ゴールドとセラミックでは二次虫歯のリスクが違いますか
相談者:
kana12さん (58歳:女性)
投稿日時:2019-09-26 14:06:27
掲示板で相談させていただいた歯の治療をします。
先生から自費治療のセラミックとゴールドについて説明を受けましたが、こちらでもう少し伺えればと思います。
1. セメントの隙間からの虫歯について
気付かない間にセメントが溶けて隙間ができ、インレーが外れた時には虫歯という状態を防ぎたいです。
セラミックと化学接着したセメントは溶け出さない>隙間ができづらい>二次虫歯になりづらい であればセラミックの大きな利点と思います。
自費治療で同じグレードのセメントを使った場合でも、セラミック(e-max)はゴールドよりもセメントの劣化による二次虫歯になりにくいでしょうか。
2. 歯の保存からは今もゴールドが良いと聞きますが、歯の保存で二次虫歯がおきにくいことより大切なゴールドの持つ特徴とは何でしょうか。
よろしくお願いいたします。
先生から自費治療のセラミックとゴールドについて説明を受けましたが、こちらでもう少し伺えればと思います。
1. セメントの隙間からの虫歯について
気付かない間にセメントが溶けて隙間ができ、インレーが外れた時には虫歯という状態を防ぎたいです。
セラミックと化学接着したセメントは溶け出さない>隙間ができづらい>二次虫歯になりづらい であればセラミックの大きな利点と思います。
自費治療で同じグレードのセメントを使った場合でも、セラミック(e-max)はゴールドよりもセメントの劣化による二次虫歯になりにくいでしょうか。
2. 歯の保存からは今もゴールドが良いと聞きますが、歯の保存で二次虫歯がおきにくいことより大切なゴールドの持つ特徴とは何でしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-09-26 15:18:33
こんにちは。
歯科医の虫歯治療でインレーの場合はほとんどゴールドが使われていることが多いのでゴールドでよいのではないかと思います。
ゴールドは柔らかめの金属でしかも鋳造して作製するので残っている歯質を大きく削り取る必要がないことが多いですからね。
辺縁を追打して延ばして適合させることもできるし、噛む力がかかり過ぎても楔になりにくいとされていると思います。
7年前はセメントに何を使ってもらったのかはわかりませんが、セメントはメタルがくっつくブライマー処理をしてもらいレジン系セメントでつけてもらえばよいのではないかと思います。
メタル色が嫌であればセレックで即日修復(素材は噛み合わせをみてもらいオススメのものを勧めてもらいましょう)してもらうと良いかもしれませんね。
セレックが2次虫歯になりにくいのは仮封が必要ないからだと言われています。
インレーを形成した後の仮封は一時的な蓋ですから作ったインレーをできるだけ調整する事なく付けたいので、仮蓋はストレスなく外す事を前提に作られた製品で蓋をしておくのでその期間に象牙質が感染すると言われています。
ですから即日セットが出来ればそれだけでも2次虫歯のリスクはかなり減るだろうと思います。
気の利いた歯科医院では開いた象牙細管を物理的に閉鎖しておき仮蓋をしてくれますが、保険治療ではそこまでの事は望めないでしょう。
自費治療を選択されておけば手間暇かけて保険治療では期待できない地道な下処理に時間と手間暇と材料をかけてくれますから、そういう治療を選択されておけば噛み合わせに応じて材料はオススメのものにしておけばまず2次虫歯のリスクから逃れられるだろうと思います。
細かい手技については歯科医はあまり話してくれないでしょうが、丁寧に治療してもらっておくと長持ちしますからね。
保険治療だけをしているのではない自費治療をちゃんと行っている歯科医院を選択されておけばよいのではないでしょうか?
素材だけで選択するのではなく如何に丁寧に治療してくれるか?にかかってくるのではないかと思いますから、歯科医院選択が大切だろうと思います。
手仕事ですからイメージはわきやすいのではないでしょうか?
歯科医の虫歯治療でインレーの場合はほとんどゴールドが使われていることが多いのでゴールドでよいのではないかと思います。
ゴールドは柔らかめの金属でしかも鋳造して作製するので残っている歯質を大きく削り取る必要がないことが多いですからね。
辺縁を追打して延ばして適合させることもできるし、噛む力がかかり過ぎても楔になりにくいとされていると思います。
7年前はセメントに何を使ってもらったのかはわかりませんが、セメントはメタルがくっつくブライマー処理をしてもらいレジン系セメントでつけてもらえばよいのではないかと思います。
メタル色が嫌であればセレックで即日修復(素材は噛み合わせをみてもらいオススメのものを勧めてもらいましょう)してもらうと良いかもしれませんね。
セレックが2次虫歯になりにくいのは仮封が必要ないからだと言われています。
インレーを形成した後の仮封は一時的な蓋ですから作ったインレーをできるだけ調整する事なく付けたいので、仮蓋はストレスなく外す事を前提に作られた製品で蓋をしておくのでその期間に象牙質が感染すると言われています。
ですから即日セットが出来ればそれだけでも2次虫歯のリスクはかなり減るだろうと思います。
気の利いた歯科医院では開いた象牙細管を物理的に閉鎖しておき仮蓋をしてくれますが、保険治療ではそこまでの事は望めないでしょう。
自費治療を選択されておけば手間暇かけて保険治療では期待できない地道な下処理に時間と手間暇と材料をかけてくれますから、そういう治療を選択されておけば噛み合わせに応じて材料はオススメのものにしておけばまず2次虫歯のリスクから逃れられるだろうと思います。
細かい手技については歯科医はあまり話してくれないでしょうが、丁寧に治療してもらっておくと長持ちしますからね。
保険治療だけをしているのではない自費治療をちゃんと行っている歯科医院を選択されておけばよいのではないでしょうか?
素材だけで選択するのではなく如何に丁寧に治療してくれるか?にかかってくるのではないかと思いますから、歯科医院選択が大切だろうと思います。
手仕事ですからイメージはわきやすいのではないでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
kana12さん
返信日時:2019-09-26 19:13:32
タイトル | ゴールドとセラミックでは二次虫歯のリスクが違いますか |
---|---|
質問者 | kana12さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 58歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
セラミックインレー(陶器の詰め物) ゴールドインレー(金の詰め物) 詰め物の下の虫歯(二次カリエス) 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。