歯内療法学会の専門医で自由診療の根管治療をしたが治らない
相談者:
ミネモさん (34歳:女性)
投稿日時:2020-08-03 17:51:53
上の歯の右第二小臼歯を根管治療しています。
以下のような変遷を辿って来ておりますが、改善にいたらず行き詰まっています。
2019年1月:虫歯で神経を抜く
2019年7月:膿や違和感が出て再治療開始
以後、10回程度保険診療にて治療を続けていましたが、「叩くと響く」、という状態が治りませでした。
2020年1月:自由診療の歯科にて根管治療開始
治療は2回、薬を詰めてもらう
これまでにない痛みがあり、何度か薬を飲むことも(医師いわく、これまでの治療が長引いたので薬で痛みが出ているとのこと)
2020年4月:薬を外し、仮歯で様子見
2020年6月:仮歯の状態でも違和感(叩くと響く)がなくならず、痛むこともあり、さらに様子見
2020年9月:再診予定
以上のような経過です。
6月にCTを撮影しましたが、気になる影などはなく問題なさそう、という医師の見解でしたが、叩くと響いたり、たまに痛みが出たりすることは治りません。
医師いわく、
「これまで10回くらい長く治療してきたから、治るのに時間がかかっている」
という説明で、何ヶ月も仮歯で様子見をしてきました。
ただ、仮歯も違和感がありますし、痛みが出ることもあるので、様子見はもう限界だと感じています…。
治療に当たっているのは、歯内療法学会の専門医です。
気になる点は、自由診療での治療をした後から痛みが出始めたことです。
保険診療での治療では、叩くと響くという違和感はあれど、痛みはありませんでした。
自由診療でラバーダムをかけ治療を行った最中も激痛があり、終わってからも痛みが出ることがあります。
このままこの専門医に任せるのかどうか、悩んでいます。
仮歯が「高い」と話しても「慣れるから」と調整してくれなかったり、「痛みがある」と相談しても「レントゲンにおかしなところはない」「様子見で」という返答があったりで、少し不信感もあります。
引っ越す前に通っていたので、片道2時間近くかかることもあります。
ただ、ヘタに途中で歯科医を変えることはせず、最後までお任せしたほうが良いものでしょうか。
また、病院を変える場合は、やはり歯内療法学会の専門医が良いのでしょうか。
10万円以上費用も時間もかかったので、転院するのも辛いですが、このまま通い続けても……という気持ちもあります。
何かご教示いただければ幸いです。
以下のような変遷を辿って来ておりますが、改善にいたらず行き詰まっています。
2019年1月:虫歯で神経を抜く
2019年7月:膿や違和感が出て再治療開始
以後、10回程度保険診療にて治療を続けていましたが、「叩くと響く」、という状態が治りませでした。
2020年1月:自由診療の歯科にて根管治療開始
治療は2回、薬を詰めてもらう
これまでにない痛みがあり、何度か薬を飲むことも(医師いわく、これまでの治療が長引いたので薬で痛みが出ているとのこと)
2020年4月:薬を外し、仮歯で様子見
2020年6月:仮歯の状態でも違和感(叩くと響く)がなくならず、痛むこともあり、さらに様子見
2020年9月:再診予定
以上のような経過です。
6月にCTを撮影しましたが、気になる影などはなく問題なさそう、という医師の見解でしたが、叩くと響いたり、たまに痛みが出たりすることは治りません。
医師いわく、
「これまで10回くらい長く治療してきたから、治るのに時間がかかっている」
という説明で、何ヶ月も仮歯で様子見をしてきました。
ただ、仮歯も違和感がありますし、痛みが出ることもあるので、様子見はもう限界だと感じています…。
治療に当たっているのは、歯内療法学会の専門医です。
気になる点は、自由診療での治療をした後から痛みが出始めたことです。
保険診療での治療では、叩くと響くという違和感はあれど、痛みはありませんでした。
自由診療でラバーダムをかけ治療を行った最中も激痛があり、終わってからも痛みが出ることがあります。
このままこの専門医に任せるのかどうか、悩んでいます。
仮歯が「高い」と話しても「慣れるから」と調整してくれなかったり、「痛みがある」と相談しても「レントゲンにおかしなところはない」「様子見で」という返答があったりで、少し不信感もあります。
引っ越す前に通っていたので、片道2時間近くかかることもあります。
ただ、ヘタに途中で歯科医を変えることはせず、最後までお任せしたほうが良いものでしょうか。
また、病院を変える場合は、やはり歯内療法学会の専門医が良いのでしょうか。
10万円以上費用も時間もかかったので、転院するのも辛いですが、このまま通い続けても……という気持ちもあります。
何かご教示いただければ幸いです。
回答1
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-08-03 22:18:14
