歯列矯正で奥歯を前へ移動した場合について

相談者: 口もとさん (34歳:女性)
投稿日時:2019-05-30 16:29:33
いつも拝見させて頂いております。

現在歯列矯正中ですが、抜歯スペースを埋める為に、前歯を奥へ移動すること(遠心移動)について、悩んでおります。

よろしければ、下記について教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

( 私の例ではないですが )
( 片側につき小臼歯1本・親知らず1本抜歯して、計8本の抜歯矯正において、片側6番までしか歯が並ばない場合、 )

前歯の位置を変えず、奥歯だけを前に移動させる。(=7・8のスペースが残る)

(1)上下とも、そういう歯の移動は可能ですか?

(2)そのような治療の前例はありますか?

(3)咀嚼機能に問題はでますか?

(4)起こりうるリスクは何ですか?

(5)抜歯したまま放置すると歯は前へ移動すると聞きますが、前歯が奥へ移動する可能性はありますか?

(6)歯がないと歯槽骨は痩せると聞きますが、抜歯した7・8の歯槽骨については、痩せても歯列幅(抜歯スペース)は残って、下顎後退はしないですか?

それとも、奥歯がないと、抜歯スペースを埋めようとして歯が傾いたり、または、抜歯した分だけ下顎後退しますか?

(下顎後退は、「下顎の位置がずれて奥へ入り込む」という意味で質問します。下顎後退についてあまり理解しておりませんが、他の状態もありますか?)


相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 口もとさん
返信日時:2019-05-30 17:01:36
質問を追加いたします。

(7)この場合のメリットとして、舌・気道のスペースが保たれますか?

(舌・気道のスペースについては、「矯正歯列幅が狭くなっても、それに体が順応していくから心配ない」という問題ないという意見と、「将来、睡眠時無呼吸症候群になる可能性あり」という問題ありという意見を見て、悩んでおります。)
回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-31 00:35:01
こんにちは。
御自身の例ではないのであれば回答がつかないかもしれません。
御本人からの相談が原則になっていると思います。

(1)どのような移動も可能でしょうが、ダラダラと矯正治療期間が長引くのは好ましくないので、ある程度手順が決まっているようにしたほうが効率的で安全ではないかと思います。

(2)わかりません。
何が目的なのでしょう?

(3)咀嚼機能は咬合接触部位が多く安定している事や、顎運動のガイドがちゃんとあることが大切ですから、矯正治療では機能的に安定するように治療目標を立てておくほうが良いと思います。

(4)無理な移動により治療目標が達成出来ないか、または治療期間がいたずらに長期化するか、または歯根が吸収する等があるかもしれませんが、無理な治療目標でなければリスクは低いのかもしれませんが、何もわからないので答えようがないと思います。

(5)抜歯したまま放置すれば傾斜して前に傾き咬合平面を壊します。
前歯が奥に移動することもあるかもしれませんが、放置では良い終わりにはならないでしょう。

(6)78抜歯ケースなのでしょうか?
8は抜歯するとありましたね?

(7)短縮歯列という考え方がありますから、小臼歯から小臼歯がしっかり噛んでいれば、とりあえず安定していると考えることができるかもしれません。

その場合は側頭筋が優位に働く噛み方になるとされています。
78が無くてもとりあえず困らない人は多いと思います。
もちろん7はあったほうが良いに決まっていますが。。

気道は舌との関係が大きいでしょう。
舌の動きが悪くなると、不調が生じやすくなると言われることもあります。

何を想定されているかわかりづらいので、担当の歯科医によく相談され担当医に考えてもらう事がトラブルに繋がらず良いと思います。
治療を途中でやめないことが大切だと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-05-31 10:42:33
こんにちは。

前歯を奥へ移動すること(遠心移動)について、悩んでおります。

抜歯矯正では前歯を遠心に移動することも含めて抜歯を選択します。

>前歯の位置を変えず、奥歯だけを前に移動させる。(=7・8のスペースが残る)

この場合7番までをアンカーにして8番を近心移動させます。

>そのような治療の前例はありますか?

