深い虫歯のインレー、再治療で金属アレルギーの場合の素材選び

相談者: カミーユさん (38歳:女性)
投稿日時:2020-09-03 23:38:09
左下、奥から3番目と4番目をまたいで保険適用外の3万円くらいする詰めを数年前にしました。

神経がとても近い場所で次に虫歯になったら神経を残せるか微妙な箇所です。


私は金属アレルギーで、パッチテストでニッケルとパラジウムがダメなことがわかりました。

その場合、この先もしもまた虫歯や詰め直しなどになればどのような素材での治療があるのでしょうか?

保険は適用外でもかまいません。
何かオススメの素材などありましたら教えて頂きたいのですが、、。

食いしばりが左側が特に酷く、骨が少し下がってきているようです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-09-04 01:00:22
こんにちは。

金属アレルギーではニッケルやパラジウムはよく出るようです。

皮膚科からは飲食についての指導はありましたか?
皮膚科のパッチテストは接触性皮膚炎を起こすアレルゲンを調べている為、汗や繁殖した雑菌により溶けだすニッケルはよく出るようですが、安価な金属で加工しやすい為、身の回りにある様々な銀色の金属に使われていますから汗をこまめに拭く習慣が必要なようですね。

時計、眼鏡、バッグ、下着、ペン、ベルト等の金属やアクセサリー、銀色の硬貨等等身の回りに沢山あるので一度金属アレルギーと診断されると厄介ですね。

また、チョコレートやナッツ、豆類、穀類、海藻類…本当に色々な物に含まれています。
困りましたね。


歯科治療では金属を使わずに治療出来ますから受診の際は歯科医に皮膚科の診断書をお持ち下さい。

今年から純チタンが保険適用されましたから銀色ですがアレルギーのリスクがほぼありませんから安心ですね。


虫歯の状態や大きさにより修復形態が変わりますから歯科医にしっかり診断してもらい、アレルゲンになる金属は使用しない治療をしてもらえるでしょう。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-09-04 06:51:03
カミーユ さんこんにちは。

金属アレルギーで、パッチテストでニッケルとパラジウムがダメなことがでていれば、医科から金属アレルギーの診断書をもらって歯科受診をすれば、保険CAD/CAM冠が7番目でも治療が可能になります。

チタンもアレルギー反応が出る患者さんもかなり少ないですが、出ることがあります。
安全なのは白い材料になると思います。


詰めものであれば、レジン保険外セラミックインレーなども選択肢になります。


参考までに。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カミーユさん
返信日時:2020-09-08 14:49:40
先生方、お忙しい中ご回答頂きありがとうございます!

とても参考になりました。



タイトル 深い虫歯のインレー、再治療で金属アレルギーの場合の素材選び
質問者 カミーユさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 詰め物、インレーその他
歯科金属アレルギー
お勧めの詰め物・インレー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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