残念ながら、そのようなことは時々置きます。
レントゲン上で問題がなく、患者さんの自覚症状だけが残る、という。
又、生体の反応として、長く根管治療し続けてると、反応が引きずると言うこともあります。
自費治療してから、というのも、根管拡大とかで一所懸命に炎症物質を取り切って、その反応が一時的に出ている、という可能性も否定できません。
感染根管治療で、何度も削られることになったら、歯質も薄くなってくるでしょうから、それも考えものだと思います。
そして、お金を掛けたから治る、という断言もできないのが医療の限界です。
根管治療された歯というのは、歯髄のある歯とは感触が違ったりしますので、叩くと響く程度だとしたら、それ以上の改善はなかなか置きないのかも知れません。
先生は、専門医の資格をお持ちなのですから、その基準に従ってされてると思いますので、それにここで異議を挟むことは難しいかと思います。
レントゲン上で問題がなく、患者さんの自覚症状だけが残る、という。
又、生体の反応として、長く根管治療し続けてると、反応が引きずると言うこともあります。
自費治療してから、というのも、根管拡大とかで一所懸命に炎症物質を取り切って、その反応が一時的に出ている、という可能性も否定できません。
感染根管治療で、何度も削られることになったら、歯質も薄くなってくるでしょうから、それも考えものだと思います。
そして、お金を掛けたから治る、という断言もできないのが医療の限界です。
根管治療された歯というのは、歯髄のある歯とは感触が違ったりしますので、叩くと響く程度だとしたら、それ以上の改善はなかなか置きないのかも知れません。
先生は、専門医の資格をお持ちなのですから、その基準に従ってされてると思いますので、それにここで異議を挟むことは難しいかと思います。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-08-04 10:15:48
こんにちは。
歯内療法専門医の自費治療で痛みが出て、ご不安になっておられるようですね。
仮歯が高いのであれば調整してもらう必要があると思いますが、様子見を指示されて治らないのであれば、大学病院等の高次医療機関で第三者による診断を受けられ、複数の歯科医に判断してもらうことがよいかもしれませんね。
医院側から資料を提供してもらいたい場合は、資料提供料を払いセカンドオピニオン外来で自費でご相談される事になると思います。
通常の初診扱いで感染根管の検査と診断を受ける事も可能でしょう。
その場合は保険適用可能でしょう。
歯内療法専門医の自費治療で痛みが出て、ご不安になっておられるようですね。
仮歯が高いのであれば調整してもらう必要があると思いますが、様子見を指示されて治らないのであれば、大学病院等の高次医療機関で第三者による診断を受けられ、複数の歯科医に判断してもらうことがよいかもしれませんね。
医院側から資料を提供してもらいたい場合は、資料提供料を払いセカンドオピニオン外来で自費でご相談される事になると思います。
通常の初診扱いで感染根管の検査と診断を受ける事も可能でしょう。
その場合は保険適用可能でしょう。
回答3
相談者からの返信
相談者:
ミネモさん
返信日時:2020-08-04 14:27:10
松元先生
船橋先生
小牧先生
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
長く治療を続けたり、治療中に激しい痛みがあったりしたので、その影響を引きずってしまっているのかもしれない、ということはあるかもしれません。
また、大学病院の専門医で診てもらう、慢性疼痛の専門医に診てもらう、という他の選択肢もご提示いただきありがとうございます。
もう少し様子をみて、検討してみようと思います。
ありがとうございました。
船橋先生
小牧先生
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
長く治療を続けたり、治療中に激しい痛みがあったりしたので、その影響を引きずってしまっているのかもしれない、ということはあるかもしれません。
また、大学病院の専門医で診てもらう、慢性疼痛の専門医に診てもらう、という他の選択肢もご提示いただきありがとうございます。
もう少し様子をみて、検討してみようと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 歯内療法学会の専門医で自由診療の根管治療をしたが治らない |
---|---|
質問者 | ミネモさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療後の歯の痛み 根管治療の専門医 根管治療後の痛み 根管治療に関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。