顎関節症の治療として歯列矯正は普通なのでしょうか?
相談者:
元気になりたいなさん (30歳:女性)
投稿日時:2019-12-17 17:52:15
こんにちは。
私は歯列矯正後、顎関節症になりある歯科で悪化させられてしまいました。
前にもこちらでご相談をさせていただき、歯科大学に相談にいきました。
テレビにも出た腕もいい先生ということで、相談いきました。
レントゲンをとって、色々経緯を説明すると、
「この位大丈夫。変形してる訳じゃないし安心していいよ」
と口を大きく開けるトレーニングしか教えてくれず(私は口を開けた時指三本ギリギリ入ります)、顎も首も肩も痛くて不定愁訴が出ているんですが…と話しても
「それはまた全然別の話し」
と言われて、薬だけもらいました。
こーゆーのは地元の歯科でもしてたし、歯科大学は最後の砦だと思っていたので、なんだか親身になってくれず全然安心できないし遠い中いったのになんだかがっかりしました。
その後、また色んな先生に話しだけ聞こうと話しを聞くと何人かの先生が軟骨が削れてる、矯正の話しをもちかけられたり、下顎が低いからセラミックにして高くするとか…
もうナイトガードをつくっても治らないなら再矯正しかないんじゃ…でもまたお金かかるし悪化したら…と本当に悩んでいます。
顎関節症の治療として歯列矯正は普通なのでしょうか?
矯正前は元気だったのに本当に後悔してます。
よろしくお願いします。。
私は歯列矯正後、顎関節症になりある歯科で悪化させられてしまいました。
前にもこちらでご相談をさせていただき、歯科大学に相談にいきました。
テレビにも出た腕もいい先生ということで、相談いきました。
レントゲンをとって、色々経緯を説明すると、
「この位大丈夫。変形してる訳じゃないし安心していいよ」
と口を大きく開けるトレーニングしか教えてくれず(私は口を開けた時指三本ギリギリ入ります)、顎も首も肩も痛くて不定愁訴が出ているんですが…と話しても
「それはまた全然別の話し」
と言われて、薬だけもらいました。
こーゆーのは地元の歯科でもしてたし、歯科大学は最後の砦だと思っていたので、なんだか親身になってくれず全然安心できないし遠い中いったのになんだかがっかりしました。
その後、また色んな先生に話しだけ聞こうと話しを聞くと何人かの先生が軟骨が削れてる、矯正の話しをもちかけられたり、下顎が低いからセラミックにして高くするとか…
もうナイトガードをつくっても治らないなら再矯正しかないんじゃ…でもまたお金かかるし悪化したら…と本当に悩んでいます。
顎関節症の治療として歯列矯正は普通なのでしょうか?
矯正前は元気だったのに本当に後悔してます。
よろしくお願いします。。
回答1
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2019-12-17 19:02:22
そうですね…
稀に矯正治療をしたら顎関節の症状が消えたという方もいらっしゃるかもしれませんが…
(個人的にはそのような患者さんは経験したことがありません)
僕ならば、
1 本当に顎関節症であれば顎関節症の治療(←専門医紹介)
2 顎、首、肩の不定愁訴の改善
3 歯並び(咬み合わせ)の治療
と言う順で改善に向けて治療計画を立てるように思います。
稀に矯正治療をしたら顎関節の症状が消えたという方もいらっしゃるかもしれませんが…
(個人的にはそのような患者さんは経験したことがありません)
僕ならば、
1 本当に顎関節症であれば顎関節症の治療(←専門医紹介)
2 顎、首、肩の不定愁訴の改善
3 歯並び(咬み合わせ)の治療
と言う順で改善に向けて治療計画を立てるように思います。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2019-12-18 12:17:18
まったくの個人的な見解ですが
顎関節症が発症しある一定期間をすぎても改善しない場合、関節の変形なり位置異常なりが元に戻ることはないです。
つまりその後の治療は、治すのではなく症状を改善する目的で行われます。
とくに、口が開かなくなることが症状としては一番シビアなので、それを改善もしくは進行させないために口をあける練習をするのが、もっとも一般的な治療かと思われます。
ただ通常、そういった治療を行うと変形なり位置異常なりはさらに進みます。
つまり変形をさらに進めて口を開けるようにさせるという考え方になります。
そういった前提で考えると(治らずにある程度期間の過ぎた顎関節症においては)歯並びや咬み合わせを治すといった考え方はまったくナンセンスであるということになります。
繰り返しになりますが私の個人的な考えです。
顎関節症が発症しある一定期間をすぎても改善しない場合、関節の変形なり位置異常なりが元に戻ることはないです。
つまりその後の治療は、治すのではなく症状を改善する目的で行われます。
とくに、口が開かなくなることが症状としては一番シビアなので、それを改善もしくは進行させないために口をあける練習をするのが、もっとも一般的な治療かと思われます。
ただ通常、そういった治療を行うと変形なり位置異常なりはさらに進みます。
つまり変形をさらに進めて口を開けるようにさせるという考え方になります。
そういった前提で考えると(治らずにある程度期間の過ぎた顎関節症においては)歯並びや咬み合わせを治すといった考え方はまったくナンセンスであるということになります。
繰り返しになりますが私の個人的な考えです。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-12-18 23:01:46
こんにちは。
以前のご質問の一部しか確認していませんが、抜歯矯正されたのでしょうか?
