22歳。C2で虫歯治療した歯をケアすれば一生残せますか

相談者: 久美さん (22歳:女性)
投稿日時:2019-06-16 04:01:18
ハイブリッドレジンでの治療済のC2の虫歯があるの歯に、再びC3の虫歯が再発し、抜髄まで至る過程を教えてください。
老後も歯を残すために可能な限り虫歯の再発・抜髄を抑えたいと思っています。

私は22歳でまだ若いのですが、中高生の頃歯磨きが疎かで虫歯ができては削り詰め物をすることを繰り返していました。

現在では13本の歯(下顎前歯付近以外)にC1・C2の虫歯の補填がある状態になってしまいました(抜髄したものはございません)。

まだ全然若いのに、こんなに多くの虫歯があることをコンプレックスに思い、今後自分の歯が抜髄に至る事態になるかもしれない恐れからとても不安に思っています。

ですので、数年前から歯医者に定期的に通い、

@クリーニングで口内を清潔に保つことで虫歯予防
A定期検診による二次カリエスの早期発見と再治療を心がけ、

二次カリエスのリスクを減らすようにしています。

また、治療する際も自費診療のハイブリッドレジンを選び二次カリエスになりにくい素材で補填しています。


しかし、治療済みのC2の虫歯の数も多く担当の歯科医の方に{大きい」と言われるものも数本あり、たとえ定期的に歯医者に通っていてもいずれ再びC3となって再発し抜髄に至るのではないかと心配です。

もし抜髄をすれば歯は脆くなり、抜歯のリスクが拡大すると存じているので、このまま生涯C2で補填を繰り返すことで抜髄を回避できればと考えています。


そこで質問なのですが、現在の22歳の段階でC2の虫歯を治療済の歯を、このまま定期検診・クリーニングを繰り返すことで、抜髄することなく一生残していくことは可能でしょうか。

それとも、C2の虫歯に再治療を繰り返しすと、いつかは歯に負担をかけそのサイクルに限界が来てしまうのでしょうか。

現在の治療済の歯の状態、歯茎の状態、今後のケア等の様々な要因に左右されることは存じています。

しかし、先生方のご経験から参考までにご自身のお考えを教えていただくか、もしくは具体的な事例をご紹介してただきたいです。

よろしくお願いいたしします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-06-16 08:14:31
そもそも、どうして何本もの歯が虫歯になったのか、また、再発することになるのかを考えてみませんか。

もしかして、虫歯の主たる原因が歯磨き不足だとか思っていませんか。

むしろ、間食や飲料を含む食品の摂り方の方が、圧倒的に虫歯の発生に関与しますから、その辺りの見直しと是正が出来なければ、お書きになった「このまま定期検診・クリーニングを繰り返すことで、抜髄することなく一生残していくことは」不可能に近いということになります。

昔ながらのプラークコントロールのみならず、力のコントロールや栄養のコントロールなどをも含めた生活習慣の見直しと是正についてまでも指導していただける「ちゃんと予防に取り組んでいる施設」で、定期的に診続けていただくのが良いように思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-06-16 09:17:36
久美さん、こんにちは。

>現在の22歳の段階でC2の虫歯を治療済の歯を、このまま定期検診・クリーニングを繰り返すことで、抜髄することなく一生残していくことは可能でしょうか。

ただクリーニングをしているだけという事であれば、残念ながら難しいと思います。


>それとも、C2の虫歯に再治療を繰り返しすと、いつかは歯に負担をかけそのサイクルに限界が来てしまうのでしょうか。

そうですね。
再治療が起こりづらい様に食生活・生活習慣・力のコントロールも改善していく必要があると思います。


ちなみに、もし今後治療を行う事になった場合は、ハイブリッドセラミックスではなく、オールセラミックス或いはゴールドでの修復をお勧めします。

型取りが不要なレベルであればダイレクトボンディングのような適合をしっかりと合わせられるような治療法を選択されたほうが結果として長持ちはしてくるかと思いますよ。


ご参考程度にしていただければと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 久美さん
返信日時:2019-06-17 13:31:32
ありがとうございます。
食生活や生活習慣の面は、歯科医からの指導もされ、自分で改善しています。

また、追加で質問です。
今後二次カリエスを防ぐために補填物の劣化があれば定期的に詰め替えていきたいです。

しかし、レジン耐用年数が5年ほどであれば、単純に考えて5年ごとに80歳まで交換し続ければ14回行うことになります。
この際かなり歯への負担は大きくなるのでしょうか。

既に治療済の歯の二次カリエスを防ぐためには、どのような詰め物を替えるサイクルが正しいのでしょうか。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-06-17 16:06:20
>食生活や生活習慣の面は、歯科医からの指導もされ、自分で改善しています。

言うのは簡単ですが、ちゃんと出来るかとなると、容易でありません。

もちろん、それが自分流にシフトしていないかどうか定期的に診続けていただくのが必須でしょう。

また、力のコントロールや栄養のコントロールについても、見直しと是正を勧めます。


>この際かなり歯への負担は大きくなるのでしょうか。

同じ歯に対し、抜髄に至らないで14回も修復物の交換することなど、常識的には考えられません。


>既に治療済の歯の二次カリエスを防ぐためには、どのような詰め物を替えるサイクルが正しいのでしょうか。

如何にそのサイクルを伸ばすかという考えを持ち、実践できないうちは、歯を「抜髄することなく一生残していくことは」到底無理でしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 久美さん
返信日時:2019-06-17 16:27:42
再びご回答ありがとうございます。

これまで虫歯を繰り返してきたのは、やはり少中高生の頃からの間食を取る習慣や、栄養のバランス、起床就寝の時間帯が不規則なことなど様々な要因によると気づきました。

現時点で既に多数の虫歯の治療跡があることをすごくコンプレックスに思っています。

しかし、その要因を忘れずに、詰め物を替えるサイクルを延ばす努力をすることで、将来80歳で20本の歯が残せるようにしていきたいと思います。

厳しくもあたたかいアドバイスをありがとうございました。



タイトル 22歳。C2で虫歯治療した歯をケアすれば一生残せますか
質問者 久美さん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
う蝕関連
その他(歯科治療関連)
回答者




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