのですが、抜歯すればその病変もなくなって顎の痛みもなくなるものでしょうか?

何が原因で腫れているのかに寄るかと思います。
抜歯する予定の歯が腫れの原因なのであれば、抜歯すれば確かに痛みはなくなるかと思います。
ですが、抜歯する歯が腫れの原因で無かった場合は、抜いたところで痛みは改善しません。


>抜歯して再生治療するのが嫌なわけではなく、顎の痛みをとる一番の治療法なのかどうか、ご意見うかがえればと思います。

その再生治療が一体どういう術式で、どういう目的なのかが分かりませんので、判断しかねます。

残念ながらインターネット上で診ている我々よりも、実際に診査している歯科医師が、最もひろとりこさんの歯の状態を分かっているはずですので、
「一番の目的は顎の痛みを取ることだが、この歯を再生治療を行う事でその痛みを取ることが出来るのでしょうか?」
と担当医に直接伺っていただいたほうが確実かと思います。


ご参考程度にしていただければと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひろとりこさん
返信日時:2019-05-10 16:42:43
三木先生、ご回答くださりありがとうございます。

再生治療は、抜歯したところに人工骨とエムドゲインを入れて、テープのようなものを貼るそうです。
目的は歯周病で骨が溶けているから、そこを再生させる、といっても100%は戻らない、ということです。

顎の痛みについては、違和感が残るかもしれないと言われています。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-05-11 08:17:21
おはようございます。

仰るような状態であれば、根管治療がうまく行っていない可能性が高いと考えます、慎重な診査をして原因を探るべきでしょう、もしそのような事であれば第一選択は再根管治療でしょう、もしそれでも解決しなければ個人的には意図的再植を考えます。

感染根管治療 http://www.yamadashika.jp/infection.html

意図的再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひろとりこさん
返信日時:2019-05-11 13:06:42
山田先生 ご回答ありがとうございます。

こちらの先生方のように質問にする場を与えていただき、しかも回答くださることに大変感謝しております。

歯科治療というのはほんとうに専門的なうえに、ちょっとズレただけでかみ合わせも悪くなってQOLがぐんと下がります。
もっと良い治療を受けたいというのが患者の率直な願いで、この相談室はその願いに対する光だと思うのです。


再移植についてですが、歯周病で骨が溶けているので難しいそうです。
1か月以上、根っこに薬を入れて、というのを何度か繰り返したのですが、顎の痛みは治らず、どちらかというと顔を洗うのも気になるようになってきました。

再根管治療はオファーされず、最初から再生治療を勧められました。
なぜ顎の痛みに再生治療なのか、とも思ったのですが、骨が溶けて歯茎が減っているので、それも必要かと思い、それなら抜歯もして顎の痛みを失くそうと思いました。

三木先生の言われるように、痛い原因がその歯なら、抜けば確実に痛みはなくなるのでしょうか?

歯の根の先のずっと先が痛いので、抜いても治らない可能性がないか、後でまた切開などしなければならないことになっては、という心配です。
杞憂ならいいのですが。
回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2019-05-11 13:22:51
いずれ、もし人工骨やエムドゲインを使用すれば、費用が発生しますから、その前に他の歯科医師に実際に診てもらうのがいいように思いますよ。

回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-05-11 14:42:55
ひろとりこさんは、(下前歯の2、3番目が)側の、奥歯のかみあわせは,しっかり保てれていますか。
歯を失っていたり、ブリッジになっていたり、被せ物がたくさんありませんか。

そのようなことがあると、咬合高径の低下により、すなわち咬みあわせが低くなり、前歯に咬合時の負担がかかるようになります。
また、噛み締めの癖はありませんか。

そのようですと、前歯は咬合負荷の多大の為に、一種の咬合性外傷の状態になります。
たとえ咬合低下がなくても前歯の歯並びにに乱れがあると、機能時の咬合負担により同様な事が起こる可能性があります。

そうなると、歯周病になり、結果排膿が続くと歯根周囲は歯石が付き、汚れから、歯周組織の破壊につながります。

「2番目の神経を取って1か月以上」ですから、表題の根尖病変とは言えません。
深いところの歯石除去、あるいは歯肉剥離掻爬術等はしたのでしょうか。
あるいは、細菌に対する、貼薬、服薬はありますか?

大もとのの誘因はさておき、何か根本治療が欠けているような気がするので、コメントした次第ですが、ひろとりこさんの報告・説明不足ということであればよいのですが。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひろとりこさん
返信日時:2019-05-11 20:19:15
松山先生 土曜日にもかかわらずご回答くださりありがとうございます。

歯肉剥離掻把術かどうか良くわからないのですが、以前の歯科歯周ポケットの深い歯茎を1〜2ミリほど切って歯石をとってもらいました。

4〜5本やったのですが、そのうちの1本が下前歯2番です。
ちょうど去年の今ごろが最後です。

その後右下6番の根っこの治療をやり、そのときから松山先生のおっしゃるとおり、睡眠中にくいしばっているようで咬合に問題があったと思います。

定期検診で、衛生士さんに「沁みて痛い」と訴えましたら、衛生士さんはドクターに

かみ合わせを見てください」

と言ってくれたのですが、ドクターは

「あー沁みてきたか、神経をとらないといけないかな〜」

と言うだけで、結局口の中を見もせずに終わりました。
衛生士さんに知覚過敏用のコーティングはしてもらいました。


しかし痛みや沁みは強くなるばかり、そこでこちらで相談させていただき、結局ほかの歯周病専門医にかかって神経を抜いたのですが、貼薬や服薬はやっていません。

顎の痛みはよく考えるとずいぶん前からのような気がします。
はっきりいつからかはわかりませんが、1月にインフルをやってから口の中がとても気持ち悪くなったので、そのころか、それ以前かもしれません。

現在の歯科医から再生治療を勧められたので、それでこの顎の痛みが治るのだろうと思っていたのですが、なんだか不安で書きこみしている次第です。
回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-05-11 22:09:51
何故、このようになってしまったのか、原因・素因を説明されていないみたいですね。

私に言わせると、単なる、対症療法になってしまっているような気がします。

さりとて、どうすればよいのですかと言われてしまうと、診ていないわけですから、困ります。


衛生士さんはドクターに「かみ合わせを見てください」と言ってくれたのですが

衛生士でもわかる、咬みあわせの問題が、矢張りありそうです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひろとりこさん
返信日時:2019-05-17 14:29:09
歯科医のみなさま

ご回答ありがとうございます。
次の予約のときに主治医に聞いてみます。

また松山先生ご指摘のかみ合わせについても、聞いてみたいと思います。
こちらでも再度お世話になるかもしれません。

ありがとうございました。



タイトル 下前歯の歯茎から顎までの腫れ、根尖病変の治療方法について
質問者 ひろとりこさん
地域 非公開
年齢 57歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯茎(歯ぐき)の腫れ
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




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