抜歯して出っ歯を直したりしますと前歯の噛み合わせが深くなってしまうことがあります。
前歯の見た目を綺麗にする事を優先させる為に前歯を立てすぎて引きすぎるのです。
そういう時は「下顎が低いからセラミックにして高くするとか…」と言うことを提案されることになりやすいと思います。
矯正治療の前歯の噛み合わせが深すぎるのではないですか?
あるいは矯正治療で顎間ゴムを使っていて治療が終わったらゴムをしなくなりますから、顎の変位が生じた等も考えられると思います。
顎関節症様症状を自覚されたのがブラケット矯正装置を外した直後のタイミングだったようですから、それらも大切な情報だろうと思います。
よく行われるのは臼歯の噛み合わせを上げて前歯の干渉を軽減するスプリント療法でしょうか。
最終的には再矯正を行わなければ矯正治療により生じた顎関節症様の不調は治らないと思いますが、大学病院では矯正治療では顎関節症は治せないまたは、矯正治療により顎関節症をなおす事を目指さないという約束事がありますからトレーニング程度で終わることになったのでしょう。
矯正治療では顎関節はある程度適応すると考えられていますが、前歯の噛み合わせが深すぎて顎運動時に干渉していればそれさえ難しいという事になります。
スプリント療法で一旦顎関節症様の不調を取り除きそのスプリントを利用しつつ再矯正して安定した歯並びを再獲得させると言う難題に応えてくれる高度な矯正治療をしている歯科医はいますから「何人かの先生が軟骨が削れてる、矯正の話しをもちかけられたり」と提案されることになるのだろうと想像しました。
実際はどうなのか?については既に何名かの歯科医師に診てもらって説明を受けておられるようですからご自身が選択されるしかないでしょう。
大学病院がこういうときに役にたってくれればよいのですが、なかなか難しいのでしょう。
矯正の先生がご提案してくださった大学病院の矯正歯科を受診されてみてはいかがでしょうか?
矯正治療のやり直しが関わってくると顎関節症の科ではだめだろうと思います。
以前のご質問の一部しか確認していませんが、抜歯矯正されたのでしょうか?
抜歯して出っ歯を直したりしますと前歯の噛み合わせが深くなってしまうことがあります。
前歯の見た目を綺麗にする事を優先させる為に前歯を立てすぎて引きすぎるのです。
そういう時は「下顎が低いからセラミックにして高くするとか…」と言うことを提案されることになりやすいと思います。
矯正治療の前歯の噛み合わせが深すぎるのではないですか?
あるいは矯正治療で顎間ゴムを使っていて治療が終わったらゴムをしなくなりますから、顎の変位が生じた等も考えられると思います。
顎関節症様症状を自覚されたのがブラケット矯正装置を外した直後のタイミングだったようですから、それらも大切な情報だろうと思います。
よく行われるのは臼歯の噛み合わせを上げて前歯の干渉を軽減するスプリント療法でしょうか。
最終的には再矯正を行わなければ矯正治療により生じた顎関節症様の不調は治らないと思いますが、大学病院では矯正治療では顎関節症は治せないまたは、矯正治療により顎関節症をなおす事を目指さないという約束事がありますからトレーニング程度で終わることになったのでしょう。
矯正治療では顎関節はある程度適応すると考えられていますが、前歯の噛み合わせが深すぎて顎運動時に干渉していればそれさえ難しいという事になります。
スプリント療法で一旦顎関節症様の不調を取り除きそのスプリントを利用しつつ再矯正して安定した歯並びを再獲得させると言う難題に応えてくれる高度な矯正治療をしている歯科医はいますから「何人かの先生が軟骨が削れてる、矯正の話しをもちかけられたり」と提案されることになるのだろうと想像しました。
実際はどうなのか?については既に何名かの歯科医師に診てもらって説明を受けておられるようですからご自身が選択されるしかないでしょう。
大学病院がこういうときに役にたってくれればよいのですが、なかなか難しいのでしょう。
矯正の先生がご提案してくださった大学病院の矯正歯科を受診されてみてはいかがでしょうか?
矯正治療のやり直しが関わってくると顎関節症の科ではだめだろうと思います。
回答5
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2019-12-19 10:41:37
私の考えはすでに古い考え方かもしれませんので、今は治す方法がある可能性はあります。
ただ、処置前と処置後のMRIなり顎関節造影撮影なり関節円板の変形あるいは位置異常の確認がなされていることが最低条件です。
顎関節症は放置してもある程度の改善が見込めますので、症状が改善したからと言ってその治療法が有効であったとは限りません。
もし上記のような検査が行われていないのだとすると、その治療の有効性は根拠のないものと言わざるを得ません。
ただ、処置前と処置後のMRIなり顎関節造影撮影なり関節円板の変形あるいは位置異常の確認がなされていることが最低条件です。
顎関節症は放置してもある程度の改善が見込めますので、症状が改善したからと言ってその治療法が有効であったとは限りません。
もし上記のような検査が行われていないのだとすると、その治療の有効性は根拠のないものと言わざるを得ません。
相談者からの返信
タイトル | 顎関節症の治療として歯列矯正は普通なのでしょうか? |
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質問者 | 元気になりたいなさん |
地域 | 栃木 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | その他 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正(矯正歯科)その他 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。