顎変形症の手術から1年半、下顎の麻痺が治らない

相談者: ボンタンアメさん (44歳:女性)
投稿日時:2019-06-01 18:37:54
お世話になります。

1年半前にLe Fort I型骨切り術 下顎枝矢分割術 オトガイ形成術を受けましたが、下顎の麻痺がなかなか治らず口の動きが鈍いので人と話すと相手の視線が気になりできるだけ話したくないと思いひきこもりがちになっています。
特に下の歯茎の縫合部分に違和感を強く感じます。


麻痺が改善するように温めたりパタカラや口を閉じたり開けたりの運動を積極的にやっていますが、パタカラをやった後の唇は紫色になっています。
このような運動は逆効果なのでしょうか?

神経が切断されていることはありますか?

プレート除去はしないつもりですが、除去して再度、縫合した方が麻痺が改善されることはありますか?
顔面神経麻痺とは違いますか?


改善方法がありましたら教えていただきたいです。
口腔外科に行くのは少し先なので投稿致しました。

ご回答をよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-06-01 22:37:14
術前に下顎枝矢分割術 における、下歯槽神経損傷のれがあることを説明されませんでしたか。

口角部下方の麻痺は知覚であり、顔面神経麻痺とは異なります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ボンタンアメさん
返信日時:2019-06-01 23:31:22
松山先生
ご回答いただき誠にありがとうございました。

自分なりにもう少し調べてみます。
本当にありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ボンタンアメさん
返信日時:2019-06-04 16:42:35
お世話になります。

何度もすみませんが、下歯槽神経が切断されているかはどのようにわかりますか?

ご回答をお願いします。
どうぞよろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-06-05 10:02:59
こんにちは。


下歯槽神経が切断されていなくてもダメージが酷いと知覚麻痺が治らない場合もあると思いますが、通常、麻痺があれば麻痺部をマーカーで囲い経過観察していくと思います。

そういう経過観察の為の受診によって麻痺の部位の記録はされているのだろうと想像しています。

経過を観察することで必要な治療や指導が随時修整追加されると思います。


指導を受けた内容を行っていてご不安が強くなる事があれば歯科医に連絡を取ってみてください。
受診を早める事が可能かもしれません。


外科は行った歯科医やチームが責任を持つものだと思います。
切断したのであれば再建は限られた歯科チー厶しかできなかったように記憶していますが現状は違い変化しているかもしれません。
行ってくれた歯科医によくご相談される事が必要ですね。

回答 回答3
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2019-06-05 13:00:36
ボンタンアメさん、こんにちは。

下顎骨切り後の症状でご心配なことと思います。


>口の動きが鈍い

松山先生のご回答にもあるように、口の動き(唇の動き)に関係する神経は、ボンタンアメさんが受けられた手術とは無関係の神経であり、手術によってこれらの神経が損傷することはありません。


また、

>顔面神経麻痺とは違いますか?

顔面神経麻痺という症状とは異なると思います。

したがって、

>麻痺が改善するように温めたりパタカラや口を閉じたり開けたりの運動を積極的にやっていますが、パタカラをやった後の唇は紫色になっています。
>このような運動は逆効果なのでしょうか?

温めることは問題ないと思いますが、パタラカや口の開け閉めを積極的に行うことは、少なくとも症状の改善には直接的な効果はないように思います。


ただ、個人的には、「口の動きが鈍い」と感じられているのは、実際には、

>特に下の歯茎の縫合部分に違和感を強く感じます。

と書かれているように、「動き」ではなく「感覚」の異常ではないか、との感想を持ちます。

下の歯茎の感覚の異常であれば、ボンタンアメさんが受けられた手術の後遺症である可能性も考えられると思います。


>神経が切断されていることはありますか?

神経(下歯槽神経)が完全に切断されていたら、お書きになられているような症状では収まりません。

ご質問の内容を拝見する限りの個人的感想としては、神経の完全切断ではなく、部分的なダメージではないかと思います。


>プレート除去はしないつもりですが、除去して再度、縫合した方が麻痺が改善されることはありますか?

プレート除去で、今回の症状が改善されるといったことは、あまり期待できないと思います(ただ、今回の症状とは別に、個人的にはプレート除去は行った方がいいようにも思います)。

それではどういった対応が必要となるかというと、手術後1年以上経過している現在、何か具体的な治療を行うことによって劇的に症状が改善するといったものは残念ながら存在しないように思います。

神経の再生、賦活化を促進するためのお薬(ビタミン剤、ATP製剤)の投与、理学療法などが中心になると思いますが、即効性のある治療ではありません。


詳しくは、担当の先生ともご相談されてください。

お大事になされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ボンタンアメさん
返信日時:2019-06-05 16:12:52
Dr.ふなちゃん先生 中本先生

丁寧なご回答をいただき誠にありがとうございました。

担当の先生とよく話してみます。
先生方のご回答のおかげで前向きな気持ちになれました。
改善することをあきらめずにできることをやってみようと思います。

病は気からと言いますし。
こちらで相談させていただいてよかったです。
本当にありがとうございました。



タイトル 顎変形症の手術から1年半、下顎の麻痺が治らない
質問者 ボンタンアメさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 顎関節症
矯正関連
口腔外科関連
外科矯正
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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