あると思います。

咀嚼機能に問題はでますか?

咬合関係を正常にすれば問題は出ません、要はどこまでを許容範囲とするかによって違ってくるとは思います。

>起こりうるリスクは何ですか?

ほとんどないとは思いますがバッカルチューブで頬粘膜を傷つけるかもしれません、細かいところまで数え上げればきりはありません。

>抜歯したまま放置すると歯は前へ移動すると聞きますが、前歯が奥へ移動する可能性はありますか?

ないでしょう。

>歯がないと歯槽骨は痩せると聞きますが、抜歯した7・8の歯槽骨については、痩せても歯列幅(抜歯スペース)は残って、下顎後退はしないですか?

個人的には抜歯症例で下顎後退まで考えません。

>睡眠時無呼吸症候群になる可能性あり」という問題ありという意見を見て、悩んでおります。)

これも考えたことはありませんしそのような経験はありません、おそらく非抜歯矯正をする方のセールストークではないでしょうか。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 口もとさん
返信日時:2019-06-01 12:37:12
Dr.ふなちゃん先生、山田 豊和先生、最初の質問より、お世話になっております。

早速のご回答を、全ての質問にお答え頂き、誠にありがとうございます。
お礼が遅くなり、申し訳ございませんでした。

●私は小臼歯4本、大臼歯5本の、計9本抜歯で、(今後、抜歯の予定なし)上下左右で抜歯部位が揃っておらず、抜歯矯正でよくある8本抜歯での質問とさせて頂きました。
申し訳ございません。
本当は、右上56、右下68、左上456、左下57抜歯です。

●(2)の質問理由は、考えがまとまらず、説明し辛いのですが、現在、左下8と前歯しか噛み合っておらず、その為か、主観ですが、顎が細くなり面長になり、二十顎になり仰向けで眠れなくなりました。息切れ・疲れやすくも感じます。

歯を動かすので変化は当然ですし、治療途中ですし、最終的に数ミリの変化ですので、身体が順応していき問題ないと思いながらも調べているうちに、抜歯矯正では「口元の貧弱」が起こる事を知りました。

また、オーソトロピクスという、「幼少期において顎の成長を促す」矯正法を見て、顎の成長が見込めないとされる大人が歯を並べるには、抜歯矯正になる例も多く、その場合、前歯を奥へ移動すると「下顎が後退して気道が狭くなる」「顔が変わる」可能性もあると知りました。(少し見ただけで、間違っているかもしれません)

それを見て、検査結果や今感じている変化からも、抜歯矯正は自分に向いていないのでは?と思うようになり、矯正方法について考える中で、「前歯→奥」に遠心移動するのではなく、前歯の位置を変えずに「奥歯→前」に近心移動する事で(奥歯だけの部分矯正)、そのリスクを減らせるのでは?と思いました。

そうすると私の場合7・8が全くない状態になると考えまして、(例え:56を埋める→前歯は移動させず78を56の位置へ近心移動)

それは可能なのか?
左右上下全ての7・8がない場合、顎が下がる=下顎が後退してしまうのではないか?

という疑問を持ち、そのような治療や前例があれば知りたく、質問いたしました。

また、歯列矯正の中でも、「顎や舌や気道・噛み合わせ・美容」など、治療目的は様々である事を知り、どの治療を目的とするかで、結果も変わってくるのでは?と思いました。

抜歯スペースを埋めれば、歯の問題は全て解決すると思っておりましたが、そんなに単純ではなく、歯には様々な役割・機能があって、自分がどこを改善したいのか・どこは妥協しても構わないか、医師とよく話し合っておくべきなのだろうかと思うようになりました。

抜歯矯正では、「顎や舌や気道・美容」が失われて「口元の貧弱」「気道が狭くなる」等の問題が出る可能性と、私は大臼歯の移動があるので治療期間を改めて確認すると5年以上かかると聞き、その期間を費やして矯正できたとしても、新たに「気道・美容」の問題を抱えるとすれば、それらを犠牲にしてまで抜歯部分を埋めるべきか悩んでおります。

