歯肉下マージンでのクラウンの材質、Cadcam・ジルコニア・EMAX?

相談者: 京介さん (35歳:男性)
投稿日時:2019-08-28 21:03:54
いつもお世話になっております。

5番失活歯 歯肉マージンクラウンの材質で担当医に相談したところ、院内セレックシステムにて作製のCadcam(ハイブリッドレジン)、ジルコニア、EMAXの何れかを勧められました。

この中で、保険のCadcam(ハイブリッドレジンは、歯肉が炎症を起こして最終的には骨に影響を与える可能性があるため、できれば、ジルコニアを勧めるとのことでした。
結局、言われるがままジルコニアにしました。


さらに、CADCamは使用接着剤の関係からセメントウォッシュが起きやすく2次カリエスも、ジルコニアやEMAXに比べると起きやすいとのことですがこれらの説明は正しいでしょうか。
お手数ですがよろしくお願いします。


金額は、
 Cadcam(ハイブリッドレジン) 7000円
 ジルコニア 50000円
 EMAX 50000円 
です。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-08-29 00:15:03
京介 さん
こんばんは

難しいご質問ですね。

まず、材料が歯肉炎症を引き起こしたり、骨に影響があるわけではありません。
その材料と歯肉の周辺に細菌が溜まっているから起こるわけです。
(きっと理解されているとは思いますが)


ところが、そこに挙げられた何の材料も歯肉にぴったりといきにくい材料なのです。

治療中の歯は上でしょうか?下でしょうか?
歯肉に問題を引き起こさないためには、
 1その部のブラッシングを徹底的に行う。
 2歯肉の中までマージンをもっていかない。
 3マージンをメタルにする。

現実的には、それで満足される患者さんは少ないので、クラウンの適合性を最高に改善する必要があります。


この費用で、そこまで出来ていれば素晴らしいですね。

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回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-08-29 02:12:45
こんにちは。

保険のCADCAM冠(ハイブリッド)と自費ジルコニアとe.maxの違いでよろしいでしょうか?

ハイブリッドは樹脂がベースですから吸水性がゼロにならない為汚れやすいとされています。
ブラスチックみたいなイメージで良いだろうと思います。

歯茎にプラスチックをくっつけていると歯茎に炎症が起きてくるのでできれば縁上マージンに仕上げたいだろうと思います。


結晶構造から最も汚れが付きにくいのはジルコニアとされています。
粒度が最もこまかく白い金属のイメージでも良いだろうと思います。

また金属のような自由電子がありませんから生体安定性が極めて高いとされています。
ですから歯科医からのご説明は間違っていないと思います。



〉CADCamは使用接着剤の関係からセメントウォッシュが起きやすく
2次カリエスも、ジルコニアやEMAXに比べると起きやすいとのことですがこれらの説明は正しいでしょうか。
〉お手数ですがよろしくお願いします。

セメントウォッシュが何を言っているのかがわかりませんがセメントの崩壊でしょうか?
ハイブリッドは樹脂ベースですから強度的な問題があり脱離しやすいと言われて、嫌がる先生は多かった印象がありますからその事でしょうか?

説明がわかりにくい印象がありますが、最後臼歯に保険適用制限がある現状ではまだ不安が残る素材だと言うことを示していると思います。


ジルコニアとe.maxが同じ治療費というのは珍しいと思います。
ジルコニアが適用できるという見立てなのでしたらジルコニアにされておいて正解ではないかなと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 京介さん
返信日時:2019-09-01 23:05:44
宮下 裕志 様


お世話になっております。
ご丁寧にありがとうございます。

担当医の話によると、レジン系の物質が歯肉に触れていると炎症が起きてくる旨の説明を受けました。

一方で、細菌の蓄積による炎症反応というのも存じております。


ジルコニアが歯肉にピッタリいきにくい素材というのは初めて聞きました。

今回、どうしても歯肉下マージンになってしまうとの事です。
この費用ではそこまで完璧な治療はできないと私も思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 京介さん
返信日時:2019-09-01 23:11:32
ふなちゃん様

お世話になっております。
ご丁寧にありがとうございます。


保険のCADCAM冠(ハイブリッド)と自費ジルコニアとe.maxの違いでよろしいでしょうか?

はい大丈夫です。

今回、どうしても歯肉マージンになってしまうとの事です。
質問が変わってしまいますが、歯肉下マージンの方が二次カリエス
なりにくいのでしょうか?



セメントウォッシュは、セメントの崩壊の事だと思います。
保険のCADCAM冠の接着剤と、EMAXおよびジルコニアの接着剤は異なっており、後者のほうがセメントの崩壊が起きにくく、結果、二次カリエスに罹患しにくいという説明でしたが、ふなちゃん様のお話によると、その説明はおかしいのかもしれません。

一応、ジルコニアの選択で間違えないとのことで安心いたしました。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-09-06 09:27:14
できればエナメル質内の縁上マージンにしておくほうが接着に関して有利だろうと言われていますが、長さや現在の状態から無理と判断されれば縁下にせざるを得ないでしょう。

5番ですから審美性にマージンの位置設定が大きな問題になることはないので維持力等でそこに設定が必要なのかもしれませんね。


ノンメタルならば歯茎は長期に渡り安定していますから大丈夫ではないかと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2019-09-06 23:39:56
「何を使うか」ではなく、「どんなクオリティの精度で作られたものを装着するか?」が重要です。

装着後の歯とクラウンの境界面を観察すればすぐにわかりますが、雑な仕事の歯科医師歯科技工士が行なっているクラウンの場合、途轍もない段差があります。
それではダメなんです。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 京介さん
返信日時:2019-09-08 01:34:25
>>Drふなちゃんさま

ありがとうございます。お世話になっております。


仰る通り縁下マージンにせざるを得ないとのことでした。

いまだに分からないのが、保険のCADCAMとジルコニアで接着剤が違うから二次カリエスになりくいと担当医が発言されたことです。
しかし、ノンメタルなら安心とのことで安心しました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 京介さん
返信日時:2019-09-08 01:37:05
高田歯科神戸 三ノ宮須磨)のタカタ様

ありがとうございます。
お世話になっております。


てっきり、セレックシステムで印象をとっていればバッチリなのかと思い込んでおりました。
でもそうでもないのですね。

担当医によるとCADCAMでもジルコニアでもセレックを使うので精度は変わらないとも言われました。



タイトル 歯肉下マージンでのクラウンの材質、Cadcam・ジルコニア・EMAX?
質問者 京介さん
地域 静岡
年齢 35歳
性別 男性
職業 会社員(技術系)
カテゴリ ハイブリッドセラミッククラウン
ジルコニアクラウン
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回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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