30年経過した奥歯のブリッジを再治療するかどうか(英国)

相談者: Hope1さん (57歳:女性)
投稿日時:2020-02-01 08:41:45
お世話になります。
右下6番が欠損して5番と7番を削って架けたブリッジについてご相談させていただきます。


30年を経過して問題なく機能しているのですが、年齢とともに歯茎がさがり7番の奥側の根元が少し露出している状態です。

小さい黒いものが歯の根元にあります。
虫歯にもみえるが30年前の治療に使った素材の一部ではないかといわれています。

少なくとも5−6年はある状態で変化はほぼみられませんが、7番はやはり心配です。

歯周病はありません。
親知らずはブリッジにする前に抜歯済です。



イギリス在住でプライベートの歯科医にかかっており、雇用主が加入している保険でカバーされてきたのですが、このたび退職することになりました。

保険がなくなる前にやっておいた方がよい治療はしてしまおうと思い検診の際、歯科医に相談したところ、古いブリッジの取り合えを提案されました。

急を要する治療ではないと思いますが、ずっとこのブリッジがダメにだったらどうしようと思いながら過ごしてきたことを思うとこのタイミングでやるべきかどうか迷っています。


30年以上前に矯正しましたが、咬み合わせは悪いので新しいブリッジで口全体の噛み合わせが微妙に変わるであろうことも危惧しています。



1)これは一概にはいえないと思いますが、30年以上経過した奥歯のブリッジの寿命はあとどのくらいはあとどのくらいでしょうか。


2)一概にブリッジの寿命というのは、ポンティックなど上の被せものがすり減ったり、変質したりすることを指すのか、土台の歯に異常が生じるのか、具体的にどのような意味でしょうか。


3)5番と7番を抜髄してから新しいブリッジにすることを勧められています。

年齢的なことを考えると将来的に問題が生じる可能性があり、ブリッジを再度作り替えになるのを防ぐという意味です。
しかし、土台となる歯が失活歯だと余計に歯根破折等のリスクが高くなるように思うのですが、この点についてご意見をいただけないでしょうか。


プライベート保険でやるといったので商売っ気を出された気もするのですが、ロンドンのKings CollegeでEndodonticsの修士履修中の経験豊かな歯科医で、以前根管治療を丁寧にしてもらい信用はしています。

このまましておいて何事もなくあと5−6年持つかもしれませんし、古いブリッジを壊すわけで他に問題が出てくる可能性や、新しいブリッジが長持ちしない可能性などもあります。

見積もりをもらったところブリッジの素材がまだ確認できていないのですが30万程度で8割程度は保険でカバーできそうです。


歯の悪い海外在住者にとっては日本のお医者様の複数の意見がいただけるこちらのサイトは本当にありがたく思っています。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-02-01 16:38:10
個人的には「問題が無いのであればいじらない方が良い」ように思いますが…。


>1)これは一概にはいえないと思いますが、30年以上経過した奥歯ブリッジの寿命はあとどのくらいはあとどのくらいでしょうか。

どうでしょう?
いじらなければ一生使えるかもしれませんし…


>2)一概にブリッジの寿命というのは、ポンティックなど上の被せものがすり減ったり、変質したりすることを指すのか、土台の歯に異常が生じるのか、具体的にどのような意味でしょうか。

 土台の歯が異常(虫歯)になる
 すり減りがある

のどちらもあり得ます。

ただ、個人的には9:1で前者の方が多いように感じます。



>3)5番と7番を抜髄してから新しいブリッジにすることを勧められています。

>年齢的なことを考えると将来的に問題が生じる可能性があり、ブリッジを再度作り替えになるのを防ぐという意味です。
>しかし、土台となる歯が失活歯だと余計に歯根破折等のリスクが高くなるように思うのですが、この点についてご意見をいただけないでしょうか。

抜髄してまで作り替える必要はないのでは…、と言う感じです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Hope1さん
返信日時:2020-02-02 07:35:46
櫻井先生

現在しなければいけない治療以外は積極的にはやる必要がない方に傾きました。
スーパーフロスインターデンタルブラシを含めたデンタルケアを継続して様子をみてみます。


アドバイスありがとうございました!



タイトル 30年経過した奥歯のブリッジを再治療するかどうか(英国)
質問者 Hope1さん
地域 非公開
年齢 57歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
イギリス
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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