「気道・美容」の何を優先させ、その場合、抜歯部分をどこまで埋められるか、矯正歯科の先生に改めて相談できればと思い、それまでに疑問に思う事を質問させていただきました。

●前歯の位置を変えず奥歯だけを前に移動させる、前例について、

>あると思います。
>抜歯矯正では前歯を遠心に移動することも含めて抜歯を選択します。
>この場合7番までをアンカーにして8番を近心移動させます。

とのご回答に、勇気が出ました。

前歯の遠心移動+奥歯の近心移動=奥歯を前に移動する治療はあると、受け取らせていただきました。
前歯の遠心移動を極力少なくできないか、矯正歯科に相談する事を考えたく思います。

●睡眠時無呼吸症候群について、

>これも考えたことはありませんしそのような経験はありません、おそらく非抜歯矯正をする方のセールストークだはないでしょうか。

とのご回答、大変安心いたしました。
私は心配しすぎて破滅する所があるので、実績に基づいたお話をしていただき、感謝いたします。

●>短縮歯列という考え方がありますから、小臼歯から小臼歯がしっかり噛んでいればとりあえず安定していると考えることができるかもしれません。
>その場合は側頭筋が優位に働く噛み方になるとされています。
>78が無くてもとりあえず困らない人は多いと思います。
>もちろん7はあったほうが良いに決まっていますが。。

というのは、歯のない私にとって関心が高く有益な情報です。
短縮歯列というのは初耳で、一番奥の歯を抜歯した際はそのままで問題ないと見聞きしますが、一番奥でなくても経過観察で良いという歯科治療は初耳です。
あえて何もしないのは、MI治療の流れでしょうか。

確かに、TVで1本だけ歯がない方を見かける事があり、問題ないのだなと勇気づけられていましたが、実際の治療においてもそのようにする事があるというのは、私には更に心強く感じました。

抜歯によって奥歯の高さが低くなり、前歯に負担がかかる等の不具合があるかもしれませんし、治療に最適な時期があるのかもしれませんし、医師の指導の下に補綴をする方が、生活の質を落とすことなく過ごせると思います。

ただ、中間子がなくても噛み合わせに問題なければ良いとされる事を知っていたら、歯を失う恐怖や失った時の動揺を癒し、焦って治療する事を避けられます。
慌てず心に余裕を持てます。

それ以上の治療を望まない人は、無理に治療を選ぶ心理的負担や、治療の選択に失敗するリスク、治療をせずに過ごしている罪悪感を回避できます。

どちらが良いか分かりませんが、過去にこの事を知っていたら…と考えました。

抜歯=悪・絶望に捉えるだけでなく、少し前向きに考えられる気がいたしました。
今後の参考にさせていただきます。

●末筆ではございますが、Dr.ふなちゃん先生、山田 豊和先生、ご回答を誠にありがとうございました。

お礼が遅くなり、誠に申し訳ございません。
自分で気づかない点を適確に教えて頂けたりアドバイスをして頂き、大変助かります。
質問に対してきちんとお答えを頂きまして、感謝しております。

悩んでいた気分が晴れ、今は情報をかじっただけだなので、矯正医院の先生を信じる事を忘れないようにしたいと思いました。
本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。簡潔にまとめられず、申し訳ございませんでした。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-06-03 10:10:41
短縮歯列についてですが、連続した歯列であることという条件がありますから欠損が生じた部位は欠損修復が必要になります。

矯正治療目標を変更され欠損が生じる場合は欠損補綴が必要ですから、欠損の大きさによっては歯を削る必要があるかもしれませんので、事前に知っておかれたほうがよいでしょう。

担当の矯正の先生によくご相談してみてください。




タイトル 歯列矯正で奥歯を前へ移動した場合について
質問者 口もとさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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